国道、業火、背高泡立草 公演情報 国道、業火、背高泡立草」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    こだわりを感じるディープな作品
    スーツケースを片手に町へ降り立ち、人と会話をしていきながら
    町の状況や男の過去が見えてきて、話がどんどん見えてくる

    町をグルグル回ることでその男が抱えた過去のトラウマや蘇ってくる…

    人間の本質的な部分を浮き彫りにした見応えある作品を
    役者さんが真面目に熱く演じているのでリアリティに伝わってきます!

    人間の嫌な部分が見え隠れしながらクライマックスは鬼気迫る演技に怒涛の展開に圧倒されます!

    誰かがTwitterで呟いてましたがこれはその人間模様を
    高い客席から眺めているディープなお芝居!

    私は観ていて凄く重たく感じましたが
    演劇関係者にはかなり評価が高いんじゃないでしょうか⁈

    ネタバレBOX

    この劇団は作品創りにじっくり取り組むために
    2年に1度の公演スタンスをとっているので次はなかなか観れないかも⁈

    そんなこだわりも興味が湧いた京都の劇団、初見です

    それが舞台のセットにも現れています
    街灯に照らされた客席は2mの高さから舞台を見下ろす感じの作り
    壁には蔦が絡まり、地面には枯葉が落ちているなどこだわりを感じるセット!
  • 満足度★★★★★

    ガツン、ガツン
    烏丸ストロークさん、初見。座席につくなり、予想外の舞台セットにドキドキ。お芝居始まってワクワク。ガツンと来ました。面白かったぁ~。今後、ハズせません!

  • 満足度★★★★★

    地方の劇団といっても、首都圏の舞台より先鋭的かもしれない
    久々に観たら予想以上に凄かった(笑




    ネタバレBOX

    こんな観客席の配置が出来るのはアイホールならではないのかなァ。

    先日みた「ルル」のように、
    おそらくは役者・物語と観客の視線の交差するさまを分析しながら、
    題材から結びついたその結論は、
    まさに真逆となるのが面白い(笑

    地方の荒れ果てた農村と、
    その向こうのヒルズめいた大阪の都島(主人公が成功して億ションを手に入れる場所とされる。実際のほとんどの都島はそんなことはないけれど、発音してみると随分と綺羅びやかなイメージだ(笑
    の風景が響きあって、
    息子が成功して働かなくても良い筈なのに、
    立派なマンション(多分部屋から河や普通の家屋を遥か下に見下ろす部屋なんだろう)を出て、新幹線の清掃を続けて
    (昔の人は働きものなので、別に働かなくても食べていけても清掃とか汚れ仕事を喜んでやる人は意外と多い。若い人は見かけで人を判断しないようにしよう(笑
    最期は癌になって死ぬ母親の行くあてのない人生が寂しい。

    想像だけど、
    母親は、息子に億ションを買って欲しかったのではないと思う。

    死ぬ前に息子が母親が今までしてきた清掃の仕事
    (人は嫌がるかもしれないけど当たり前だけど必要不可欠。大昔のロンドンや江戸なんかではこんな人が大勢いいたのでリサイクルが進んだ
    を素晴らしいと思ってくれて、
    たとえ少しでも一緒に働いてくれたら、それで十分幸せだったのではないかと思う。

    個人的には、ハッキリポレシュを意識した作品ではないかと思ったりもした。

    マネーゲームの狂奔みたいなのを描いた作品では、
    ミナモザで以前短編をみた気もするが、
    こちらの作品のほうが、生音もあるし(笑
    完成度という面でも図抜けている(まぁ、短編はあくまでたたき台なんだろうけど
    このような資本主義の行き着く先のような物を描くには、
    首都圏や大阪ではなく地方を題材にするほうがはるかに適していると思う。

    このような作品は、普通首都圏の公共の劇場は嫌がるような気もするので
    (平気で実名の企業とか出てくるし。直接は関係しないけど
    そういう意味でもアイホールは他の首都圏の公共の劇場とは趣が違うようにも思う。

    交通の便がもう少し良ければなぁ・・
    昼に京都行ってからだとメッチャきつい。8時開演とかにならないかな・・。

    個人的には、この烏丸と(一見そうは見えないかもしれないけど)原宿の劇評を確実に取り入れた感のある子供鋸人は、
    関西での上演だけれど
    ハッキリ現時点で首都圏の劇団より先鋭的と言っていいかもしれないと思った春の休日(笑

このページのQRコードです。

拡大