殿様と私 公演情報 殿様と私」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-1件 / 1件中
  • 満足度★★★★

    楽しい♪
    おもしろい!
    マキノノゾミがそうさせるのか、文学座がそうさせるのか、コラボレーションなのか、まんず面白い。
    いま、ベテラン役者たちが楽しい♪

    <途中>⇒ネタバレBOX。

    演出もマキノノゾミだったらどんな作品になっただろうか?とも気になる。

    ネタバレBOX

    時代は明治、文明開化、入り込んできた西洋を心底毛嫌いする華族の老子爵。
    その子爵が、ある事件を種火とし、それをフォローすると見せかけた息子の下心ある説得により、心ならずも鹿鳴館での舞踏会デビューをするべく外国人の婦人を招いて稽古にはげむことになる。

    そこはそれ、話は順風満帆にはいかず、いろいろ出来事が起こる。
    娘の初恋から失恋まで盛り込まれていたり、子爵の亡き妻やダンス教師の亡き娘の話などちょっと引き込まれるエピソードなどが絡む。

    ダンス教師、英国大使館の館員、と外人役が登場するが、演者は日本人で台詞はもちろん日本語。だけど舞台上の子爵たちとの会話は英語の分かる者を介してでないと進まない。が、両者のすべてのコトバは客席には通じているわけで、面白い趣向。

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