スタッフ |
〈プログラムA〉 Jakie ジャキー
by シャロン・エイアール&ガイ・ベハール (上演時間:35分)
日本では初めての本格的な紹介となる、今世界から注目を集めるシャロン・エイアール&ガイ・ベハールのダンス作品。16名のダンサーがヌーディーなボディスーツに身を包み、つま先立ちでバランスをとりつつ身を寄せ合う姿が暗闇から浮かび上がる。繊細かつ強靭な肉体のアンサンブルと身体を内側から揺さぶる低音のビートによる、エネルギーがほとばしる展開にひと時も目が離せない。
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〈プログラムB〉 One Flat Thing, reproduced ワンフラットシング, リプロデュースト
by ウィリアム・フォーサイス (上演時間:15分)
舞台上に、轟音を立てて大きな机20台がダンサーとともに現れる。 ダンサーはランダムに出入りしながら、複数の規則に基づいて、休 みなく踊り続ける。「テーブルダンス」という名称で親しまれるフォーサイスの代表作の一つであり、世界の多数のバレエ団のダンサーによって踊られている。彼が追求したバレエの脱構築の先にあるテクニックと、緩急、ダンサーと舞台空間の緻密な設計を見ることがで きるスリリングな作品。
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〈プログラムC〉 Solo Echo ソロ・エコー
by クリスタル・パイト (上演時間:20分)
前回の来日公演で上演した『The Statement』や、2023年に自身が主宰するキッドピボットが上演した『リヴァイザー』で日本に鮮烈な印象を残したパイト。降りしきる雪を背景に、幻想的な世界を作 り出す本作は、ブラームスの著名な2つのソナタにのせて紡がれる。 2017年にブノワ賞(振付家部門)を受賞したパリ・オペラ座バレエ団 『The Seasons’ Canon』と同様に、音楽よりインスピレーションを得て創作された傑作だ。
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〈プログラムD〉 La Ruta ラ・ルータ
by ガブリエラ・カリーソ (上演時間:35分)
夢に関する言説に基づいて展開される『La Ruta』は、スペイン語で「道」を意味する。ピーピング・トム作品と共通する卓越した身体性 はもとより、ジャパニーズ・ホラーを彷彿とさせる侍や墓などの断片的なイメージや点滅する照明、舞台装置により、倒錯した世界へと観る者を導いていく。「ユーモアを散りばめたディストピア的な夢」、「悪夢のような作品」(Bachtrack 紙)とも語られるNDTにとっても 挑戦的な衝撃作。
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I love you, ghosts アイラブユー, ゴースト by Marco Goecke 世界初演:2022/2/3, アマーレ /ハーグ(オランダ) 上演時間: 28 分
NDTの以前拠点であった、親しみ深いルーセント・ダンス・シアターへのオマージュとして、ゲッケがNDTへ振り付けた11作目。2019年のNDT来日公演で上演した『Woke up Blind』で多くの観客を魅了した手や腕を素早く小刻みに動かす身体言語は本作でも健在。そのミニマルなムーブメントは観客へも緊張感と没入感を生み出す一方で、ハリー・ベラフォンテによる楽曲の歌声が作品の情感を溢れさせる。 |
振付家の代表作から最新作までの
魅惑のトリプルビル
NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)は、才能豊かな気鋭振付家と世界中から集まった選りすぐりのダンサーたちによる共同制作によって、年間約10の新作を発表。オランダ国内外で上演を続けている、世界で最も人気の...
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