七ツ寺プロデュース第19弾+寂光根隅的企画第3弾
七ツ寺プロデュース第19弾+寂光根隅的企画第3弾
実演鑑賞
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2012/09/27 (木) ~ 2012/09/30 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://nanatsudera.org/
期間 | 2012/09/27 (木) ~ 2012/09/30 (日) |
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劇場 | 七ツ寺共同スタジオ |
出演 | 澤村一間、伊藤早紀、ニシムラタツヤ(AfroWagen)、澤野正樹(仙台シアターラボ)、荒野紘也(TheatreGroup“OCT/PASS”[仙台]、前田浩和(DarumaDoll[松山])、笹岡豪(双身機関)、サエト(room16)、押田清秀(猫足ウィローズ)、ナオスケ(猫足ウィローズ)、森田ろば(劇団15才) |
脚本 | 作:三島由紀夫 |
演出 | 寂光根隅的父、澤村一間 |
料金(1枚あたり) |
3,300円 ~ 2,300円 【発売日】 一般前売 2,800円、当日3,300円 シニア前売 2,300円、当日2,800円(60歳以上) 学生前売 2,300円、当日2,800円 ※学生券は学生証を、シニア券は年齢確認のできるもののご提示をお願いたします。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 9月27日(木)19:00 9月28日(金)19:00 9月29日(土)15:00 9月30日(日)15:00 ※開場は開演の15分前、受付は60分前からです。 |
説明 | × × × × 私あの谷間の草地を、「自然動物園」って呼んでるの。わかって?人間っていう動物が、あそこで放し飼にされていて、一等自然な生態を見せるからよ。若いの。どれもこれもみな若い。 × × × × ああ、ああ、嘆かわし、憤ろし。 かかる世に、などてすめろぎは人間(ひと)となりたまひし。 × × × × 三島由紀夫がもし生きていたならば、その目に今の日本はどのように映るだろうか。彼が喝破した「経済的繁栄にうつつを抜かし、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込む」有り様は些かも変わっていない。「戦後のあまりに永い日本の眠り」は天才作家の自刃をもっても覚めやる訳が無く、病は益々膏肓のうちに入った感がある。三島由紀夫が今生きて、再び自衛隊駐屯地に立て籠もったならば、21 世紀の若者たちは益々嘲笑するか、あるいはただひたすらにパニックを起こすか、それともネット動画でも見るように遣り過ごすか。純血、国体、武士の魂などといったものたちが甦ると信じるほど純ではないが、それがどれほど隔世のことなのかを見てやりたい。それがこの舞台を立ち上げる理由の全てだ。悪趣味に映るかも知れないが、悪意に基づくのだから仕方がない。これくらいの色眼鏡を通さないと「美しい日本の私」など、今さら痕跡すら探せない。そういう時代なのだ。 寂光根隅的父 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 照 明 吉戸俊祐 照明オペ 川北唯(渡川組) 音 響 尾関崇之(劇団EARTH) 衣 装 あぼともこ(座★NAGAKUTE) 舞台監督 金子康雄 演出助手 ポチ(双身機関) 寺島久美子(愛知淑徳大学演劇研究会「月とカニ」) 写真撮影 構久夫 宣伝美術 岸★正龍 制 作 七ツ寺企画 寂光根隅的父 澤村一間 主 催 七ツ寺企画 寂光根隅的企画 |
私あの谷間の草地を、「自然動物園」って呼んでるの。わかって?人間っていう動物が、あそこで放し飼にされていて、一等自然な生態を見せるからよ。若いの。どれもこれもみな若い。
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ああ、ああ、嘆かわし、憤ろし。
かかる世に、などてすめろぎは人間(ひと)となりたまひ...
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