無差別 公演情報 無差別 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
21-39件 / 39件中
  • 満足度★★★★

    無差別に、降り注ぐ
    すごく良かった。今までに私が観た柿オリジナル作品でNo.1かも。最初はなぜに民話調?と思ったけど、荒々しく脈打つあらゆる命をことほぐ、祈りの演劇だった。野蛮で嫉妬深くて愚かでチャーミングな日本の神様が、劇場に降りてきてくれた。もうちょっと笑いが多い方が好みかな。

  • 満足度★★★★

    お客に西野カナ的な共感を求めない骨太な御芝居?
    実質上演時間85分。
    評価は★3.5くらいが妥当かもしれないが、演出と役者の演技・身体表現がおもしろかった。

    感想は色々書いたのですが2回ともログアウトしてしまいも書く気力が無いです(泣)

    中屋敷演出のアングラ劇といった風情。

  • 満足度★★★★

    どんどん進化していく
    柿喰う客 の芝居は、予測がつかない。本作は見事に統制され、圧倒されるばかりである。照明の使い方、音響やダンスも見事ににはまっていた。
    アフタートークで、中屋敷さんが求めているものは人を超越したもので芝居をやりたいということを語っていた。
    七味さん、玉置さんも一段と輝いていた。

  • 満足度★★★★

    七味まゆみさんの観音菩薩像とかあったら欲しいな。
    現代能みたいな風情だったけれど、終盤、かなりリアルな現実をつきつけられた。
    七味まゆみさんは菩薩だなあ。

  • 満足度★★★★

    洗練
    個々の俳優さんの魅力が発散されていて、舞台装置もクールで音楽や照明や踊りもどれもすばらしく最高にinspirationalでありながら、肝心のお話がそんなにおもしろくないと感じました。あと、血なまぐささとか蔑視・憎悪などの悪感情が入り乱れる話なのにずいぶんと洗練された提示というか、不快感ほぼなく。そこが惜しいような。

  • 満足度★★★★

    予想外展開、良い!連休のお勧め
    悪趣味からしか見ていないんですが、どんよりとした空気で始まり最後も混沌とした希望と絶望のような圧力がある、神話寓話的な話は柿さんでは初めて見る内容でしたが、特殊なセットで展開する身体力の高い舞台は、かなり迫る瞬間がありました。90分と時間も丁度よいです。物語は別々に掘り下げると面白そうな2軸が集合するラストは重い結果なのですが。痛く刺さる事なく気軽に見れてしまうのが、★ひとつ足りない所かな。ブログはまだ始まったばかりでネタバレしますから連休明けにリンクします。そうそう、メンバーが大幅に変わって、増えてるのも驚きです。こっそりブログリンクしまひした、ネタバレ注意です

  • 満足度★★★★

    無差別
    何も言えない!

    観て下さい!

  • 満足度★★★

    熱演だが
    ちょっと単調で苦手な作風。舞台が中央のみなので、端に座ると首が疲れる。

  • 満足度★★★

    「劇団力」を感じる
    さすがオール劇団員による公演!って感じの、「密」なステージ。
    始まりから終わりまで、空気の「濃さ」はさすがとしか言いようがない。

    「これぞ、柿」っていう感じの、柔軟性とダイナミクスに満ちた身体表現の一挙一動に見ごたえがあって楽しい。
    照明や美術も印象的。

    ただ脚本はいろいろな意味で新鮮さがなかったような。
    「作:中屋敷法仁」とあるにもかかわらず、作劇や「神話」や「戦後」についての語り・視座が、女体化シリーズのような「語り直し」の域を出てなかった気がする。

    また5月に結成当時からのメンバーが抜けてしまったことによって、良くも悪くも劇団員の「均質性」が(特に「声」の面で)高くなってしまっていた印象があり、そのことが今回の作品では「軽いシーンが全体から浮いてしまう」という悪い方向に作用してしまったような感が。
    今までの柿喰う客とは違う、メンバーチェンジを経た現・柿喰う客のための新しい表現方法を模索してもよいのではないかなあと、思ってしまいました。

    役者として観るのは初めてだった中屋敷さん。アンサンブルとしての身体は面白かったんですが、台詞となると・・・^^;
    他の方に比べて、声が「後ろ」に行ってしまっているような印象も受けました。

    まあ、いろいろ書いてきましたが間違いなく満足度は高い作品だと思います。
    千秋楽まで、怪我のないように祈ります。

    ネタバレBOX

    脚本でちょっと違和感あった個所が。
    大楠古多万に生えた「キノコ」を、そのまま「キノコ雲」へスライドさせる展開、演劇としては面白かったんですが、その接続は「ポリティカリーに考えてどうなのか/歴史的に考えてどうなのか」ということについて納得できなさが残ってしまった感じです。

    にしても、観終わってこれほどまでにジャングルジムで遊びたい気分になる作品も、そうそうないような・・・w
  • 満足度★★★

    バイバイ
    題材の割に踏み込みが浅いように思う。
    けどまぁ、いいのか。神様の話だから。
    なんだかなぁ、柿はもういいや。さいなら。

    ネタバレBOX

    なんつうか、作品の出来不出来とか動員数とか関係無いとこ行っちゃったね。
    可愛げなくなった。
  • 満足度★★★

    すごく時間が経ってしまいましたが
    「絶頂マクベス」以来の柿喰う客。久々の新作本公演。

    相当な試行錯誤があったのではないだろうかと思わされる作品だった。脚本+演出+役者力のトータルでいうと、やはり柿喰う客は俺の中での関東ベスト5に入るなあ。

    中屋敷法仁さんは無駄が無い。そつがない。妥協が無い。で、中屋敷さんの希望・要望・要求に応える事ができる役者さんが集まっている。期待していた作品と全く違ったものが提供されても納得してしまうし、そもそも、柿喰う客に関してはそろそろ先入観無しで観に行かねばと思っている。それだけの演劇力を持った劇団になりつつあるのではないか。浅く広くではなく、深く広いジャンルのオリジナルを手がけるきっかけとなる作品となるのではないか、これは。新しい血がが入って、ますます楽しみだ。

    神、樹、犬、モグラに対する畏怖、劣等感を中央の木に集中させ、観客の視線を一切ブラすことがない淡白な舞台美術。あのシンプルさと落ち着きが、これからの柿喰う客"B-Side"として定着し始めるのではないかな。

    役者・中屋敷法仁、久々に拝見しました。

  • 満足度★★★

     
     

  • 満足度★★★

    初見
    新装した池袋芸術劇場へ。
    とてもバランスが取れてたお芝居でした。しかし、肝心の物語が面白くなさすぎて何度か落ちそうに。素敵な役者さん、照明、演出、だっただけに勿体ない印象。オリジナル脚本ではなく既成の脚本の方が劇団の魅力が全面にでるのではないでしょうか。

  • 満足度★★★

    新しさと柿らしさ
    今までいくつか柿の劇を観させていただきましたが、女体シリーズや今までの劇とは違い、柿のみの「今」のメンバーで作り上げた、新しい「今の柿」の劇だったのではないかと。

    今までと違ったのは、中央に集まった身体の動きと、内容にメッセージ性が盛り込まれていたこと。僕は今まで柿の魅力は舞台を右往左往する身体能力とそれに付随しない内容の無さだと思っていましたが、今回はその両方を裏切られた感じです、いい意味で。
    とはいえ、礼央くんに代表されるあの身体能力の高さは相変わらず健在。これからの新しい柿にも期待大!

  • 満足度★★

    うーん
    個人的には、あらすじから期待していたまでではなったかな。役者の動きはよかったのだが。

  • これが見たかった
    戦後思想の転換が生存に必要最低限の脂肪をつけて舞台上で生きているのを見たような気分です。こういう端的にテーマを見せ付けるものが自分のほしかったものなんだなと思いました。見なければ分からないので見てください。

  • これが本来の姿か
    皆さん、本気でした。いや、毎回どの舞台でも真剣にやられているとは思うんです。けど、今まで観た柿の中で一番すごかった。中屋敷さんがおっしゃっている「芸術とは分からないものだ。でも、観ていてすごいと感じる」という言葉の意味を身をもって知りました。前回のオリジナル作品からは1年半ぶりとのこと。今からまた1年半待つことを想像するととても辛いです。最後に、恒例のアフタートークでお客さんがほとんど帰りませんでした。皆さん、それだけ満足されたのかと思います。

  • すごい作品
    話自体は難しかったですが、役者さんが本当にすごかったです!
    引き込まれました。
    また観たいです!

  • 初☆
    ずっと気になっていましたが、柿食う客初観劇でした!
    過去公演の評判などから想像していた作風とはかなり異なり、なんといいうかアングラな感じでした。 が、個人的にはかなり好みです!
    鉄棒を組み合わせたセットと、取り囲むように配置されたたくさんの照明が印象的でした。 アフタートークが非常に興味深かったです。
    客席は大部分が劇団のファンのかただったのでは、と思いますが、みなさんかなり真剣に聞いておられました。 そうですよね、『やりたいこと』と『お客様が見たい・期待するもの』って必ずしも同じじゃないですよね。

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