演劇

猴vol.11

Last supper

実演鑑賞

【閉館】カラビンカ(大阪府)

2004/02/07 (土) ~ 2004/02/08 (日) 公演終了

休演日:なし

上演時間:

公式サイト: http://masira.cool.ne.jp/works/011lastsupper.htm

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
猴初の男芝居。
内戦の絶えない荒れきった国、コスタ。
コスタの巨大刑務所に勤務する死刑囚の『最後の晩餐』担当の3人のコック。
彼等の性格はバラバラ。しかし『同性愛』という性癖は一致。

刑務所の厨房の一角で綴る、猴なりの耽美NO WAR宣言。
『…毎日ずっと考えてんだ、死ぬ前に何食...

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公演詳細

期間 2004/02/07 (土) ~ 2004/02/08 (日)
劇場 【閉館】カラビンカ
出演 玉川某、トビーホフ・ボルシチーノ、新田臣、与党マン
脚本 新田臣
演出 新田臣
料金(1枚あたり) 1,800円 ~
【発売日】2003/12/01
前売り、当日共
公式/劇場サイト

http://masira.cool.ne.jp/works/011lastsupper.htm

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明 猴初の男芝居。
内戦の絶えない荒れきった国、コスタ。
コスタの巨大刑務所に勤務する死刑囚の『最後の晩餐』担当の3人のコック。
彼等の性格はバラバラ。しかし『同性愛』という性癖は一致。

刑務所の厨房の一角で綴る、猴なりの耽美NO WAR宣言。
『…毎日ずっと考えてんだ、死ぬ前に何食おうかなってな』


【終演後記】
…というわけでお楽しみ頂けたのでしょうか?
正直言って不安です。

ウチの芝居は終わった後に何も残りません。
それはもう見事なまでに。

なんで今回この「後パンフ」という形をとってみました。
帰りの電車やなんかで読んで頂いて、
せめて家に着くまでは記憶に残っていればなぁと。
家に帰るまでが遠足です。

「アンチハッピーエンド」、「FUCK'N演劇」が信条です。
人によっては不快感が残る事でしょう。
本当にゴメンなさい。

けれどやらずにはいられないのです。
これが僕等の存在証明なんです。


生きる是すなわち表現也。
表現の無い人生に意味は無し。


数多くの表現集団が人生の意味や生きることの素晴らしさを訴えています。
陰陽のマークをご存知でしょうか?光ある所に影ありっていうアレです。

物事は全て表裏一体であると考えます。
万物はプラスマイナスによって支えられているのです。

あまねく人々に生きる愚かさを、
人生の無意味を、
無表情な人々に無感動を。

そこから見えてくることもあるかもしれません。

そんなことないのかもしれません。

だけど僕等はやり続けます。

そこに生き難い浮世がある限り、
溜息が呼吸である昨今、
せめて虚構を共有しお互いに笑い飛ばそうじゃありませんか?

乾いた笑いが世界を変えるそんな日を夢見てこれからも邁進していく所存です。
ではまた劇場でお会いしましょう。

We are fuck'n actors 猴


『登場人物全員ハードゲイ。 まぁ結果オーライ。』
(販売用ビデオ添付コラム)
結成から早7年。 11回めの公演。
7年の歳月の中多くのメンバーが参加し、そして去っていった。
1人、また1人とメンバーが離脱。 気が付けば役者は3人。
メンバーの人数に比例して観客動員は減少する一途。
併せて予算も少なくなる。 かててくわえて個人の負担は増える。
だけどそんな諸問題が微々足り得る程の危機に猴は直面していた。

…男しかいねぇ。
 
圧倒的に女性の多い小劇場界において男性の比率が高い猴。
 性表現然り暴力然り。 男女が織り成す醜悪なストーリーが猴の売りの1つ。
ここにきていきなりの男性集団。 男だけで創る初めての作品。
書けるのか?できるのか? 不安が日々募る。 いやしかし逆境こそチャンス。
猴を変えるいい機会。 どうせやるなら男だけの猴にしか出来ないオリジナル仕様に。

熟考の結果登場人物全員ハードゲイ。  …何にも変わっちゃいねぇ。

刑務所…基本男だけの隔離された空間。  厨房…男の職場。
そこに以前から温存していた題材「死刑囚の最後のメニュー」を絡めてみる。
あっけなく脱稿。 1品あがり。 さっそく試食。 本読み。 …? アレ?  結構いい感じかも。
男だけだとこんなにもスムーズに事が運ぶのか? 否、性別に関係無く人数の少なさが要因。
余分な贅肉が削げ落ちた事で明確になる真実の輪郭。
余裕=脂肪。 猴に必要以上のカロリーなんていらない。

稽古中何度も自問自答。 「これは果たして『猴』なのか?」。
日本人丸出しの顔した2人が互いを外国語の呼称で呼び合い愛を囁き合う。 しかもギャグ無しで。
猴らしくなさを面白がってもらえるのか?
本番直前、古くから猴を知る数名に通し稽古を観てもらう。  …OK、笑ってる。
「コレはアレですよね?いわゆる『全体ボケ』ですよね?」 意図はちゃんと伝わった。 もう心配は無い。 開演。
終演後アンケートに目を通す。 1番多かった感想。
「猴、初めて観ましたけどすごく面白かったです。」

…まぁ結果オーライ。
その他注意事項
スタッフ 照明 … 猴
音響 … 与党マン
舞台 … 猴(友枝 呪々、二代目上岡龍太郎)
美術 … 紙コップ
制作 … OFFICE MASIRA

[情報提供] 2007/07/29 02:51 by KING@猴

[最終更新] 2007/08/17 17:10 by KING@猴

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