東京輪舞 公演情報 東京輪舞」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    シュニッツラーの「輪舞」を学生時代に読んだのが懐かしくて、見に行った。男と女がベッドインする前後を描くオムニバスになる。前半は、ナンパや口説きの場面が続き、飽きてくる(そういう話であることは分かっていたのに)。休憩時間に帰りたくなったが、そこは我慢した。後半になって、いまのジェンダー問題を取り込み変化してくる。
    高木雄也目当てらしい若い女性客で満席だった。

    美術、空間づくりはうまかった。白い壁面と床に「東京、とうきょう、トーキョー、TOKYO」をずらーッと並べ、高さ2メートルほどの「RONDE」の文字パネルも同様にもじだらけ。このパネルと、最低限の家具を組み合わせて、次々異なる場面をつくって変化をつける。
    休憩15分込み2時間50分

    ネタバレBOX

    トランスジェンダーや同性愛のケースだが、男性役になる清水くるみが全然男に見えないのが難点。「同性愛をカミングアウトしたら、どうなると思ってるの」というように同性愛差別にも触れるが、既知の範囲を出ない。形だけ。
    全10話の構成(「 」は、その場面で、字幕に出る言葉。どの場面でどの言葉だったか、一部は記憶が曖昧)
    1配達員と10代援交女性「交尾する」
    2配達員とフィリピン女性 「?」
    3フィリピン人お手伝いと大学生「射精する、される」
    4大学生と女性作家「セックスする」
    5女性作家と建築家の夫婦「愛する」
    6建築家と女性(トランス男性?)品川プリンスのスイートで。「性交する」
    7ユーチューバー・ミュージシャン(男)とファン(女性にしか見えないがトランス男性?)「セックスしない」
    8男性同性愛(清水が男性に扮する)「関係を持つ?」
    9人気ミュージシャンとその妻・社長。男性同性愛のカミングアウト「一緒に寝る」だけ
    10社長の女と最初の女、ゆきずりで(後朝の別れ)

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