満足度★★★★
アル☆カンパニー「家の内臓」観ました。
欠けた公と私がぐだぐだに入り混じった小さな空間で繰り広げられる、どうでもいい世界。中心軸である男の切なる距離感がウザいまま、ダラダラと一行の時は流れる…結局、この状態で彼らは安定しているのか…。台詞の間の「…」の数まで演出の指示通りという徹底ぶり。少しづつ謎は解けるが、だからといって何も解決しない、とても眠くなるいい芝居(誉めてます)。
満足度★★★★★
温泉旅館の夜の会話
旅行先の開放感から来るものなのか、5人の中では多分年長者なのに良い加減ではしゃぎまくる沼田さん、とそれにちゃんと答えてあげてる年下の同僚、受け答えと行動の自然さに違和感なく劇中に入り込め、やり取りの絶妙さに笑えました。
もう、しつこくてクドいおじさんの沼田さん、どうにかして下さいw
端で見ている分にはいいけど、一緒に仕事はしたくないw
力の抜けた緩い私小説を見ているような後味。
満足度★★★★
私と一緒に生きるお芝居
想像力をいっぱい使って見る大好きなタイプのお芝居。
登場人物たちは今頃どうしているだろうか?
あの後あれはどうしたかな?
今頃彼女は…
とか、帰り道も色々想像しながら帰った。
こういう時間が大好き。
優しさと励ましに満ちた時間でした。
満足度★★★★
2010年のまま再演
初演未見です。
社員旅行で訪れた温泉宿でのワンシチュエーションの会話劇。
日常の数時間を切り取る。何が起こるわけではないけど面白い。
初日ということもありファンの方が多かったみたいでドカンドカンうけていました。
平田さんのウザさが最高でした!みなさんうまい。
アドリブのようなつられ笑いが多く、どこまでがセリフなのか。
それを確かめるためにもう一度行くのがベストなんだろうけど、この話をまた75分間も体験したくはないなぁ。
終わったあとチラシの言葉を見るとリンクしているのも楽しい。
次回はONEOR8の田村さん作演 「父よ!」2013年6月シアタートラムにて。
客演:ベンガル、徳井優、花王おさむ
これまた楽しみです。