満足度★★★
ザ・ダンスミュージカル!
人体とはなんと雄弁なのかと感じさせられる舞台でした。セリフがない場面でも感情や状況がくっきり分かる。バルコニーは、作品によってもちろん違えども、やはりバルコニーですね。
満足度★★★
久々に観た
映画ではまり、その後何度か舞台上演を観たのですが(来日したのと四季のと)、久々に観たWSS。
演出面とかつっこみどころは満載なんだけど、この作品はこれでいいかなーとも思う・・。もっと期待したいところではあるんだけど。
音楽はやっぱり耳に残る。
いつか自分で上演したい(笑)。
満足度★★★★
日本人が演じるってのは合わないのね
米国の根底にある人種の違いに由来している作品だからか、化粧したって、日本人が演じるってのは合わないのかもしれない。残念ながら。四季だからか?そうでもないでしょ。
歌とダンスは、素晴らしい。古典な曲なんだけど、これはこれでいい。
ただ、マリアの台詞(日本語)の訛りは、なんとかして消して欲しい。歌は良いのに。
笠松はるサンで観たかったな。
満足度★★★
ソング&ダンス
歌と踊りは見応えあり!ショー的には完璧だと思った。
ただ物語りとしてはどうしてか、ほかの演目よりもセリフのたどたどしさが
目だって、感情移入できなかった。多分、何度か繰り返して見て行くと
入りこめるのだろうけど、まわりですすり泣きが聞こえても泣けなったのは
ちょっと自分でショックだった。女優はマリアもアニタもほかも魅力的でかわいく
迫力があったのだけど、男優が。。。( ̄ー ̄; ジャニーズ系までとは
言わないけど、もう少しイケメンがいるとうれしいかな。。ショーならばね
満足度★★★
古い・・・あまりにも古過ぎる・・・
「世界で唯一、初演版を上演している」
「ミュージカルの王様である初演版を尊重して一切手を加えない」
四季は、誇らしげに語っているけども
すでに50年程度昔に上演された作品が、その当時のまま
上演されれば、時代錯誤を感じられずには、いられない。
とにかく、古い・・・あまりにも古過ぎる演出で、
こんなに素晴らしい作品を、安っぽい、陳腐な作品に
してしまっていた。
これが時代劇であるならば、「伝統」というスタイルで
上演をし続ける価値があるだろう。
また小さな劇場で限られた来場者に向けて
公演をされる分には、何も不満を持つまい。
勿論ファミリーミュージカルや、ディズニーなどの
ファンタジーの作品なら問題ない。
でも、この作品は等身大の人間を描き作家の思想が
含まれた作品。そのメッセージを伝える手段は
定期的な見直しをしなければならないと思う。
昭和30年代の「君の名は」が国民的大ヒット作品がありました。
これを今、作品として出しても懐かしさで楽しむ人はいても、
21世紀を生きている人は、面白いと感じるだろうか。
楽曲は色あせることなく素晴らしい、ダンスの振り付けも素晴らしい。
メインの役者も合格点。
トニーを演じる阿久津陽一郎は四季なんて閉鎖的な
世界にいるのが残酷に感じすぎるほど
大きなオーラを醸し出し、非常に安定感のある芝居を見せる。
見ごたえのある芝居を見せてくれ、チケット代の価値のある
存在感を見せてくれた。
きっと日本の若手ミュージカル役者の中では
トップクラスだろう。
マリアの木村花代は、芝居も歌もダメだけど、清楚なイメージがあり、
マリアのイメージにあう。
イメージが合えば、少々演技が下手でも気にならない。
リフの松島勇気、バレーダンサーで、四季と2足のわらじを履いている
人のようだけど、見ごたえのあるダンスを見せてくれた。
加藤敬二と樋口麻美のコンビは
クレイジーフォーユーと全く同じコンビネーションで
新鮮味がないけど、安定した芝居は見れる。
四季作品だから、御馴染みの顔が出るのは仕方ないでしょう。
・・・・と、素材はいづれも悪くないのに
ものすごく、埃っぽいというかカビくさい匂いが立ち込める
作品になってしまっているのは原因が2つ。
契約とか版権とか諸事情があるにしても、演出の古さと、
役者の平均年齢の高さゆえでしょう。
これは若さゆえの暴走、疾走の話のはずなのに
なんだか加齢臭漂うオッサン達がイガミあっている姿を見ていると
民族問題とか宗教問題といったテロのような話に
感じられてしまう。
舞台って、芸能って夢を売る仕事だと思います。
そして現代を映す仕事であり、誰かの人生に影響を与える仕事と、
思います。
何十年も前の作品を、ただ押し入れの奥から
引っ張り出してくるんじゃなくって、
アンテナを張った演出家が洗いなおした作品であり
思い入れを込めた作品を出して欲しいと思う。
あ~、非常に残念。
これ同じ素材を、日生か青山で東宝の制作で上演したら
(演出は亜門でも山田でもいいけど)
きっと、ここまでの不満はない思うなぁ。
期待が大きい分、失望も大きく・・・。
満足度★★★
名曲揃い!
ジェローム・ロビンスの見覚えある印象的な振付が、かなり再現されて
いましたよね?
演奏される全ての曲が名曲揃い。
ダンスミュージカルとも言えてしまう程、魅力的なナンバーの数々!
でも、芝居部分で、恋に落ちていく二人の気持ちの動きが、私には段取り
に見えてしまった部分もあったのが残念でした。
でも、加藤敬二@ベルナルドが観れたのは、すっごい嬉しかったです♪