絶頂マクベス 公演情報 絶頂マクベス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
21-40件 / 52件中
  • 満足度★★★★

    魔女たちとマクベス夫人が女装していなければ…
    そうならなかったところが。女体シェイクスピアでなくてはならないというマクベスではなかっただけに、残念。

  • 満足度★★★★

    楽しみなシリーズだが
    1時間30分、ノンストップで見せていく、現代風脚色のシェイクスピア劇として、大変面白い試みだと思っている。

    たとえ、好評を得られなくても、当分は続けていくという中屋敷さんの心意気にも賛同する。


    正統派のシェイクスピア芝居を観る際の入門ガイドにもなりうるだろう。


    女性ばかりの演劇だが、上品な宝塚歌劇とはまったく趣を異にするものだ。


    「悩殺ハムレット」はホストクラブ風の翻案が面白かったが、物語に、直接、その設定はあまり関係はなかった。

    今回の「絶頂マクベス」はマクベスのブラック企業の中間管理職的役割と言う読み解き方が面白かった。


    独特のスタイルを持つ「柿喰う客」は、一般公演では私には近寄りがたい劇団だが、女体シェイクスピアはついて行けそうで、今後も観たいと思っている。



    ガールズナイトのアフターイベントではペンライトを振るスタッフなのかファンなのか、熱烈応援団が客席にいて、異様な熱気を感じた。



    男性が女性の倍額の観劇料を支払うシステムもいまいちよくわからないが、男性も嬉々としているのだから、かまわないということになろうか。

    ネタバレBOX

    マクベス夫妻が、執事とメイドの扮装なのは、中屋敷氏の読み解き方が表現されたものでわかりやすい。

    祝宴の場面では、ドレスアップするのかと思ったら、夫妻とも寝間着にテロっとしたガウン姿。

    ちょっと違和感があったが、私なりの解釈では、この夫妻の悪夢が始まっているという象徴の扮装にも思えた。

    マクベス夫人(内田亜希子)のやたらハイテンションのオーバーな演技が浮きすぎで、私にはどうにも生理的に受け付けなかった。

    期待していたマクベスを駆り立てる芝居が、このおバカなキャラクターでは、全然面白く感られない。

    内田さんは実力派の女優さんだけにこの演出は惜しい。もっと青い火花が散ると期待したのだが。

    「内田亜希子さんが良かった」という感想がここでは多いようなので、私の感じ

    方が特殊なのかもしれないが。

    ハムレットのときのオフィーリアも、今回のマクベス夫人も、どうも人物造形が原作から飛躍しすぎていて、私には馴染めない。

    原作では魅力的なヒロインが、いかにもチープな感じで残念だ。

    若い観客にはウケるのかもしれないが。


    ハムレットに続いて主役のマクベスを演じる深谷由梨香さんは、今回も「魅せる」。

    音楽のように心地よい声質と誠実な演技。

    ガールズナイトのショーでくしゃくしゃの笑顔で踊り狂う彼女が素顔の彼女なのかもしれないが、役では別人だ。

    中屋敷氏のリクエストで、深谷さんがハムレットの一場面を演じて見せたが、その変わり身に、集中力の凄さを感じた。

    劇全体としては、前回のほうが完成度があったと思う。
  • 満足度★★★★

    本痴気と乱痴気で1セット
    初日と乱痴気を観劇。柿は大好きで、前回の女体シェイクスピアも観ていましたが、初日はちょっと不完全燃焼。登場シーンも展開方法も前と同じ手法に感じ、さらに個々のキャラクターが表現しきれておらず、客演の初めて観る役者さんを中心に小粒感が否めなかった。
    そして数日後の乱痴気・・・見事に別物! 個人的には乱痴気のキャスティングの方がしっくりくるし、かなり好きでした。個々の役者陣のはっちゃっけぷりも良かったからかな。小粒でキャラが見えなかった方々も、みなさん魅力的に演じていたように感じた。
    本当はその上で再度本痴気を観たかったけど・・・さすがに時間がありませんでしたわ。初日★2つ+乱痴気★4つ半。

    ネタバレBOX

    アフタートークでの会話から、舞台衣装が役者の知らないところで作られていることを知る。小劇団って衣装とか自分たちで相談しながら構想を練るもんだと思っていたので正直驚いた。衣装を着てのパンフ撮影で、あの衣装を出されたら・・・そりゃ身支度に時間掛かるよね(笑)
  • 満足度★★★

    柿がだんだん遠くなる
    すばらしい内容だった。でも柿がだんだんメジャーになっていくようでさびしい気がした

  • ひきこまれた
    ついついひきこまれた!!

  • 満足度★★★★★

    楽しい!
    楽日に再見した。
    いやー楽しかった。
    最初は何で楽しめなかったんだろう。
    私の頭が固かったのかな。
    我妻三輪子の演技が素晴らしかった。
    パンフレット買った。

  • 満足度★★★★

    リピートしました!
    ゲネプロは、ちょっと物足りなさを感じました。でも、回を重ねてどんどん良くなって、毎回楽しませていただきました!乱痴気、もう一回観たかったなぁ〜魅力的な女優さんばかりで、観ないと損しますよ!

  • 満足度★★★★★

    さすがのキャステクング
    久しぶりに見たいと思ったキャスティング。さすが。内容もカオスでテンションマックス、それこそこの劇団の持ち味。おもしろかった。一気にこの女優陣を見れるのはお得だ。

  • 満足度★★★★★

    楽しかったです!
    柿喰う客、初見でした。個人的にすごくよかったです。

    噂には聞いていましたが、きれいな女優さん達のはじけた演技。
    最前列で観たせいか、ものすごく惹きつけられました。
    誰もが知っているマクベスを原作に忠実に現代口語でかっとばした90分、あっという間でした。
    次回のジュリアスシーザーも楽しみにしています。

    ガールズナイトだったので、終演後のアフターイベントも楽しませていただきました。盛り上がりましたね。
    七味さんのサービス精神、素敵です。

    ネタバレBOX

    深谷さんのデスマス口調のマクベスには、萌えました。
    スコットランド王の荻野さんの笑顔と、バンクォー葛木さんのクールな視線にもやられました。
    岡田さんのビジュアル系男子ぶりも素敵でしたし、マクダフ佃井さんの(イベントでの)パラパラがキレキレで目が離せず……とにかく魅力的な役者さんがいっぱいで、今まで見ていなかったのが悔やまれます。

    「悩殺ハムレット」のDVD買いましたが、やっぱり舞台で観たいですね。
  • 満足度

    ない。
    久しぶりに芝居を見て憤りを感じました。
    口コミが良かったのでみにいったのですが本当に残念。

    劇団ファンのためだけにファン感謝祭のような感じでやればいいのでは?
    と思いました。芝居ではなくショーと言っていただければここまで憤りを感じなくて済んだ気がします。

    まずシェークスピアのセリフがまったく聞き取れなかったし、声量不足。
    劇場に対して役者の方々の空間支配もなくナルシスト演出でなんだか気持ちが悪くなるだけで本当に残念な感じでした。

    踊りも歌?も中途半端。あんなに素敵な客演陣がいるのにまったくもって魅力的に感じず・・・。

    なにより劇団員で主演の深谷由梨香さんの演技がまったくもって興味がわかなかった。すごくおきれいな方で好みの方なんですが・・・

    そんな残念な中、マクベス夫人を演じていた内田亜希子さんの変貌ぶりは見ものでした。途中で帰らなか多のは内田さんがいたからかもです。
    佃井さんはわが町ではあんなに素敵だったのに・・・残念。

    なんかほんとに残念な1時間半でした。

  • 満足度★★★

    パワー不足感
    悩殺でも似たようなことを感じたけどマクベスを90分にまとめるのはすごい。演出の展開の速さは毎回天才だと思わされる。

    ただ今回は音楽や照明が展開を持って行ってる感が凄かった。前回の悩殺に比べててシュール系なのが多かったからなのか単純にバルコニーで横から見たせいか音の変わり照明の変わりでシーンを変えていっているように感じてそれが辛かった。歌もセリフも強弱が浅くてもっと役者に展開してほしかった。

    マクベス役の深谷さんの一人台詞はセリフに引き込まれて気付いたら音や光が変わってるからそういう演技がもっとほしかった。

    そのせいで一歩引いた感じでの観劇だったがネタはすごく面白かった。役者が好きで好きであればあるほど好きになる感じ、柿喰う客のこの感じはすごく好き。

    前回のハムレットに比べて、ストーリ性が強くなっていたのは面白かった。何度か見たマクベスとは違った切り口だけど感じるものはあった。荻野さんのダンカンもそういう点で目立っていた。

  • 満足度★★★

    華やかですが・・
    女優さんは皆さん美しく、衣装もセクシー&キュート。 歌も、動きに乗せた台詞回しも楽しい。けれど、私には何か物足りませんでした。全編を通して、ハイテンションのまま緩急なく突き進むので、主人公マクベスの劣等感やへたれ具合、夫人の壊れてゆく様などを、プラスアルファで味わいたい派(ゼイタク?)の私には、めまぐるしすぎ、、、残念。演劇というより、華麗なショーを見ているようで、それこそがこの劇団の持ち味とすれば、好みの問題だと思います。劇団のファンとおぼしき周囲の方々の盛り上がりに、若干のアウェイ感を味わいつつも、女優さんたちのパワーは最後まで楽しませていただきました。 シェイクスピアは、新感線の「メタルマクベス」といい、様々な味付けや描かれ方があるのだと、感心。次回作も機会があれば観てみたいと思います。                        

  • 満足度★★★★

    絶頂!!
    前回の「悩殺ハムレット」に引き続き、観劇いたしました。
    前から二列目で観ていたため、表情も良く見えました。そのため、マクベスの心の葛藤や、役者の細かい動きなども、しっかり伝わってきました。
    まさに「究極のフィクション」!!

  • 満足度★★★★

    「乱痴気」ヨカッタ。
    オリジナル&「乱痴気」バージョンを。

    17日にオリジナルを鑑賞。なんか「宝塚歌劇~庶民ver.~」のよう。

    ストーリーよりも、宝塚では滅多に見られない「後ろの方でこちゃこちゃやってる小ネタ」が、すっごく良かった!すっごくおもしろかった!谷啓さんを思い出しちゃった(笑)

    90分くらいの上演時間にかかわらず、速い展開&セリフ回しに、ボクはくったくた・・・連れは「時を忘れた」らしい。女の子は好きなんだなあ、こういう舞台。

    とまあ、「やっぱ柿喰う客のテイストは、消化しきれんな」って感じだったのだが・・・。

    19日の「乱痴気(←役をALLシャッフル)」を観て・・・ボクは、「やっぱ柿イイわぁ!!!」となっちまった。

    ま、連れは「ダンカン(荻野友里さん)が、しょぼい貴族になっちゃった・・・」とセツなそうにしてたけど。 ま、ダンカンに一目惚れしてたから、これは仕方ない(笑)

    ボクは、乱痴気を見て「アテ書きか?」と思うくらいに、役がハマってたと思う。

    特に、「二の魔女」の渡邉安理さんと「マクベス妻」の新良エツ子さん。「門番」やらいろいろと演った岡田あがささん。この3人が、すっごく良かった。

    岡田さんの門番は、「ん?股間がモッコリしてないか?」と目を凝らしちまった程、ハマりまくりのぶっ飛びまくりだった(笑)

    深谷由梨香さん(オリジナル)、七味まゆ味さん(乱痴気)の2人のマクベスも、とっても良かった。
    七味さんは、登場したとたん思わず笑っちまったけど(笑うシーンではない)。もう、昭和40年代の宝塚の男役っぽくて(←NHK-BSでしか観てないんだけど)。

    音楽&照明のカッコよさは言わずもがな。

    スパークリングワインでも一杯飲んでから観るとイイかもしんない(笑)

    ネタバレBOX

    でも、古典を今風に仕立てるのって、落語じゃ既にやってるわけで・・・。

    そういう意味では、オリジナル脚本の作品を見たいかな。
  • 満足度★★★★

    カオス
    確かに「悩殺ハムレット」よりは混沌としていた。
    でも、素直に入りこめるのはいつも通り。
    楽しかった。

  • 満足度★★★

    メガネが似合う
    以前、どっかのマクベスを観た(まっとうな)イメージがあったせいかな、舞台が掴めなかった。

    ネタバレBOX

    上司を暗殺するマクベス、殺した罪に怯えるマクベス、突っ走って結局殺されるマクベス…パンフにある、一労働者が権力を持った人間に牙をむくという構図がぼんやりとしてしまった感。90分の中で15人の女優を料理した手腕はよいが、物語における主演二人の魅力がぼやけたような気がして、期待した充実感がなかった。

    夫人に引っ張られる小心者のマクベスを深谷が好演してた。ATで触れてた「おぼん(トレイ)」を使った殺陣?は確かにサマになってた。かっこいい。ラストの、舞台奥へ消えるような演出も○。
    夫人を演じた内田亜希子も良かった。クールな顔立ちでコミカルで残忍(というか冷酷)かつセクシーという幅広い演技が素敵。もっといろいろできそうな気がしないでもない。
    マルカム役の我妻三輪子も、とろんとした顔立ちと相まって、魅力的だった。
    岡田あがさと渡邊安里は、舞台で埋没せず、いい主張ができてた。特に岡田の医者とマクダフのワイフは笑えた。

    女優に焦点にピントが合ってて、その意味で楽しめた。
  • 満足度★★

    みた
    ハムレットの方は見ていない。
    音楽に乗せて古典のせりふを喋るというのが、かなりハードルの高い技なのかも知れないと思った。そんななか、バンクォー役の方は頭ひとつ抜けていた。また、マルカム役の方が独りであれこれ語る場面は無音で、そのためか気持ちのいいほど伸び伸びして見えた。魔女の場面にだけ音楽を使っていたら、もっと聞き取り易くてもっと悪ノリできていたのじゃないかと感じた。露出狂とは別物と分かっていても、ああした描き分けと悪ふざけを期待していたのだと観終わって気付いた。
    好みの問題はもちろんあるけれども、柿食う客はもっと面白くて、マクベスももっと面白いと思う。

  • 満足度★★★

    照明、音響、演出○
    セリフが聞き取れなかった。

  • 満足度★★★★★

    パワフルです。
    昨年のハムレットに引き続き、相変わらずのパワフルプレイです!
    美女がはじけます☆
    スピード溢れる演出についていくために、あらすじと配役の予習をお勧めします。
    内容がわかってからの方がさらに面白いので、2度・3度の観劇もお勧めです!
    ハムレットでの印象的なセリフが、ここでも使われます♪
    そして新たな印象的なセリフも。
    ネット配信された乱チキがまた、超楽しかった~~♪生で見たかったです。
    伊丹の方は、本チキと乱チキ、是非両方観てくださいね!

  • 満足度★★★★★

    ぜんぶ観たい
    楽しかったです。前作ハムレットを観て今作に「よりカオティック」な演出を期待するとやや拍子抜けするかもしれないが、女優さん達の弾けっぷりが板に付いており、物足りないとか喰い足りないという印象はなかった。

    出演者ひとり一人の表情、一挙手一投足をすべてガン見できたらどんなに面白いだろうと思った。全体をざっくり俯瞰するか、どこか一箇所を凝視することしか出来ない自分がもどかしかったです。

    ネタバレBOX

    魔女にそそのかされ、嫁に尻を叩かれ、野心に火が付き前進あるのみ。「ここまで来たらやるしかない」という焦燥感に、「どうしてこうなった!?」という悲壮感をにじませながら、終局まで一気に駆け抜ける「社畜」サラリーマン・マクベスの悲劇は痛快でした。

    良席だったので魔女・新良エツ子さんの御胸は大迫力。何度か七味まゆ味さんの美脚に浮気したのはちょっとした出来心だ。

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