Project G 最終公演
共鳴の名残
実演鑑賞
アクロス福岡 円形ホール(福岡県)
2012/02/29 (水) ~ 2012/02/29 (水) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://ameblo.jp/project-g-pg/
期間 | 2012/02/29 (水) ~ 2012/02/29 (水) |
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劇場 | アクロス福岡 円形ホール |
出演 | 藤原澪、櫻井彩夏、原口祐輝、力武尚士、田中誠人、音成真紀 |
脚本 | 岩永昭人 |
演出 | 中山航 |
料金(1枚あたり) |
500円 ~ 1,000円 【発売日】2011/12/26 一般:1,000円 学生500円 前売・当日共通 学生は学生証提示必要 ローソンチケット Lコード 84534 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | あらすじ 20X5年。世界は民間人の命を削ることなく軍属同士での戦争を行っていた。テレビやラジオから流れる戦況報告は安全を確保された民間居住区の住民にとっては現実世界ではないアニメの世界の出来事であった。その戦争が始まり3年がたったころ、争いの火の粉は最悪の形で綺音たちへ降りかかる。 20X8 1月『東都北部民間居住区誤爆事件』。綺音たちが所属する学生バンド『Peace Generation Four』のラストライブの最中、悲劇は起こった。帝都上空で戦闘を行っていた帝都軍と皇国軍の無人軍用機の流弾がライブハウス『クレイドル』に飛来・爆散した。死者6名、負傷者17名。軍は戦争が終わるまで保護という名目で関係者および被害者を監視下に置いた。奇しくもこの戦争における初の民間人被害を出す事件となったこの事件をきっかけに世論はようやく終戦へのベクトルを歩み始め、間もなく『東都戦争』は終戦を迎える。 多くの人間に本当の平和が訪れた一方、『クレイドル』、とりわけ『Peace Generation Four』に関わっていた人物には大きな犠牲と痛みを残した。 歌う意味を見失いまた、負傷した両腕のせいでギターを弾き歌うことができない綺音。凄惨な光景の前に記憶と心を失い歩くこともままならなくなってしまった美桜。 何もできなかった自分を責め、鳴るはずのない携帯を握りしめ悔やむ優斗。未完成の最後の曲を届けられないまま命を落とした紘子。 仲間のいない教室・みんなで残すはずだった教室の落書き、旅立ちの歌、煙になって消えていく魂をつなぎとめるその絆の意味を彼女たちが理解するにはまだ若く、重い。 爆撃の跡から復旧したクレイドルで物語は小さな音を立てて動き出す。音楽とバンドを絆に再び彼女たちは仲間の待つステージへ歩みを向ける。かけがえのない仲間のため、 歌でしか残すことができない彼らと生きていた証を響かせるため。 |
その他注意事項 | 最終公演にあたって・・・(企画・運営・脚本担当 岩永) 去年の同じ頃に送り出したメンバーがいました。あれから1年が経ちました。彼らはこれから夢を叶えるために東の地にいます。このメンバーまではと、思いを寄せて付き合ってきた面子が 今公演のメンバーです。自分にとっては最終最後の演劇の舞台公演になります。でも、この舞台に立つ人はまだそこにあってほしいと願います。 私自身、気づけばもう芝居と付き合って12年が経ちました。変わらずに芝居の世界にいる人間もいます。そうでない人もいます。僕は幸い、中間の溝の中にいます。分岐点は来ました。 芝居と向き合うのは最後ですが、私が書く下手な台本は終わりがありません。それは、どこかに続いてほしいと願うからです。 そんな諦めきれない気持ちもありますが、ピリオドを打つきっかけを彼らは私にくれました。「Project G」と私の舞台生活は今公演で最終で解散します。 ただこの舞台は『エンドでもファイナルでも、もちろんオシマイでもないよ、これは終わりの「続き」』(おどP「ラストラスト」より) 向き合った先にある未来は、まだ、希望がある。だから、この舞台がProject Gメンバーにとっての続きが描けるものになるように祈り、本番に臨みたいと思います。 ご観覧いただけること幸いに思いこの一文に託します。 |
スタッフ | 企画・制作:岩永 昭人・Project G 舞台装置:UNIT RE16X 舞台照明:荒巻 久登(シーニック) 音響効果:伊藤 未来 歌唱指導:菅 大貴 衣装選定:廣嶋 遥香 使用楽曲:ニコニコ動画より add9 ヘリP フライヤーイラスト 麺類子(http://www.pixiv.net/member.php?id=118276) Haz First (http://hazfirstk.sub.jp/) |
20X5年。世界は民間人の命を削ることなく軍属同士での戦争を行っていた。テレビやラジオから流れる戦況報告は安全を確保された民間居住区の住民にとっては現実世界ではないアニメの世界の出来事であった。その戦争が始まり3年がたったころ、争いの火の粉は最悪の形で綺音たちへ降りかかる。
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