満足度★★★★★
泣かされました!
ツイッターなどで大号泣!
などと賞されていたので、泣かんぞと心に決め挑むも負ける。
・・・・泣かされてしまった。
しかし、
振り切ったものではなかった。
最近、僕はおかしい。
以前なら、良かった!という一言で終わってしまいそうな作品に、
まだ何だかんだと付け加えている。
そうだ。
泣いてしまっていた。
しかし、僕はそれならもっともっと号泣したかった。
その力があった。
なのに、
何かのセーフティがかかっていた。
それは明らかな意図なのか、それは分からないのだが、
僕はその気持ちに囚われている。
頭の弱い娘を持つ村長。
そこに逃げ込んでくる、人民軍、韓国軍、連合軍の三つ巴から村人とのやり取り。
その流れがとても上質な映画を観ているように感じた。
主演はあの仮面ライダー響鬼でも抜群の人気を誇る、斬鬼(ザンキ)さん、松田賢二さんである!
普通のシーンでも目で追ってしまうほど僕はファンだ。
満足度★★★★
真実のトンマッコルへようこそ
不明を恥じなければならない。
パク・クァンヒョン監督の映画『トンマッコルへようこそ』を観た時には、いかにも『千と千尋の神隠し』に影響を受けた安易な作り方と、ファンタジーだとしても説得力がなさ過ぎる展開に呆れて、世評ほどには面白いと思わなかった。当然のごとく、感動の涙を流すこともなかった。
原作として舞台戯曲があることは知っていたが、日本語訳の出版がない以上、実際にそれを読む機会があるはずもない。また映画の製作・脚本に原作者チャン・ジンの名前があったことから、舞台も映画も基本的には同じものだろうと思いこんでいたのだ。
それでも両者が完全に同じであるはずもないから、言わば「軽い興味」で、舞台を映画化する際に、「どの程度の改変を加えたか」を確認するつもりで(あとは松田“仮面ライダー斬鬼”賢二と、塩野谷“B.スプリングスティーン”正幸見たさに)劇場に足を運んだ。それだけのことだったのだ。
ところが、舞台と映画とは、根本的に構造が違っていた。ストーリーの大筋は同じであっても、舞台は映画にはなかったユーモアも随所に満ちていて、まさしく演劇ならではの魅力に満ちている。字幕付きでも構わないから、本国での舞台版を観てみたい、そんな気にさせられたほどに刺激的だった。
『トンマッコル』という題材を、映画版だけを観て判断してはならない。その事実を痛感したが、如何せん、現在でもこの日本で舞台と映画を比較研究できる機会は極端に少ないのである。映画版だけを観て、感動した人にも、そうでもなかった人にも、それは『トンマッコル』の真の姿ではない、ということだけは強く訴えておきたいと思う。
満足度★★★★
戦争って?
日韓演劇フェスティバルの一作品。戦争を知らない村の話。演出は東賢司、出演のほとんどが劇団桟敷童子。でもまた客演の方々も良かった。ラストにも感激。涙がつーっとこぼれてしまいました。戦争は良くないですよね。
満足度★★★★★
いつもの劇団桟敷童子とは少々趣は異なるが、人の「陰」に、何かを見せてきた桟敷童子ならではの、「善なる物語」
太陽の下の「善なる命」に笑い、泣けた。
韓国の戯曲(映画にもなった)『トンマッコルへようこそ』を上演。
演出を、 劇団桟敷童子の東憲司さんがやることは、チラシ等で知っていたので、一応マークしておいたのだが、後々、劇団桟敷童子の面々が大挙出演するだけでなく、「劇団桟敷童子」という劇団名まで出てきたので、慌ててチケットを入手しした。