バックギャモン・プレイヤード 公演情報 バックギャモン・プレイヤード」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-20件 / 39件中
  • 満足度★★★★

    初カムヰ
    PLAT-formance安藤理樹くん扮する村長の叫びがものスゴく心に響く。
    いつから歯車が狂ってしまったのか、こんなことを望んだんじゃない。

    無知のまま歩み続けることの恐ろしさ、、、もう取り返しがつかない。
    これはお芝居の中だけの話じゃない、現実への警告!

    豪華なキャストにまざまざと見せつけられてあっという間でした。 

    甘粕阿紗子さんの娼婦姿が艶っぽさだけでなく人間身溢れる
    感じがステキでした。

  • 満足度★★★

    丁寧なのですが
    凄く丁寧に作られた話で、何となく先がわかるんだけれども飽きないと思いました。直球な作品で結構今の日本の現状とかそういうのを包括していて、それをミクロ社会として村の中の話で表現しているような気がしました。でも今思うと話がちょっとごった煮過ぎてしまいそこがもったいないなとも思ってしまいました。ひとひねり合ったらもっと違ったのかなと思いました。
    勉強になりました。ありがとうございます。

  • 満足度★★★★

    泣いちゃいました
    なんかじんとした。
    最後がちょっと余計な気がしましたが、概ね好きな感じでした。
    初めて観ましたが次回もみたいです。

    ネタバレBOX

    ナレーションみたいな方は主宰さんなんですね。
    面白い趣向でした。
  • 満足度★★★★★

    素敵だった!
    ひとつの村の隆盛と衰退。緩やかに確実に僕らの心に刺さる棘は、台詞にすり込まれたロマンチック!根底に流れるロマンチックこそが、この劇団の特色!!

    今、思い返しても、濃密な人間劇だった!寓話的でありながら、北川さんが自身で書かなくてはならない作品だと言われたものだ。現実世界とリンクする怖さに僕らはいたたまれなくなる。哀しい、辛いけど、人生は巡り巡る

  • 満足度★★★★

    観に行って良かった~
    始めとラストのシーン好きです。関西での初公演、それも初日ということもあってか演ずる側にも客席側にもお互いを探るような緊張感を感じはましたが、見ているうちにグイグイと引き込まれ、仕事忙しい中、無理して見に来て良かったと思える作品でした。チロチロ燃える激しさがを優しい雰囲気で包み込んでる感じかな。またぜひぜひ関西公演してほしいです。役者陣では、「ホチキス」の公演で拝見して気になってた小玉久仁子さんを久々に見ることができ、ますますヒートアップした演技に大満足♪ホントに気になる女優さんです。ヨーロッパ企画の山脇唯さん、かわいかったです。

  • 満足度★★★★★

    いゃ~面白かった\(^o^)/
    いゃ~~面白かった♪
    何か初めて観る様な雰囲気のお芝居(^^)
    まだまだ観劇経験の少ない私には凄く新鮮に見えました!
    独特な世界観!雰囲気のある役者さん!それにテラーと称するマイクで解説をする人!
    後半に火事になり崩れていく家!
    何でしょうか(^^)⁉このお芝居は!

    中盤は少しダラけましたが後半は
    グイグイと惹きこまれて、悲しみを感じたり希望の光を感じたり!

    心地いい展開で進んで一人ひとりの行動に目が離せませんでした♪

    後半の悲壮な叫びで熱演していた村長役の安藤理樹さん(PLAT-formance)

    ひときわ異彩を放っていた隣の村長役の小玉久仁子さん(ホチキス)
    一人で笑いをさらっていました♪
    他の役者さんもいい味の演技!
    色々な人間模様が見えたり、生き方を考えさせられる作品でした♪

    もう見終わった後は少し放心状態(^_^;)
    2月のラスト観劇に凄く愉しいお芝居でした(^-^)/

    あ~次回公演が待ち遠しい♪
    是非、また関西で公演して欲しいなぁ!

  • 満足度★★★★

    面白かったです。
    良い意味で素直で捻りの無いストーリー。前半を観ただけで、こう展開していってオチはこうなるんじゃないか予想が付き、まあその通りになりました。
    こんな風に書くと、揶揄しているようで詰まらないと思われがちですが、全くそんなことはありませんでした。捻りがなく予想が付くと言う事は、人が経験する物語は全員違う中で、何か人の心の奥深くで繋がっていて、それをなぞられているようで、ある種の快感であると思います。そんなストーリー展開の素晴らしさを、改めて見直させてもらいました。

    自分は変に難解にすることで高尚と勘違いしているような脚本や独りよがりの自己陶酔型の演出をしたりするような作品が嫌いなので好感が持てました

  • 満足度★★★★★

    お見事!
    石田1967さんから、面白かったとメールを戴き、急遽このサイトでチケットを予約しました。

    3.11を描いているようで、描いていない。また描いていないようで、描いている。
    人間と経済活動の普遍的な関わり合いを、ユニークな舞台設定で描いておりました。
    大抵のアメリカの子ども達が読まされるという、レモネード経済の話(絵本のタイトル忘れました)を皮肉っているようなところが、とても愉快です。
    いやぁ、京都まで見に行った甲斐が有りましたよ(^_^)v

    ネタバレBOX

    屋台崩し(壁面倒し)の演出は圧巻。
    前日にチケットを予約したせいか、座席は最前列の端。
    ぶつかってくるんじゃないかと、ドキドキしましたよ。
    ちょっとラッキーでした。
  • 満足度★★★★★

    観に行って良かった
    朝、寝坊して、一瞬行くの辞めようかとも思ってしまった今日の公演。でも行って良かった。脚本も役者さんもよかった。舞台装置も良かった。
    2時間が長く感じられない、良い芝居でした。関西でまた公演してほしいです。

    ネタバレBOX

    最後、雪がふりそそぐなか、うづくまる先生をやさしく抱く娼婦の場面がきれいだった。あそこで終わっても良かったが、その後の希望を持てるシーンも良かった。
  • 満足度★★★★★

    バックギャモン・プレイヤード
    友達からのオススメ☆ほんと有難く、カムヰヤッセン出会えて良かったです♪♪
    あまり見たことない演出の迫力を感じ、涙する部分もあり、臨場感を感じるとってもいいお芝居でした(^-^)/

  • 満足度★★★

    楽園を追われてしまった者たち
    そそのかされて知恵の実を食べてしまった者たちの話。そそのかされてさらにルーレットで決めてしまうたちの悪さ。知恵の実は出てきません。神は出てきませんが、いる気配はずっとしています。
    素晴らしい俳優さんたちが多く出演されていて、たとえば埜本さん今城さんには激しく揺さぶられました。ですが、期待しすぎたのかもしれませんが、私はのれませんでした。
    理由①家族が数組出てきます。細かく設定を個々に説明されるのですが、設定が枝分かれしすぎて、他の家族と交わったり、なにか大きな展開が起きたときに、安易で軽く見えてしまいました。とくに燃えたときの村人たちの反応には萎えました。②前述の理由により、展開が読めてしまう。③数人のキャラクター設定が唐突。特に五所川原さんがつらい。④ラストが蛇足。話が終わって余韻が漂うなかに、そのぼんやりとしたものを再度実演。分かり切っているのだから、想像させて欲しかった。
    以上の理由により、私の趣向とは合いませんでした。ごめんなさい。

  • 満足度★★★★★

    ありがとう
    初日、観ることが出来ました。
    京都で公演を行ってくれたこと、
    またこんな素敵な公演を届けてくださったこと
    ほんとに嬉しく 心からのダブルコールでした。
    もう一度、観たい!
    そう思いながら今は手帳とにらめっこしています。

  • 満足度★★★★

    カムヰとしてはわかりやすい作品?
    主催は,やりたい事をやっていく!てタイプと思って来たんですが,優しい人柄がにじみ出てた気がします。それから,作品が演じられつつ,観客の反応を見る主宰が観察できるという趣向?もちょっと面白かった。主宰もチラチラみてました。声を出す方向が客席向きでないと,少し聞き取りにくい感じ。北川さん,声を大切になさって下さい!

  • 満足度★★★★

    個人的には好き。
    ベタかもしれないけど…
    別にそれがダメとは思わなかったなぁ。

    甘粕さんとマギーさんの場面の熱演とか好きです。

  • 満足度★★★

    初カムヰヤッセン
    文明の発展の弊害や日本の政治のいい加減さが象徴される内容が分かりやすく描かれて万人受けする内容が良かった。
    オープニングとエンディングのシーンが美しくて好み。

  • 満足度★★★★

     
    人間性の変化について考えさせられる重い内容。
    演者さんがとても上手くて先生の豹変ぶりとか引いたもんなぁ。
    知恵をつけた人と、お金は人を変える。

  • 初見でした
    見終わり一番に丁寧だなという印象を受けました。
    シンプルな話でも、その丁寧さがポイントをきちんと押さえていて、真摯な姿勢に好感を持ちます。
    次の作品も観てみたいなと。

    ネタバレBOX

    最後の雪が降るところが、ただただ降ってくることがこんなに美しいもんかと再発見でした。
  • 満足度★★★★

    広いが狭く感じる
    火を手にした事による人類の過ちと言ったところか。
    物語もわりとわかりやすく展開していき、なかなかに面白かった。もう時間があっという間でした。

  • 満足度★★★★

    シンプルに見えるが含みは沢山
    シンプルかつベーシックであるがゆえにもっと小さな友人関係から歴史上の国家のレベルまで当て嵌めて受け取ることができるのがミソ。
    なので、舞台上の出来事の「奥にあるもの」を観ると言うかそこからインスピレーションを発展させて自分の中で発展させることができるか、演じられている表層だけ観るか、によって評価が異なるのではあるまいか?
     
    また、時折舞台と客席の「垣根」を超えて人物の心情がこちらの心に飛び込んで来る感覚は3-D映画の如し? 他にもいくつかの台詞が心に刺さったし。
    その場に居合わせているように感じる「サラウンド」的なものはままあるが、こういうのはあまりないなぁ…(個人の感想です)

    ネタバレBOX

    なお、人がまた住み始めて「村が生き返る」エピローグは敢えて見せずに「微かな希望」だけ見せた直前のシーンで終幕というのもアリか?とも思う。
    そんなエピローグ部分に惑星ピスタチオの「破壊ランナー」最終版の「ボーナストラック」を連想したりも。
    あのエピローグが冒頭につながっていて「歴史は繰り返す」…いや、「人の営みは続いて行く」と示す終わり方ももちろん良いので、この終わり方を否定するものではないけれど。

    あと、小玉さんの役のイメージが「アメリカ」と聞いて大いに納得。
  • 満足度★★★★

    人間のコンサルタント
    カムヰヤッセンは2回目。面白かった。

    ネタバレBOX

    何も知らないことを知っている村の話。ほぼ内部で完結してい平和な村に、「知識」が流入することで崩壊がはじまり、村から人がいなくなる。そして、また人が集まり、村がつくられていく…。
    皆で畑を耕していく序盤から、物知りによる生活の向上、それがもたらす歪み。徐々に変化していく人々の生活と心。知らないうちに進行する病にように気がついたら手遅れという恐ろしさ。
    物知りを雇った隣村の村長・五所川原(小玉)が村の崩壊まで意図してなかったと思うが、物知りを送り込み(迎え入れたのは村人だけど)、体制を変えようとしたのが発端。日本の開国とか、貿易関係の問題とか、外側からの圧力で国が変わる、人の生活が変わる、そんな様を連想させる構図。今にはじまったことでなく世界の歴史、ひとの歴史はその繰り返しなんだろうけど。
    制度の変化に人の心が追いつかず、次第に荒れ果てていく。舞台では、医者のススム(斉藤)とその息子・サトシ(小島)の荒廃が一段と激しい。ストレスを抱え、他人にそれが向い、悲劇を生み出す。
    本舞台では、村の消失後、コウタ(辻)と結婚したユリ(山脇)が村を訪れ、子供や仲間と再生を目指すところまで描かれる。望まない妊娠という苦難を乗り越え、新しい生活を作り始めるユリたちに、「知識」への批判でなく、ヒトへの希望を見出したくなる舞台だった。観劇直後は、打ちひしがれる村長・オサム(安藤)にそっと寄り添う売春婦・アサミ(甘粕)のシーンで終わってよかったんじゃないかとも思ったけど。

    役者は、総じて良かった。職人気質のパン屋を演じた森田、明るくバカであることを肯定する妻を演じた大西、チンケな旦那役斉藤、悪い芝居の時とうって変わった演技で、矮小な旦那を支える理知的なヤスエを演じた西岡、イライラさせるサトシ役の小島、ユリの妊娠時のショックを表現したベン役岡山、落ち着いた物知り役の尾倉、非情になれない弱さを抱えた助手役の今城などが特に。

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