公演情報
「ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-(7/29、30 愛知公演)」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/07/12 (水) 14:00
昨今の作品群とは趣を異にし、特撮ヒーロー番組の裏話的なものを軸に差別に関して語る。
題材的に娯楽要素も多く、元ネタがワカる身にとっては冒頭のS.E.~音楽で頬が弛んだのを筆頭にあれこれ大ウケ。
そんな中に「差別が生まれる原因」「差別をなくすためには?」などをさりげなく織り込んで、終盤にはさらに「こういう差別も」という現代的な(?)命題にも触れるのがいかにもここらしい。
また、舞台中央のミニチュアセット/ジオラマに手前から明かりを当てて後方のホリゾントに影を落としたりスポットを当てたりの効果が秀逸。「こういうテがあったか!」と狂喜♪
あと、劇中の中心作品である「ワンダーマン」のタイトル、wonder と wander をかけたものであることにもニヤリ。
実演鑑賞
満足度★★
シアタートラム(東京)にて観劇。
全体的にテンポが悪すぎて退屈だった。
エピソードがね、昭和のエピソードなんだよね。
だけど、舞台設定が平成っていう、違和感がありました。
ちょっと、テーマに頭でっかちになってしまった典型に思えました。
期待してたし、芝居のベースの部分の質の高さはさすがの一言だけど、自分は乗れませんでした。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/08/05 (土)
まつもと市民芸術館にて劇団チョコレートケーキ『ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-』を観劇。
2017年に拝見した『60'sエレジー』の印象が良く、他の作品も観てみたいと思っていた劇団チョコレートケーキさんですが、その後なかなか観劇の機会に恵まれず、今回が6年ぶり2回目の観劇となりました。
前回は1960年代、今回は1990年代を舞台とした、やはりどこかノスタルジックな世界観を味わえる作品。脚本家の古川健さんの挨拶文冒頭に「この物語はあくまでもフィクション」「現実に存在する何かを連想することもあるかもしれませんが、全て創造の産物です」と繰り返し忠告?されているように、全てがフィクションであることには間違いないのですが、特撮作品の撮影現場という好奇心を掻き立てられる場所で展開される様々なシーン、会話の数々を見ていると、まるで実話に基づいたメイキングではないかと感じてしまうほど生々しく、すーっと物語の中に入り込めるような感覚がありました。思わずクスッと笑ってしまうコミカルに描いたシーンもあれば、「差別」をメインテーマとした作品だけあり、メッセージ性の強いシリアスなシーンもあったりと、濃い2時間10分でした。
伝えたいメッセージがあり、それを題材にした物語を描きたい制作者サイドと、視聴者からの論争を懸念し、本を書き直すようにと圧力をかけるテレビ局サイドのやり取り。果たしてどのように決着するのだろうと、興味深く拝見させていただきました。結果として制作サイドの強行策という方向になり、それなりのペナルティも受ける展開となりましたが、個人的にはこの展開で良かったと感じましたし、試練を乗り越え、また新たなストーリーを築こうと奮闘している様子を描いたエンディングも比較的すっきりするものでした。「差別」はいつの時代も存在し、どの時代であっても、誰もが差別する側にもなり、差別される側にもなりうる。身近な問題でありながら、あまり深く考える機会もなかったテーマでもあるため、今回の観劇は良い機会になったかもしれません。特撮モノが始まるようなBGM、作品の中を映し出したような照明、放送を見ている脚本家の顔に映るテレビ照明など、細かな仕掛けも見応えがありました。
監督役の岡本篤さん。久しぶりに拝見しましたが、若干訛りが入った味のあるお芝居はやはり良いなぁと感じました。浅井伸治さん演じる特撮ヒーロー俳優役も熱く、カーテンコールでの地元凱旋トークも面白かったです。足立英さんの爽やかで表情豊かな新人俳優役も存在感がありましたし、脚本家役の伊藤白馬さんの自然体な演技も印象的でした。東京公演に伺えず、松本公演での観劇となりましたが、気になっていた作品でしたので観ることが出来て良かったです。
実演鑑賞
満足度★★★★
あらすじでも分かる通り、特撮の現場で巻き起こる騒動を描いています。個人的に特定の仕事について描かれた作品が好きなのですが、本作もかなりの参考文献を踏まえて作品作りをされているようで、普段見ることのできない裏側を覗き見た気分でした。熱い感情、大人の事情、ちょっと融通が利く部分など、少し俯瞰して楽しめた作品だと思います。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/07/15 (土) 19:00
「悪意のない差別」「恐怖の連鎖」全ての差別につながる心に残る言葉でした。「恐がらないからわかりあえる」は解決へのメッセージ。
若者が同和地区・在日の言葉を理解できないのには驚いた。
テレビ局の弱腰、ご都合主義。テレビ局が放置してきたジャニー喜多川の性加害問題にもつながる。ryuchellさんの自殺、戦争はなぜ起こるのかなどいろいろ考えさせられた。
実演鑑賞
満足度★★★★★
傑作!面白かった!基本くすくす笑いながら観られて、心に刺さる素敵なセリフが沢山あった。暴徒化のシーンはガラッと変わってカッコよかった。色んな人に観てほしい作品!
実演鑑賞
満足度★★★
監督の松村(岡本篤)の、「今の目の前の仕事に懸命になれなきゃ、本当に自分のやりたい仕事など永遠に来ないってことに…」って、台詞に虚を突かれた。
人一倍走り回り、人一倍憤慨していた藤原(清水緑)の芝居がいい。
共演者全員が手に手にこん棒や銃を持ち、異星人を追い詰める場面は、まるで関東大震災の朝鮮人の虐殺を思い起こさせる。それぞれが、家に帰れば家族を愛し、仕事にいそしむ普通の人々の常軌を逸した狂気と豹変した姿に心が凍った。
実演鑑賞
満足度★★★
どう差別テーマを絡めてくるのかと思ったら、最初からそのまんま出してくるんですね。
差別と一言で言っても、ものすごく多岐にわたるし、結局私にはやはりなかなか自分ごとにならない感じでした。
監督、女優、脚本家の表向きの様子とこの制作を通じた心の動きをもっとわかりやすく描いてほしかったかも。
実演鑑賞
満足度★★★
意外性の全くない筋書きだった。
追記:
…と書いてから考えた。何か別の意味があるのではないかと。次の二つがすぐに思い浮かんだ。
1.これはEpisode1ですべての差別がなくなった未来を描くEpisode2がある。
2.実はこの戯曲はあらすじを ChatGPT で作った実験戯曲なのである。
この二つを検討して行くうちにEpisode2をChatGPTで作るとどうなるかが俄然気になって来た。長くなるので結果はネタバレBOXへ。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/07/05 (水) 14:00
ポップなチラシと、取り上げるのがテレビということで、いつもより軽めかと思いきや、ウルトラマンの中でも民族差別を取り上げた伝説的な回へのトリビュートという、いつもながらの重苦しい作品でした。
実演鑑賞
満足度★★★
劇チョコの新境地と意気込んで観に行ったが、いつものカタルシスは得られなかった
「差別」はいろいろ詰め込み過ぎて内容が空疎、ラストの監督のカミングアウトに至っては噴飯物
「悪意のない差別」という言葉は胸に刺さった
良く客演してる緒方、林いい味出してた
脚本家がテレビを観るシーンの照明にはうなった
橋本マナミやっぱり美人でスタイル抜群だなぁ
実演鑑賞
満足度★★★
いつもは制球の良いチョコレートケーキだが、今回は少しフォームを変えて初めての球を投げてみた。残念!大きく球はスライドしてボールだが、いつもストライクとは行かないのが芝居だからがっかりすることはない。斉藤憐はかつて、劇作家は打率1割五分でプロだと言ったがこれはホントだと思う。チョコレートケーキは6割は打っている。
失敗の原因。
ひとつ。もう十分に手慣れたメタシアターの作りにしているが、枠(特撮プロの作り手)も中身(彼らが作る特撮のヒーローモノ)もあやふやすぎて耐久力がない。今まではどちらかに厳然とした公知の歴史的事実があるからどちらへ振っても手応えがあったが、一部のマニアしか知らない子供向けのドラマを軸にしたためにフラフラして、差別というテーマに絞っていけない。
ふたつ。差別という難題にもいろいろあるが、生活感のある民族差別とか、職場差別とか、
こう言う問題は個々のケーススタディになるから軸が定まらない。結局枠もズブズブで、最後に突然監督も差別の一因という意外な条件が出てくるが、ここまで引っ張るのはいかがか、苦し紛れが観客に見えてしまう。なんだかこれでは中都留ドラマだ。
三つ。個人情報は知らぬ顔の時代になったが、古川―日澤のコンビは学生劇団(それもほとんど知られていない大学の)から仲良く続いて秀作を連打してきた珍しいコンビだが、お互いに独立して商業劇場でも仕事も出来るようになった。芝居で食うためには当然の成り行きなのだが、自分の劇団ではもっとこじんまりと、焦らずにやってみてはどうか。
かつて、宮本研も木下順二も、あの秋元松代ですら、結構放送ドラマ(ラジオ・テレビ)をこじんまりとまとめて、それで放送界では大きな賞をて大作家扱いされていた。古川も山本五十六のロンドンなどという難しい材料(中身がなにもなかった)ではなく、日澤も商業劇場の演出では、自己トレーニングになるような仕事をしてみたらどうだろう。組んでいると、やむなく「アルキメデスの大戦」をやらなければならず、これでは休めない。
この作品の監督と作者のようなことにならないように難しい中年期を切り抜けて面白い作品を見せて欲しい。
実演鑑賞
満足度★★★★★
ウルトラマンシリーズへのオマージュが溢れていて良かったです。それより何よりまるっとぜーんぶフィクションというのが安心して見ていられました。歴史物を扱いながら「これはフィクションです」なんて言われると、それって言い訳?とか思えてしまうので。
中央のジオラマの真前の席だったので、そこに使われる照明がよく見えました。左右を見るのがちょっとしんどかったですが。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/06/30 (金)
特撮愛!そうだ愛だ!!笑
葛藤だ!!
昭和だっ。昭和のヒーローものを応援してきたのでことさらに面白かった。
もう一回観る!