満足度★★★★★
息が詰まるような時空を見せる。
透明感、浮遊感、そしてサスペンスをモチーフにした主軸。
なるほど、
学生演劇にしてはかなりの空間の歪みを感じる。
誤解しないで欲しいが、
空間の歪みというのは、サスペンスのエッセンスという意味だ。
とにもかくにも堂々としたもので、
その切れ味には貫禄すら感じてしまう。
この初演で8回公演を行い380名を動員したというのは凄い。
数字で書くとわかり易いので書き出すが、問題は内容である。
先ほども書いたようにサスペンスである。
それも、
息が詰まるような時空を見せる。