満足度★★★★★
息が詰まるような時空を見せる。透明感、浮遊感、そしてサスペンスをモチーフにした主軸。なるほど、学生演劇にしてはかなりの空間の歪みを感じる。誤解しないで欲しいが、空間の歪みというのは、サスペンスのエッセンスという意味だ。とにもかくにも堂々としたもので、その切れ味には貫禄すら感じてしまう。この初演で8回公演を行い380名を動員したというのは凄い。数字で書くとわかり易いので書き出すが、問題は内容である。先ほども書いたようにサスペンスである。それも、息が詰まるような時空を見せる。
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2012/03/28 14:34
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