<正乕(まさとら)生誕200年祭>
<正乕(まさとら)生誕200年祭>
実演鑑賞
国立能楽堂(東京都)
2010/11/17 (水) ~ 2010/11/18 (木) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.morisk.com/kyogen/toshige16/index.html
期間 | 2010/11/17 (水) ~ 2010/11/18 (木) |
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劇場 | 国立能楽堂 |
出演 | 茂山千五郎、茂山千作、茂山千之丞、茂山七五三、茂山あきら、ほか |
脚本 | 井伊直弼 |
演出 | |
料金(1枚あたり) |
4,000円 ~ 8,000円 【発売日】2010/09/10 全席指定 SS8000円/ S7000円/ A6000円 /B5000円 /学生4000円 (税込み) 学生席は森崎事務所のみで販売 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | <桜田門外の変>で暗殺された大老井伊直弼(いいなおすけ)に見出され、<千五郎>名を与えられたという、伝説の名人・九世茂山正乕のアニバーサリーは、極重習の最高秘曲「狸腹鼓」と三老曲の筆頭「枕物狂」を一挙上演する、超絶の豪華番組! 茂山家は代々禁裏(宮中)御用を勤め、やがて井伊家の城中にも出入りするある日、直弼の御前で「枕物狂」上演中のシテが倒れた時、とっさに後見座から立ち上がった若き日の正乕が見事に代役を務め、感銘を受けた直弼に『千五郎、召し抱える』とその場で取り立てられ、井伊家のお抱えとなりました。実は直弼は当主名の<千吾>を<千五郎>と聞き違えたのですが、それ以後<千五郎>に改名し、現在の十三世に至る茂山千五郎家を確立しました。 動乱の幕末に大政治家として活躍した直弼はまた稀代の文化人でもあって、様々な学芸、武術、芸術、芸能に通じていましたが、とりわけ正乕を引き立てて新作狂言「鬼ヶ宿」を書き、廃曲となっていた「狸腹鼓」の復曲(いわゆる「彦根狸」)など、狂言作者としても優れた才能を発揮し、それらの曲は千五郎家が今に伝えてきました。 今回は、まず千作出演の集狂言の佳作「舎弟」に続いて、次代を担う正邦が「狸腹鼓」に初挑戦、最後に「枕物狂」を千之丞が、いずれも相手役は日替わり配役で上演します。二度とないこの機会を、お見逃しなく! 番組 舎弟 (しゃてい) 17日(水)千三郎・千作・あきら/18日(木)七五三・千作・千五郎 いつも兄から「舎弟」と呼ばれる弟は、その言葉の意味が分からない。そこで物知りに訊ねると、からかわれて「舎弟とは盗人のこと」とでたらめを教えられ、真に受けて兄のところに怒鳴り込んで大騒ぎ…。 井伊直弼・作 狸腹鼓 (たぬきのはらつづみ) 17日(水)正邦・宗彦/18日(木)正邦・逸平 狸獲りを得意とする猟師のところに女狸が尼に化けて現れ、殺生をやめるように意見する。猟師はいったんだまされるが、狸と知って射ようとすると尼が命乞いをするので、猟師は腹鼓を打てば助けようと答えると…。 枕物狂(まくらものぐるい) 17日(水)千之丞・童司・逸平/18日(木)千之丞・茂・宗彦 百歳にも及ぶ祖父が恋に悩むという噂。二人の孫は、本当ならば叶えさせようと、相手の娘を突き止めて、引き合わせる。老いの恥をさらした恨み言を謡に託しながら、喜びを隠しきれない祖父は…。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 笛・杉信太朗 小鼓・曽和正博 大鼓・亀井広忠 太鼓・金春國和 |
茂山家は代々禁裏(宮中)御用を勤め、やがて井伊家の城中に...
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