異邦人 公演情報 異邦人」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    動きはもちろんスタッフワークにも大満足
    うだるような暑さの中の、コミカルでちょっと怖い白昼夢。観たのが千秋楽だったのを後悔しました。

  • 満足度★★★★

    新鮮
    表現方法っていろいろあるんですね。

    感じ方一つで何でも形に出来るってところでしょうか。

  • 満足度★★★★★

    上質な他にはないすばらしさ
    小野寺修二氏演出のカミュ『異邦人』は
    上質で美しい構成、ユーモアもあり、
    完成度が高く他にはないすばらしい舞台だった。
    次も、必ず観たい!

  • 発想が良くて、
    工夫があって、出しゃばらず、出し惜しみなく、シャレていて、バランスよく無駄のない舞台。それでいて出演者それぞれの個性が際立っている。もう、カミュの「異邦人」なんてどうでもいい(おいおい!)くらい、美しく素晴らしい舞台でした。あの出演陣で片桐はいりさんが、どう溶けこむのかと思っていましたが、存在感が光り、その光で他の出演者たちの影が一層くっきりするような感じ。物語が呼吸するための酸素を与えるような、まさに欠かせない存在になっていました(少しセリフの聞きづらいところはあったけど)。ステージの上も、観客席も、同様に幸福な空間だったのではないでしょうか……。

    ネタバレBOX

    3本脚テーブル、欲しいなあ(笑)。天井の椅子は、あっても私には座れそうもないなあ。開演直後に使われた小さな玩具のバスが、ラストでもいい雰囲気作ってたなあ……。
  • 満足度★★★★★

    楽しい『異邦人』
    最近はダンス作品だけではなく演劇の振付を多く手がける小野寺さんの自身のカンパニーの公演、本領発揮といった感じで素晴らしかったです。

    原作が原作だけに少し暗い雰囲気のシリアス目な作品になるかと想像していたのですが、小説に書いてある台詞やエピソードしか用いていないのに、構成や演出でここまでユーモアのある作品に化けるとは驚きました。

    1人2役や2人1役で頻繁に役が入れ替わり、セットや小道具も次々に違うものに見立てられて行き、時間軸もシャッフルされていて、ストレートプレイでは表現できない、目まぐるしく変化して行く世界が描かれていました。マイムのテクニックを用いて時間や空間が歪んだように感じさせ、『異邦人』の不条理感がよく表現されていたと思います。

    ダンサーのレベルが高いのは当然として、片桐はいりさんも他のダンサーに見劣りしない身体表現で、全然違和感がありませんでした。

    原作を読んでいなくても楽しめますが、知っていると構成の巧みさを楽しめると思います。

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