ジョン王【1月3日夜~1月8日昼、1月22日昼公演中止】 公演情報 ジョン王【1月3日夜~1月8日昼、1月22日昼公演中止】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 実演鑑賞

    満足度★★

    シェイクスピアって難解なイメージだったけどだいぶ分かりやすくしてくれている。
    でも。。現在の戦争にもからめて反戦メッセージを織り交ぜてくるのが不要だと思いました。まずはその時代のストーリー丁寧にお願いします。後で感銘を受けたりするのは人それぞれなので。その時代のその世界観に純粋に没頭したかったですね。あと演者全員男性なのは当時の慣習に習ってなんだろうけどSDGs的にはそこ?と思いました。吉田さんの声はさすがのレベルで聞き取りやいのですが貴族の人たちががなって何いってるのか理解不明なくらいのセリフ回しでした。そこは誰が演出しているのだろう。私の勉強不足もあるかもしれませんが。。
    あと小栗旬目当てのお客さんがほとんどなのか途中寝ている人もチラホラ。。主役誰だったんろうか。。ジョン王も最後あっさりしてて悲劇な感じがしなかったです。そう誰に感情移入していいかわからず。あの最後におらがおらがとか言ってる人はよくドラマで見ますが彼がマンオブザマッチかな。

  • 映像鑑賞

    満足度★★★★★

    フランスとイギリスの兄弟国同士の戦争と和平の駆け引きを見ながら、まさにいまのロシアとウクライナの戦争が思い浮かぶ。ジョン王(吉原光夫)は最初、領土を一部割譲しても、フランス王(吉田鋼太郎)と和平を結んだ。「みにくい妥協の和平」の方が、「潔い栄光の戦争」より数倍もいいのではないか。シェイクスピア劇の中でもなじみのないものだが、予想以上に面白かった。終盤、「時代の病はあまりにも重い」という言葉をジョン王とソールズベリー伯が、それぞれの思いで口にする。耳に残るセリフだった。

    感情も言葉もすべてが現実の何倍にも密度濃く演じられる、スペクタクルでエンターテインメントの舞台。原作にはないだろう俳優たちの歌もよかった。戦争と平和、残虐と良心、死と安らぎ、怒りと恐れ、運命と自由。様々な感情、人生の岐路がたっぷりと演じられる。名舞台だったと思う。見どころがたくさんある。とくに後半の最初、幼いアーサー王子と従者ヒューバート(高橋務)の葛藤は特に迫力あった。助けたアーサーが、逃げようとして墜落して死ぬ。運命の皮肉に唖然とさせられた。

    シェイクスピアの比喩の豊かな豪華なセリフも聞きごたえがあった。森羅万象を内包するような、飛躍と変化にとんだセリフ。滑舌、感情の込め方、毅然としたせりふ回しや時には見境をなくした狂乱ぶりなども見事で、セリフが生きていた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    明治開化で現代劇が始まった頃、活劇というジャンルがあったそうで、日清戦争名場面などを舞台でやってみるのがはやったそうだ。これはまさにシェイクスピアが書いた英国史の活劇で十世紀も前の英仏(仏王・吉田剛太郎)の戦争をめぐる両王家の活劇である。不運、不人気のジョン王(横田栄司)の話として、英仏国民にはおなじみの話なのだろうが、いかんせんここは極東の日本で話になじみがない。彩の国シェイクスピアシリーズで最後に残った歴史劇大作も、英仏陣を衣装の色で分けるとか、主人公の王族私生児(フィリップ・小栗旬)を冒頭、お得意のホリゾントを開けて町の中から登場させるとか、日本の流行歌を挟んで、観客を休ませるとか、蜷川が発明した趣向を取り入れて最後の歴史劇巨編をキャスト三十人の殺陣満載で挑んでいるがとにかく長い。20分の休憩を挟んで80分づつ。年末に3時間では客の入りはどうだろうと思ったら、これが意外にもほぼ完売。大河ドラマで人気のあった小栗旬の人気によるものだろうか、寝ている人も多かった。

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