期間 |
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/24 (日)
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出演 |
高安美帆、森田祐利栄、森川万里(桃園会)、堀部由加里(劇団五期会)、古田里美、ナカメキョウコ(猫壺企画)、米沢千草(劇団吉次)、大森一広、米田嶺(劇団●太陽族)、中元志保 |
脚本 |
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演出 |
笠井友仁 |
料金(1枚あたり) |
1,500円 ~ 3,300円
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公式/劇場サイト |
http://www.hmp-theater.com
※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
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説明 |
~原作 『リア』 のあらすじ~
リアは、国を2人の娘たちに任せることにした。 長女は「私はリアの代理であり、(リアのために)玉座はいつも空けておく」と言葉巧みにリアを喜ばせるが、次女は何も言わない。無口な次女に失望したリアは、長女ひとりに国を任せる。ところがリアが帰国すると、玉座に長女が座っており、裏切られたリアは権力を失い、荒野をさまようことになる。同じく国に帰った次女は、リアに玉座を返すよう、長女に語りかけるが、長女に殺されてしまう。そして、権力を持つことを喜んでいた長女も、しだいにその権力に翻弄されていく。
~『PPPP!』の解説~
17世紀、シェイクスピアが「時代の鏡」として書き上げた『リア王』は、20世紀に岸田理生により『リア』となった。そして今、『リア』は、わたしたちが生きる現在の日本を舞台にした『Politics! Politics! Politics and Political animals!』になる。
わたしたちが今回取り組む上演は、ある家のダイニングを舞台に、長女、次女、母という3人の女性たちが『リア』を演じる「家庭劇」である。
父である「リア」を演じる俳優はいない。ダイニングの窓に「父の影」が薄っすらと写り、3人の女がリアの言葉を語る。そして舞台では、娘が母に抱く「嫌悪感」と、父に感じる「絶望感」を2人の娘を通じて鮮やかに描く。これら3人の女たちが描く家庭の姿はどこにでもある一般的なものであり、けして劇的にデフォルメしたものではない。しかし、観客はデフォルメした特殊な家庭のドラマと感じるかも知れない。それは父親が、自分自身の影の薄さに気付かないと同様に、わたしたちも自分の家庭で起こる「いつもの様子」に気付かないのである。
そこにわたしたちの「リアルな現実」が表出する Politics! Politics! Politics and Political animals! |
その他注意事項 |
アフタートークあり・詳細はHPにて |
スタッフ |
原作/岸田理生『リア』 パタンナー(テクスト作成)/樋口ミユ(劇団Ugly duckling) 音楽/obscure film ドラマトゥルク(文芸部員)/くるみざわしん(劇団_光の領地) スクリプター(記録係)/岡田蕗子 舞台監督/塚本 修(CQ) 堀田誠(CQ) 音響/宮田充規(Gekken staff room) 照明/根来直義(Top. gear) 映像/サカイヒロト 制作協力/尾崎雅久(尾崎商店/大阪公演) 森忠治(トライポッド/仙台公演) カンパニーメンバー/臼井沙代子 田口 翼 川内絵里奈 伊藤歌枝子 砂原万記子 協力/桃園会 劇団Ugly duckling 劇団_光の領地 CQ 尾崎商店 トライポッド Gekken staff room Top. Gear イロリ村 OB・ビル 提携/アイホール 助成/芸術文化振興基金 主催/エイチエムピー・シアターカンパニー
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リアは、国を2人の娘たちに任せることにした。
長女は「私はリアの代理であり、(リアのために)玉座はいつも空けておく」と言葉巧みにリアを喜ばせるが、次女は何も言わない。無口な次女に失望したリアは、長女ひとりに国を任せる。ところがリアが帰国すると、玉座に長女...
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