「臭う女~におうひと~」終了しました、抽選会も終了!ありがとうございました、また次で 公演情報 「臭う女~におうひと~」終了しました、抽選会も終了!ありがとうございました、また次で」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    深いなぁ
    全編、弘前弁による公演。言葉に耳がなじむまでに時間がかかったが、内容はとてもよい芝居だった。

    ネタバレBOX

    最初は、農家のおばちゃんたちが仕事の合間にしょうもない話をしている、って感じだったけど。会話の内容はどんどん深く、重くなっていき・・・笑いの合間に現実の厳しさを垣間見るというか、現実の重さを笑いのオブラートで包んだというか、・・・とにかく、笑いながらも考えさせられる作品でした。
  • 満足度★★★★

    にんにく。
    野の上は畑の上ともいった具合で現地の人が現地の実態をやるだけに強い。人がまず、強い。決して大きい声で騒ぐからではなく。下の話が長いので不安になるも、後にがっくと骨の髄にまで響かせてしまうあの落とし方。
    百次さんのしれ~とした客入れの雰囲気いいですね。御本人はいたって真面目なはずなんだけども、呼ばれて「はい」じゃなく「あいっ」になってるとことか(笑)

    ネタバレBOX

    産まれたばかりの子犬を川に捨てる、しばらく経てば母犬もそれを忘れてまた他の雄犬と交尾して何度でも子供を産む。最後の遣り取りは人間のことを言っていたのだな、と家に帰ってから気付きました(遅いっ)

    産んだからには最後まで責任持って育てることを決心する中国人妻。
    子供に見捨てられるのが怖くてお小遣いを渡す老婆の気持ち。

    「介護してけろぉ~わば介護してけろ~」のとこで涙です。


  • 満足度★★★★

    土とことばのパワー
    冒頭、津軽弁おしゃべりのテンションとスピードがすごくて、「やばい、話がわからない!」と思いましたが、実は大丈夫でよかったです。

    『ふすまとぐち』は、ちょっと特殊な一家という感じがしましたが、今回は、もっとずっと「あるある」感満載で、それがこれだけのドラマになってるのがすごいです。
    モモジさん、おばさんが好きなんだなあと、爆笑しながらおばさんへの愛情たっぷり感じて観てました。
    次作もすごく楽しみです。
    方言芝居が東京にあふれるといいなあ。

    ネタバレBOX

    はじめの頃出た犬のエピソード、びっくりしたけどそれが最後につながってた。すごく「捨てる」ことも「探しに行く」ことも、どちらにもある重たさがちゃんと感じられた芝居でした。
    それぞれのひとのやりきれなさもせつなさも嫌みさも、それこそ「臭う」芝居でした。
    文今さんがんばれ、八十助さん、ほんとは優しいんだ、と、うれしくなりました。
    でも、モモジさんの演じる子どもって、いつも強烈に「いやな子」ですよねー。けとばしたいくらい。芋久保のお母さんはちょっと救いがなかった。
    キヨさん、もう一回出てきて欲しかったな。
    女性がそれぞれに魅力的でした。

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