演劇

演劇集団キャラメルボックス25th②スプリングツアー

バイ・バイ・ブラックバード

実演鑑賞

演劇集団キャラメルボックス

他劇場あり:

2010/05/13 (木) ~ 2010/06/20 (日) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://www.caramelbox.com/stage/byebyeblackbird/index.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
2010年6月、世界各地で新種の熱病が流行。
その後遺症で、数百万の人々が記憶を失った。
ナツカの場合は、11年分の記憶。
その結果、彼女の心は16歳の頃に戻ってしまった。
ナツカは、記憶喪失者が再教育を受ける学校に通い始める。
そこには、他に4人の16歳がいた……。


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公演詳細

期間 2010/05/13 (木) ~ 2010/06/20 (日)
出演 大内厚雄、實川貴美子、多田直人、西川浩幸、大森美紀子、坂口理恵、岡田さつき、前田綾、小多田直樹、井上麻美子、鍛治本大樹、林貴子、森めぐみ、有馬自由(扉座)
脚本 成井豊、真柴あずき
演出 成井豊、真柴あずき
料金(1枚あたり) 5,000円 ~ 6,000円
公式/劇場サイト

http://www.caramelbox.com/stage/byebyeblackbird/index.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
説明 2010年6月、世界各地で新種の熱病が流行。
その後遺症で、数百万の人々が記憶を失った。
ナツカの場合は、11年分の記憶。
その結果、彼女の心は16歳の頃に戻ってしまった。
ナツカは、記憶喪失者が再教育を受ける学校に通い始める。
そこには、他に4人の16歳がいた……。


28年前の11月。池袋の小さな劇場で、大学1年だった私は、生まれて初めて生の舞台に触れた。作・演出が成井豊で、主演が大森美紀子。そして加藤昌史の初舞台だった。
当時、バンドでサックスを吹いていた私は、自分が音楽でプロにはなり得ないことに気づいたばかり。
楽器を持たず、体と声だけでこちらの琴線をかき鳴らした役者たちに、人生最大の衝撃を受けた。
その時に受けた衝撃が、私を演劇の道へ進ませ、卒業の年に劇団を結成させた。そして、25年目の春を迎える。正直、結成した頃は、3年先の展望もなかった。私には、という意味だ。地方へツアーに行くとか、シアターアプルやサンシャイン劇場で公演をやるとか、そんなことは夢物語でさえなかった。
音楽を諦めた時は、自分の能力を冷静に判断したくせに、劇団を作ろうと決めた時は、ほとんど何も考えなかった。
才能があるとかないとか、関係なかった。
ただ、どうしても、続けたかったのだ。どんな形でもいい、演劇に携わっていたかったのだ。この希望というか執念は、今でも変わっていない。
もし、時間が25年巻き戻って、やり直していいよと言われても、やっぱり私は同じ道を選ぶだろう。
それだけ夢中になれるものに出会えたことが、私の一番の幸運だと思う。
25年分の感謝を新しい物語に詰め込んで、劇場でお待ちしています。

真柴あずき
その他注意事項
スタッフ

[情報提供] 2010/03/26 00:12 by CoRich案内人

[最終更新] 2011/07/12 19:19 by かわひ_

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