満足度★★★★
淡々と過ぎていく日常
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷
淡々と過ぎていく日常、潜む毒、見え隠れする哲学。
姉妹の関係性が恐ろしくも美しかった。
満足度★★★★
東北地方の民話のような
女の本性を窺い知ることのできる物語でした。
当日は土曜ワイド劇場の温泉宿仕掛人で温泉に浸かっている俳優さんも来ていらっしゃいました。
満足度★★★★★
姉妹のめあて
凪がざわめく海辺の崖の上に立つ一軒の家。崖は自殺の名所だったりする。舞台は、その家の離れにある書斎。そこで繰り広げられる3人の濃密な物語。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★
思惑がほのめかされる
トーンは静か目。
老いさらばえた男とお手伝いに通うとある姉妹の、三人の濃縮芝居。
これはあとからちょっと教えていただいたのだけど、哲学が見え隠れするからか、ところどころ、難しいことを喋りなさる。しかもさらりと。
若手の作品じゃないなという印象。
満足度★★★★
脚本力
死を目前にした作家の物語であり
その作家に貸家する、姉妹の物語でもある。
「生きる」こと、貸家の風景と、姉妹の距離感を描いた
脚本が、カタルシスに満ち、重厚だが、軽快なテンポ。
客入りの少なさが、惜しい。
満足度★★★★
たくらみ
いろいろなたくらみが込められた戯曲のようで、でもはったりのようにも見える。見逃しているかも知れない部分が気になり戯曲も買ってみた。
でも照明が細やかだから、戯曲だけ読んでも空気は味わえないはずだ。
男と女の相容れなさみたいなものを、滑稽であったり淋しかったり恐ろしかったり描いた物語に見えたけれど。