江戸糸あやつり人形+能+現代演劇が夢のコラボレーション
~ギリシャ悲劇「バッカイ」が、夢幻能として、今新たに蘇る~
実演鑑賞
赤坂RED/THEATER(東京都)
2010/02/27 (土) ~ 2010/03/04 (木) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://bakxai.web.fc2.com/
期間 | 2010/02/27 (土) ~ 2010/03/04 (木) |
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劇場 | 赤坂RED/THEATER |
出演 | 櫻間金記(能楽)、田中純(糸あやつり人形)、笛田宇一郎(現代演劇)、美加理(現代演劇)、岡本章(現代演劇)、結城一糸(糸あやつり人形)、結城民子(糸あやつり人形) |
脚本 | エウリピデス、高柳誠 |
演出 | 岡本章(錬肉工房) |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 4,500円 【発売日】2009/12/28 前売4000円/当日4500円/学生2500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ギリシャ悲劇『バッカイ』は、エウリピデス晩年の傑作である。 そこではディオニュソスとペンテウスの対立の中に、神/人間、 宗教/政治、自然/文化、狂気/正気といった様々な対立軸が 緊張感を持って浮かび上り、根源的かつアクチュアルな問いかけ が真正面から行われている。 今回上演する『バッカイ』は、エウリピデス作『バッカイ』を 踏まえながら、新たな切り口で書き下ろされた高柳誠氏による テクストを中心に作も加え構成されている。それとともに アガウェに一つの的を絞り非業の死者たちの声に耳を澄ませて 夢幻能的な構造で全体を設えてみた。 また同時に今回の舞台は、多様なジャンルの表現者の参加を得、 昨年の4月より丁寧に稽古、共同作業を重ねてきた。特にそこ では日本の伝統演劇の持つ興味深い〈変身〉のあり方、語り物 の構造が現代演劇の重要な演技の課題として捉え直され、本来的 な意味でのコロス劇として多層的な役や人格、そして人間と人形 (もの)との自在な相互交換の位相が探られている。出来れば 今回のこの試みが、古典と現代の根底の課題を問い、少しでも 新たな演劇言語や身体表現の可能性を切り拓く作業になればと 願っている。 [構成・演出にあたって/ 岡本 章(練肉工房)] |
その他注意事項 | |
スタッフ | 音楽:細川俊夫 舞台美術:島 次郎 照明:山口 暁 音響:須藤 力 衣装:中村裕身子 人形美術:塩川京子 |
チケット取扱い
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そこではディオニュソスとペンテウスの対立の中に、神/人間、
宗教/政治、自然/文化、狂気/正気といった様々な対立軸が
緊張感を持って浮かび上り、根源的かつアクチュアルな問いかけ
が真正面から行われている。
今回上演す...
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