占いホテル 公演情報 占いホテル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★★

    マジおもろい!(^0^)
    あおきりの芝居は縁あって何度となく観てるが、今回の物語が一番良かったような気がする。セットの作りも上手いなぁ。2Fがホテルの部屋になってる。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    失踪した友人の行方を尋ねて、その友人の日記をもとに新藤という男がアーバンカントリーホテルにやってきた。友人の失踪した原因が、『占い』にあると信じていた新藤はのっけから占い師を疑う。またここに登場する占い師の占いとはなんぞや?みたいな説明をナビする論者もいたりして、いちいち頷けるし笑える。

    相談者からヒントを誘導し、相談者の大半は懺悔をしにくるのだから、それを導き出せばいい。なんつって相談者の心理を読み取り、はたまた、相談者に質問する際の占い師は、イエスともノーとも回答されても大丈夫なような内容にしておく。つまり、質問はどっちにも取れる曖昧な質問ばかりで、相手の表情と話し方で察知するのだ。(苦笑!)
    そんな悪魔なのか天使なのかペテン師なのか解らない占い師らの本音の声と建前の声が交差して呟きとも取れ、いちいちやることが面白くて可笑しくて仕方がないのだった。
    まるで、左の肩には天使が、右の肩には悪魔が存在し、いちいち両者が相対して主張してるような感覚なのだっ!笑

    一方でこれらと同時進行的に失踪した友人・野沢の足跡を想像しながら追う新藤と、新藤が妄想の中で動く野沢の対比が愉快なのだ。野沢の彼女に対するしぐさや行動がコミカルで大いに笑う。笑う、笑う!(^0^)

    登場人物のどれもが表と裏の顔を持ち、彼らの裏の顔がどうやら新藤が思い描く妄想の中の出来事でもあり、願望でもあるらしい。

    結局薬局、野沢は占いに目覚め、自ら占い師になって各地を転々と歩いていた。っつーオチだから、新藤君もやられちゃってる訳よね。(失笑!)

    ハイテンションでコミカルで観客を全く飽きさせないパラダイスな芝居だった。ワタクシの好みの作風。
    ああ、楽しかったなぁ・・、次回はどんな夢を見させてくれるのだろうか。

  • 満足度★★★★

    切り替えが巧みでした
    妄想や回想シーンでの演技の切り替えと、音響・ライトでの追従が面白かった。ハイテンションの極みというか、なんというか。ついていける人は楽しめるけど、ダメな人は受け付けられないでしょうな。

    ネタバレBOX

    キーファクターの手帳の入手方法が判らないのが残念でした。

    いきなり始まる妄想やら回想シーンの、ハイテンションな演技と、
    急に元に戻る事のギャップが楽しめました。
    集団浴衣ダンスとヒーローモノのコントが、一番受けました。

    失踪した友人との長イスでの会話が、何度もVer変えて
    うまく使われていました。オチにも使われ、見事なリピートでした。

    だんだんと片付けられてゆく舞台の演出は、今までの占いの話と
    重ねて、説得力がありました。

    いろいろ占いの嘘を暴きつつも、占いで救われる人も
    いるのだから。いいではないの、っていう肯定感が暖かかったですね。

    実際、こんなホテルありそうですよね。

    「手帳読めよー」が、なかなか繰り返しのよいギャグになっていました。

    チラシには友人失踪1カ月とあったが、
    劇中では時間が語られなかった気がする。
    ちらほら、隙のある話ではあったが、
    劇としての熱量は、良く伝わってきました。

  • 満足度★★★

    違う演出で観たかったです。
    役者さんたちは皆さん頑張っていました。楽しそうでしたが大変そうでした。
    お疲れ様でした。

    ネタバレBOX

    話は妄想なのか?現実のことなのか?だんだん判らなくなり、どう話が展開していくのか楽しみで良かったです。面白かったです。
    でも途中で入る妄想のシーンが自分には合わず、妄想のシーンになる度に何だか気持が引いてしまい、リズムが悪いなぁと思いながら観てました。
    でも後半のセットがどんどん無くなって所は良かったです。
    以前の公演の「箱を持っている」に通じるものを感じました。やはり他の劇団とは違うなぁと思いました。
    あと最後はあの終わり方で良かったと思いますが、何か期待外れな気持ちが少し残りました。幕の奥に何かあって最後に開いて観客を驚かす演出があるのかなぁと思ったので・・・。
    次回作に期待します。
  • 満足度★★★

    「占い」は~
    個人的には興味はなく、妄想の世界観かなあ位な感じですかね。その辺を上手く表現していて、うん!なるほどと感心して笑いながら観劇できました。

    ネタバレBOX

    前作で箱の数を数えたりして目が舞台以外にいってしまったので、今回はそうならないように集中していたんですが、舞台をバラシ始めたのでヤバイと思いながらも、ついまた目が行ってしまった。次回作も何かするんでしょうねえ!
  • 満足度★★

    ごめんなさい。。。
    私のバカな頭では、もうついていけないみたい。

    ネタバレBOX

    2003年からのあおきりファンですが・・・。

    私が観てきたあおきりのお芝居で初めて、
    どれが誰なのかを理解するのに、ものすごく時間がかかり。。。
    (役者本人という意味ではないです。役者さん自身の顔と名前は全てわかってます)

    細かい場転が多かったのにも、頭がついていけず。。。

    ここ2年ほどの作品では、やりたいこと模索し続けてる感じですよね。
    新しいことにチャレンジするのは良いんだけど、もっと説得力が欲しいというか。
    なんだか、お試し状態で観させられてる感じがしてしまって(試食的な)。

    魅力的な役者さんが多い劇団ですし、
    決してつまらないわけではないのですが。ごめんなさい。

    ていうかそれより、
    役者さんたちの声がみんなガラガラだった(普段と違う)のが、
    すごく気になって(心配になって)しまいました。どうぞお大事に。。。
  • 満足度★★★★

    占いの「おもて」と「うら」
    当劇団、2作目の観劇。
    前作「箱を持っている」と比べ、かなりライトに仕上げられた喜劇。
    よく当たると評判の占い師が何人も滞在しており、評判のホテルで、繰り広げられる、占いの「おもて」と「うら」。
    『果たして占いは「いんちき」なのか?』を、占い師とお客の攻防を通じて面白おかしく描いていく。
    前作は色々なことを考えさせるものであったが、本作は前作ほどのメッセージ性を有しておらず、気軽に見るのにはちょうど良い。

    ばっちり組まれたホテルのセットが物語は進むにしたがって、だんだんと解体される様は、「うら」を見せる演出の一環なのだろうか?

    次回は是非また、前作のようなメッセージ性の強い作品を見てみたい。


  • 満足度★★★★

    良かった!
    占いの手口を冷静に分析していて好感が持てました。

    毎日セットご苦労様です。

    ネタバレBOX

    ノートを読み解くことが、友人との会話として可視化されていて、面白いと思いました。
  • 満足度★★★★

    トークショー
    突然始まり突然終わる妄想部分がテンション高くて面白かったです。ああいう現実と妄想の混ぜ方は私にとっては初体験で斬新でした。

    終演後にこの劇団の役者/脚本/演出家と他の劇団の劇作家/演出家の対談がありましたが、プロも方もセットやセリフ等の意味がよくわからない箇所があると語っており、そういう状態だったのは自分だけでなくて安心しました。

    ネタバレBOX

    行方不明の友人がどうして占い師になったのかなあ?????
    後半でセットを片付けちゃいましたが、次の日また作り直さなきゃいけないので大変そう。最終日は撤収が楽でいいですね。
  • 満足度★★★★★

    観なきゃ損
    名古屋公演観てきました。
    完全にチケット代のもとは取れます。

    ものすごく楽しませていただきました。
    もう1回観に行けばよかったと後悔してるくらいです。

  • 満足度★★★★

    レビュー!?
    ネットで“あおきりみかん”を検索すると 
    「以前と比べ大きく変わった」 
    という発言を度々見かける 
     
    変わったからどうなのかと言えば 
    思った以上に否定派が多いような… 
     
     
    ボクの場合 
    『「ギャル~閉じません~』以降しか観ていないので 
    それ以前がどういう作風だったのかよくわからない 
     
    DVDで何作かは観たけれど 
    生で観るとのは感覚が違うだろうしね 
     
    ちなみに『「ギャル~閉じません~』は 
    “あおきり”初となる外部作家(松木麻里子)の作品 
     
    したがって 
    ボクが生で観た鹿目の作品は 
    『パレード旋風が巻き起こる時』からってこと 
     
    だから 
    「変わった」
    と言われ始めた以降の
    ほんの数本しか観てないわけで… 
     
    その作風を素人のボクが言い切るのはかなり失礼
    もしくは的外れかもしれないけれど 
    一言で言ってしまえば 
    あえて答えを出さない作品かな 
     
    観る者それぞれが微妙に違う感覚を持ってるんだから  
    当然の如く自身で導かなきゃいけない答えは千差万別… 
     
    それを 
    「不親切」 
    「わかり難い」 
    と言ってしまえばそれまでなんだけど 
    ボクから言わせれば 
    それが“あおきり(鹿目)”の面白さなんじゃないかな 
     
     
    答えを出さない 
    それが答えのような… (『OnYourMark』CHAGEandASKA) 
     
    ↑なんて歌詞が頭に浮かんだ(;´▽`A 
     
     
    複雑な展開に置いていかれないよう頭を回転させつつ 
    自身の答えを探りつつ… 
     
    確かに  
    それはそれで結構忙しいんだけどね(; ̄ー ̄A  
     
     
    で 
    それが好きか否かと言われれば 
    大好き!!です^ω^ 
     
    人間の表面と深層心理のギャップを 
    チクリ!グサリ!と皮肉りあざ笑いながら 
    その憂いに愛おしさを感じさせるような… 
     
    そんな“あおきりみかん”が大好きだ~~~!(*・∀<*)
     
     
    と 
    全くレビューになっちゃいないけれど 
    東京公演を控えているから 
    今回の作品の内容には触れない方がいいかと… 
       
    それでもちょっとだけネタばらし 
     
    大掛かりなセットがまさか!という展開に… 
    大道具さん大変だったろうな~ 
     
    往復ビンタを喰らう新藤(松井真人)の表情が 
    素を見ているようで◎ ( ̄m ̄*) 
     
    何度か出てくるダンスは 
    大きなステージならではの演出かな? 
    ついつい
    お気に入りの手嶋仁美ばかりを目で追っちゃった(;´▽`A 
     
     
    関東の皆さん 
    決して観て損はない劇団ですよ~(*・∀<*) 
     
    名古屋が誇る“あおきりみかん”
    是非とも観てやってください 
     
    東京公演 
    まだまだ席に余裕があるそうです。。。

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