実演鑑賞
城崎国際アートセンター (兵庫県)
2022/05/19 (木) ~ 2022/07/01 (金) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://kiac.jp/event/1199/
期間 | 2022/05/19 (木) ~ 2022/07/01 (金) |
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劇場 | 城崎国際アートセンター |
出演 | 武本拓也 |
演出 | |
振付 | |
料金(1枚あたり) |
0円 ~ 0円 【発売日】 観覧無料(※事前申込必要) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 平日毎日19:00~20:00 ※火曜をのぞく |
説明 | 「人が人の前に立つという事は何なのか」という問いのもと、2017年6月から毎日必ず上演することを日課としている武本拓也。1カ月半の長期滞在中、平日は毎日19時~KIACのスタジオで、土日は市内各所で「上演」を行う。 各回終演後には、観客と意見交換を行い、普段生活している東京以外の場所での「上演」がどのようにアウトプットされ、変化していくのかを検証する。 ----------- こんにちは、武本拓也と申します。 この度、城崎国際アートセンターに5月18日から7月4日までの約1ヶ月半、滞在させていただく事となりました。 私は普段は東京に住んでおり、昼間サラリーマンとして働いています。5年前、2017年6月からですが、退社後に近所の公民館で、1時間程の上演を毎日するという事を始めました。今年の6月で、ちょうど5年目となります。 上演は、私が1時間、その場所にいる。というようなものです。その時そこにある音や光、その日の自分の状態など、立っているだけでもうそこにある無数のものやことを、細かく見ていこうとすることを行います。見た目には、ゆっくりと歩いたり、じっと立っているような見え方をする上演です。 こんな事をやり始めた理由は色々とあるのですが、一つには、日々仕事をし生活をする中で見過ごしている細かいものや見落としているものごとを、よく見たいと思ったということ。それを人に見せるのではなく、ひとりでも毎日やっていこうと思ったこと。そして日々の体や空気と同じように、毎日繰り返す事でずっと変わり続ける事をやってみたい。と思ったということです。 この上演は、何かの流派とかジャンルに属して始めたのではなく、自分で考えながら自分なりにやってきました(もちろん、色々な人から教えを受けたり影響を受けています)。 自分なりに考えて続けてきた事ですが、続けていくとある型やわざのようなものができてきて、ここ最近は声をかけていただいて様々な場所で上演をさせてもらえるようになりました。 ものになるには5年かかる、とはよく言われることですが、この5年間で私の上演も、何もなく始めたところから随分違うものとなりました。 一体どんなものになったのか。5年という節目に、この城崎国際アートセンターで、それを考えてみたいと思います。 私の毎日の上演は、毎日本番と同じようにやりますので、いつ誰が来てもいいです。明日行きたいと前日夜に連絡をもらって、次の日見てもらうという事もあります。 今回の滞在でも、私はアートセンターのスタジオで毎日上演を行いますが、それにはいつどなたが来てくださってもいいです。一応、来る際にはご連絡をいただけたらとは思いますが、毎日の上演はいつでも公開しています。舞台公演を見るというような気持ちでなくとも、私は東京にいるのと同じようにアートセンターにいますので、どんなものかとお気軽にいらしていただけたらと思います。 また毎週末には、アートセンターを出て豊岡市の各所で上演をする予定でおります。初回5/22(土)は、温泉寺の本堂で上演させていただく事となりました。私の上演は、上演をするその場所に反応していくというものなので、同じゆっくり歩くというような行為だとしても場所によって見え方が全く違ってきます。勿論日によってもです。もし、こういう場所でも上演をしたらいいのではないか、ここでやっているのを見たい、という場所がありましたら、是非教えていただけたら嬉しいです。 また毎日の上演も、一応時間は19時からとしていますが、この時間にちょっとみてみたい。この場所に来てやってみて欲しい。あるいは私のやっている事を一緒にやってみたい。というご希望がありましたら、お気軽にご連絡いただけたらと思います。 1ヶ月半と短い期間ではありますが、どうぞよろしくお願い致します。 武本拓也 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
各回終演後には、観客と意見交換を行い、普段生活している東京以外の場所での「上...
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