満足度★★★★
すごかった
何て言うのだろう・・。直視できない位のシーンもあり、その"エグイ"迫力に圧倒された。こんな作品が上演できる燐光群ってすごい、と思う。
満足度★★★★
あめりか な感じ
弱った人間が狂気の世界に引きずり込まれていく というのはよくありそうなんだけど、一筋縄ではいかない展開が面白い。
絶望的な状況へとストーリーは進んでいくのにもかかわらず、だんだん観ているうちに笑えてくるというのが、自分にとって新鮮。
満足度★★★★
観たという満足感!
観ている私も、アグネスの様にピーターの狂気に引きずり込まれる恐怖を感じた。終わり方も好きですね。私も一瞬、この世から消えた気になった。
満足度★★★★★
衝撃!!
こんな舞台を日本で観られることに大きな幸せを感じます。
出演者、スタッフとも限界に挑戦することで出来た舞台だと思います。
序盤は心に闇を抱えた男女の出会いが丹念に描かれていますが、「BUG」の発見により、平静が保てなくなっていきます。
人間が狂う舞台は何度か観たことがありましたが、これは人間の背景に社会の崩壊が確固たる形で存在しているように感じました。
また、狂うと狂いっぱなしでラストまで行くのが普通ですが、ラスト直前に1クッション(外部からの妨害)が入ることにとても興味が沸きました。
もう東京公演は終わってしまいましたが、愛知、大阪の近くにお住まいの方はご覧になることをオススメします。
満足度★★★★
侵食する虫
それはアグネスと元兵士のピーターの二人だけが見える幻覚なのか・・。
それともピーターの言う軍の仕業なのか・・。
ピーターのいうのも何となく納得してしまう。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
語るに値する舞台
すごかったなあ。こういうの、アメリカ人好きだからなあ。主人公の男女の設定が、戦争からの帰還兵とDVの被害者という・・・アメリカの今を象徴する二人だ。まあ、それがどういう状態なのか、日本人にはピンとこないんですけど。
でも、オフブロードウェイでこれを見た坂手さんが、日本で上演しようと思うあたりがすごい。坂手さんならではだ。ただし、「日本人はわかりづらい部分」を、映画じゃなくて演劇で伝えるためには、役者さんに背負ってもらわねばならないわけで・・・ご苦労さまです。水木さんは充分がんばってたと思います。しかし、体力持つのか・・・とうっかり心配してしまいました。
満足度★★★★
鬼気迫る舞台。
アメリカのオフブロードウェイの話題作を坂手さんが翻訳して上演してくれた。もちろん、演出その他は違うのだろうけど、アメリカの現代演劇に触れる機会が少ない我々にとっては大変刺激になる。
美保純さんは好きな女優なので、病気降板は残念だったが、西山水木さんの熱演が見られたので満足。こういうアクシデントがあると、かえって他のメンバーはそのアクシデントを吹き飛ばそうと団結するものだが、そういったエネルギーが全ていい方に出ている気がした。
物語はいかにもアメリカらしい話。日本ではなかなか発想出来ないストーリーだが、それだからこそ、見る価値がある。(以下ネタバレで)
満足度★★★★
息苦しくなるような圧迫感
思わず笑ってしまう、しかし笑いつつも顔がひきつってしまいそうな、エキセントリックにエスカレートしていく西山水木と大西孝洋の演技がいい。狂気に勢い、迫力があった。後半部の展開は圧巻だ。
燐光群らしい重量感のある暑苦しい芝居だ。見終わったあとはちょっとぐったり。