Theatre Polyphonic第7回公演
「婚期」「虎の尾」「ことづけ」朗読上演
実演鑑賞
シアター風姿花伝(東京都)
2020/03/19 (木) ~ 2020/03/22 (日) 公演終了
上演時間: 約2時間0分(休憩なし)を予定
公式サイト:
https://polypho.wixsite.com/akimoto
今、秋元松代作品を上演することには、とても大きな意味がある。三好十郎の育てた作家の中でも殊にその才能が際立った彼女の作品、師よりもむしろ表現そのものは上手でもあろう。
期待度♪♪♪♪♪
0 2020/03/19 19:41
| 期間 | 2020/03/19 (木) ~ 2020/03/22 (日) |
|---|---|
| 劇場 | シアター風姿花伝 |
| 出演 | 月影瞳、一色洋平、百名ヒロキ、南谷朝子、竹中友紀子、原広実、鷹野梨恵子、上村正子、那木慧、丸山雄也、堀文明 |
| 脚本 | 秋元松代 |
| 演出 | 石丸さち子 |
| 料金(1枚あたり) |
5,000円 ~ 5,000円 【発売日】2020/03/08 前売り/当日とも 全席指定 |
| 公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
| タイムテーブル | 3月19日(木)19:00 3月20日(金)13:00/19:00 3月21日(土)12:00/15:30/19:00 3月22日(日)12:30/16:00 |
| 説明 | 「婚期」「虎の尾」「ことづけ」作品について 秋元松代作品を連続してご紹介していくシリーズの第一弾として、「婚期」「虎の尾」「ことづけ」の三作品を選びました。終戦しても、戦争があったことを内包して生きることを強いられ、現実的にも戦争の傷跡を負って生きた、庶民たちの物語です。 朗読の形ではありますが、そこに描かれた人間を立ち上げて観客に手渡す所存です。 「婚期」は、戦後間もない映画界に身をおく女二人、兵役あがりで映画の仕事をするもののヒロポンに今をまぎらわせる男、戦時中視学と呼ばれた文部省指導主事の男、四人の結婚をめぐる恋愛心理劇。 社会の中での女性の立場も、結婚観も、当時とは大きく変わっているはずなのに、今そこにいる女性を描いたように現代的な戯曲です。そして、男性二人が、単なる落伍者のように見えながら、実に痛みを伴った複雑な人物として描かれており魅力的です。 「虎の尾」はラジオドラマとして発表されました。 敗戦の責任を感じて自殺した父を持つ主人公は、高校の教師。担任した生徒が自殺をして、墓参りに向かったところ、親族たちは、彼自身が死に場所を求めているのでは?と大騒ぎになる。かつて見合いをしたことのある女性が急遽彼を追うことになるが……・。 虎の尾という花とも草ともつかぬ植物に自分をなぞらえる、地味で、コミュニケーション下手な男女二人。 ささやかな心の交流、孤独を埋めたい者どうしの共感が、とても痛ましい形で描かれます。 が、それは他者からすれば、とても喜劇的に見えるかもしれません。 「ことづけ」は、今回選んだ作品の中では、最も上演され、知られている戯曲です。 戦後をなんとか明るく懸命に生きようとする庶民たちに向ける、作家の温かい眼差しが感じられます。 初期秋元作品の中では特に喜劇性が強く、人間味に満ちた作品で、登場人物の苦味や屈折は少なめです。 苦味は、そこに描かれた「終戦後の日本」という現実にこそあります。 受け容れることでしか生きられない日本人の体質への批判。 行き場と生きる場を見失った人々に向ける作家の愛情は、批判を凌駕します。 しかし愛すべき人たちがそこにいるからこそ、体制への怒りが作品の底辺でふつふつとたぎるのです。 |
| その他注意事項 | |
| スタッフ |
[情報提供] 2020/03/08 17:58 by polyphonic
[最終更新] 2020/03/09 01:12 by polyphonic
秋元松代作品を連続してご紹介していくシリーズの第一弾として、「婚期」「虎の尾」「ことづけ」の三作品を選びました。終戦しても、戦争があったことを内包して生きることを強いられ、現実的にも戦争の傷跡を負って生きた、庶民たちの物語です。
朗読の形で...
もっと読む