グッドピープル 公演情報 グッドピープル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-4件 / 4件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    昨日、鑑賞してきました。戸田恵子さん、木村有里さん、阿知波悟美さん、小泉駿也さんの掛け合いが最高!!サヘル・ローズさんもとても美しく役柄にピッタリ、長谷川初範さんはダンディでしたが、役柄的には少し弱かったかも…でも、素敵でした。
    貧困と差別、置かれている場所で生きる人、過去を踏み台に生きる人、アメリカ社会の縮図とも感じるお話しですが、日本に住む私達にも共通な普通の人々のお話しでした。

    ネタバレBOX

    私的には、白人マーギーと黒人ケイトの掛け合いの場面が最高に良かった。
    黒人社会は、白人と闘って黒人の権利を勝ち取って来た。一方、白人であるマーギーは、社会の底辺で生きている。誰かと戦い変化を求めるのでは無く、自分の置かれた場所で、自分が出来る事を選択して生きている。また、ジョディの父であろうマイクは、隠れ差別主義者である。貧困からの脱却に黒人(ケイトの父)の権力を利用している。クリニックの受付嬢も白人では無いようだ。でも良き父であり、夫であろうとする姿もまた、彼である。アメリカ社会の縮図なんだろうと感じるが、貧困や差別はこの日本にもあり、十分に共感できる舞台でした。
  • 満足度★★★★

    普通の人で良かったです。

    ネタバレBOX

    失業した女性が、友人にそそのかされて元カレの医師に仕事の斡旋を頼みに行き、子供の出生時期をほのめかすことであわよくばと考えたものの、結局はゆすりたかりはしなかったという話。

    生活に疲れている役だからかもしれませんが、いつもはつらつとしている戸田恵子さんが別人のように見えました。

    グッドピープルといううさん臭い題名で、何か偽善的な良い人が登場するのかと思っていましたが、結局せこいことのできない普通の人の生き様が描かれていて少しホッとしました。

    社会福祉はどうなっているのか、今もですが将来が心配です。

    ところで、アメリカのことなので何とも言えませんが、レジの打ち間違いというのは日本人としては理解できませんでした。
  • 満足度★★★★

    たのしい芝居見物だった。場所は銀座。三百人ほどのほぼ満席の客席は下北沢とはがらりと変わって、家族連れもいる老若男女、下町の町内会の観劇会の雰囲気である。
    芝居は2011年のブロードウエイのアメリカ現代演劇。大衆劇的とはいっても、中身は現代アメリカ・ボストンの下層労働者階級の性差、上昇志向、人種差別、職業差別、地域差別、などを織り込んだかなり辛い内容なのだが、万国共通の彼らの、都合のいい話には乗りやすく、酒や賭博(ビンゴ)におぼれ、常に失業不安のある労働者たちの生活を喜劇的に描いて普遍性がある。(落語の庶民の世界である)
    劇団のカラーにも合っていて、主演の戸田恵子、村上弘明、サヘル・ローズは客演ながら、脇を劇団の木村有里、阿知波悟美が支え、鵜山仁の演出も心得た出来で、幕間15分を挟んで2時間半、楽しんで見られる。中でも、戸田恵子は、こういう環境に育った女性の切なさ、可笑しさ、純な心情をテンポよく演じきっていて、この女優ならいつもの出来とは言うものの、得難い名演である。べとつかず、切れ味がよく、さっと変わるところがうまい。
    対する、村上弘明。大劇場の商業演劇は経験があるだろうが、こういう中劇場でも、なかなかいい。成り上がった医者の役を、余り芝居で見せようとしないで、ガラで押さえているところも成功した。サヘル・ローズと高田翔の台詞が聞き取りにくいのはキャリアの差が出た。
    しかし、こういう舞台で、客席が、素直に芝居を楽しんで、劇場全体が芝居の華で包まれ一つになって盛り上がる(幕内で芝居の神様が下りてきたと言うそうだが)のは、は非常に珍しい。商業演劇だけでなく、今の小劇場にも、公立劇場にもない、現代の芝居小屋のあり方を開いた老舗NLTの久々の大ヒットだろう。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/07/18 (木) 19:00

    いかにもアメリカンな物語。昔の恋人vs今の奥さん、二人に挟まれて困る男というのは永遠のテーマですね。劇中の曲がジャズの有名なスタンダードではなく、フランク・ザッパのジャズ作品という一捻りもあって面白かった。

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