公演情報
「「日本国憲法」を上演する」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
Ammo『墨を塗りつつ』@日暮里d-倉庫5/4マチネ観劇
「憲法」って小難しい言葉で書いてあって読む気がしない。
でも、この憲法がある事によって私の生活は守られる。
勝手に、政治家のおじさん達が都合良く
変えるって、おかしくない?
変えたいおじさん達って、なに、目的なん?って、日本中が改憲の内容のおかしさにちょっぴりでも、この芝居を観たら、感じ取れるんじゃなかろうかと思う。
劇中、「言葉が難しくて何言ってるかわからない」って台詞。まさに、そこ!!って!!!おじさん達は、大事なこと、分かりやすく伝えたいなんて思ってない。分からない様に、進めて、しらーと、いつからかこうなってたよね、って皆んなが後々気がつく様になるようにしている。大事なことって、誰にって大事な事なんだ?
一握りの政治家の大事?違うでしょ??この国に暮らしてる人々の大事な事の為の憲法だし、政治でしょ?
そんな当たり前のこと、分からないおじさん達、要らない。
一時間の上演時間。この中で、それぞれが観ている誰かのもう一人のような気がした。前園あかりさんが演じる彼女の言いたい事や、山崎丸光さんが演じる彼も、伊澤玲さんの彼も、具現化されていた。公演数が少ない事が悔やまれる。
今作DVD発売あれば嬉しい。今回は会議劇で俳優さん方がほぼ固定の位置のようだとおもい、個人的に下手気味に席を選んだ。
舞台始め、明るくなった時に即死したことだけお伝えします。
満足度★★
鑑賞日2019/05/12 (日) 14:00
【中野坂上デーモンズの憂鬱/IDIOT SAVANT theater company】(4ステージ中2ステージ目)
中野坂上デーモンズの憂鬱「No.12」
登場人物たちが高校生(「役」+α)であり出だしもメタ気味で楽しそうであったが、音の反響の多いこの会場で大きめの声で早口なため台詞が聞き取りにくいことがストレスとなり脳が?気持ちが?拒絶してしまい途中から思考停止に陥ってしまったのは残念。
IDIOT SAVANT theater company「忠恕。放る。線上。」
前年の「ハムレットマシーン」は面白かったが今回は薄暗い明かりの中での抽象的表現に苦手意識が先立つ。また、憲法との関連も見出しにくかったのはこちらの憲法に対する意識がまだ薄いということか?
満足度★★★★
中野坂上デーモンズの憂鬱 No12
いつものように言葉と動きで間の無い隙間無い空間
浴びせられる台詞とパワーと意味の有るような無いようなやりとり
でもその間も意味を考え続ける
なんナンだろうって考えさせられる
それっぽい言葉を大きく出してみてもそれが正解だとは限らない
世界はわからない
僕はデーモンズ凄い好きなんだけど
なんかデーモンズっぽい役者さんってのが自分の中にあって
今回だと榎本さんと櫻木さんが凄いデーモンズっぽいなぁって
てか、にこにこちゃんで三森さんと矢野さんを観てきた後にデーモンズを観た僕の中の世界観のぐちゃぐちゃさ
IDIOT SAVANT「忠恕。放る。線上。」
僕の思う前衛的演劇そのままの作品
詩的な言葉と表現
こういった作品だからといって観劇側が決まったような見方をする必要もないのかなと
動きとか突然の展開とか自分は凄い笑ってしまった
てか、デーモンズのモヘーさんを差し置いてあの表現とは笑
満足度★★★★
中野坂上デーモンズの憂鬱と、IDIOT SAVANT theater companyはどちらも「激しい」舞台。もちろん「劇」とは激しさを伴うものだが。
毎回恒例のトークでは前者の主宰松森モヘー氏は今回の台本76頁と言って驚かれていたが(平均十数枚だろうと他の二人)、舞台はボルテージ高く、高速の絶叫声(一人の台詞は短い)が数珠繋ぎにまくし立てられていく。
後者は鍛え抜かれた肉体が圧倒する毎度の舞台で悲壮感と身体負荷によって絞り出される台詞の熱量は健在だったが、今までになく多量の言葉(書き下した何編かの詩)を独白するシンプルな舞台だった。
今回のシリーズは3組観劇でき、それぞれ健闘ぶりが見える成果で観劇としては満足だが、テーマそのものの課題は重くのし掛かる。
満足度★★
鑑賞日2019/05/09 (木) 19:00
【bug-depayse/Super D】(2ステージ中2ステージ目)
bug-depayse「彼について知っている僅かな事柄」
隠喩の意図するものを探りながら観るも、結局何が何だかさっぱりワカらず。
Super D「新日本国憲法」
前文(?)や条文を音声にしながら(朗読や群読、音読ではない)それを身体で表現したり、条文の内容を例示するスキットを演じたりのパフォーマンス。
表現法としては面白いが、時として音声が聞き取れないのはどうだろう?
まさか観客が諳じている前提ではあるまいな。
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/04 (土)
「Ammo」「ノアノオモチャバコ」観劇。知っているようで深く知らない。解っているようでなかなか…。な憲法。どちらの作品もその「決まりごと」に関しての奮闘がわかり、少しでも憲法が分かったような。この国はどうなっていくのだろうか、私にできる事はあるのだろうか、などと考えながら帰路につきました。
鑑賞日2019/05/06 (月) 19:00
石川雷太 a.k.a. Erehwon「原発・ノイズ・日本国・憲法」
ビキニ環礁の核実験映像や舞台に並べられた放射性廃棄物の表示があるドラム缶から核関連、序盤と終盤のパフォーマンスから戦争や暴力に関するものは感じ取れたが憲法関連は全く感じられず。アフタートークで石川氏としての狙い・想いを伺えたがそれでもあまり理解できず。
美術家にしてノイズミュージックによる表現をする方とのことなので、そちら方面に慣れていればともかく、演劇側からの視点では無理もないことか?
とはいえパフォーマンス自体は(多少の冗長感はあれ)興味深く観ることができた。
満足度★★★★
AMMOとノアノオモチャバコの回を観劇。毎年各団体のステージ数は通常2、3回だが今年は1ステージのみ(特別出演)が1団体、他は2ステが2組、4ステが2組の変則形。今回観たのは4ステージある組の初回。
まずAMMOはここ2年程気になっていて未見だった劇団だが、現実にある自民党の改憲案を扱った直球の議論劇(近未来の要素あり)。若い実力の片鱗が見えた。ノア..は数年前「胎内」をシアターミラクル(確か)で観て以来だが、古典戯曲などの脱構築的舞台が領分かと思ったら、意表をついてコメディ仕立ての家族劇であった。早川紗代が婆役で舞台を掻き回し(邪魔をし)、なぜこの女優が居るのに普段お笑いをやらないのかと首を傾げる八面六臂の出しゃばりっ振り。
1時間でやれる事には限りがある、とは他ならぬ両劇団にこそ言え、凝縮された内容でお得感あり。
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/04 (土) 14:00
【Ammo/ノアノオモチャバコ】(4ステージ中2ステージ目)
Ammo「墨を塗りつつ」
新憲法に一行だけ附加することを許された弱小野党の策は?な物語。
奇しくも本作を観る前に史上最凶(狂?)の宰相が「2020年に新憲法施行」とぶちあげたニュースを目にしたために焦燥感・無力感が劇中人物たちと重なってまるでわが事のよう。
そんな中、彼らがそこから導き出した結果は痛烈な皮肉で「ヤラれたぁ……」あるいは「その手があったか!」でニヤリ。
加藤航平と八谷しほ「VOTE!」も「第98条・緊急事態」について例え話で語っており、それを踏まえた上で観た本作では具体的な条文で触れており、もはやそれは戦慄に近かった。
そして前者は高校生たちの議論(?)、後者は政治家たちの議論なのでそれぞれの精度も的確ではないか、とも。
しかし本当にあの首相に緊急事態など与えたら文字通りの「ナントカに刃物」ではないか、剣呑剣呑。
ノアノオモチャバコ「かてーのけんぽー(仮)」
憲法を家庭の問題に落としこんだとのことで、大日本帝国憲法から日本国憲法に替わるのはワカったが、他はあまりピンと来ず。
ま、大日本帝国憲法をあまり知らないので仕方のないことか?
そしてやはりσ(^-^) とノアノオモチャバコって相性が良くないのかもなぁ。
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/05 (日) 14:00
「Ammo」と「ノアノオモチャバコ」を観た。
Ammoは、近未来、自民党(劇中では民自党)の改憲案が国会を通ることが決まってしまった局面で、小党が1行だけ付け加えさせてやる、と言われて、その案を考えるという会議劇。学者に協力を求めても、ほとんど相手にされない中で、小党が考えたのは…、という展開は面白い。なぜ小党に1行付け加えさせるのか、とか、途中から出てきた肉の話はどういう意味があるのか、等の疑問はあるのだが、劇として熱を感じる。政治家の空気が読めない妻を演じた松葉祥子が、最後の決め手となるというのも巧い。
ノアノオモチャバコは初見の劇団だが、亭主関白の父が決めた家訓に反対する家族の反発を、憲法になぞらえての芝居。笑い中心の劇団のようだが、ちょっとやり過ぎの感があり、憲法の話との親和性は今一つの感じがあった。
満足度★★★★★
鑑賞日2019/05/05 (日) 14:00
Ammoのテーマに対する熱い情熱を感じる事が出来て良かった。
前園さんの長セリフに胸を打たれた。
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/01 (水) 19:00
【身体思考/加藤航平と八谷しほ】(2ステージ中2ステージ目)
身体思考「九条小町」
ノンバーバルの身体表現とのことで「考えずに感じるヤツ」と思って臨むも、タイトルからテーマが見えているのによくワカらず。
最後に第1条から第9条までを読み上げる時に「内閣」を「内角」、「国会」を「黒海」のイントネーションで読んだ意図も読めず。
やはりこのテは観慣れていないとダメなのか?
加藤航平と八谷しほ「VOTE!」
コミカルなタッチながら改憲に関する国民投票で起こりそうなことや現憲法と改訂案の特色を戯画化して見せて鮮やか。(ある意味コワい)
それこそ高校を巡回して上演してはどうか?(それでもワカらんヤツにはワカらんか?)
なお、導入部の「学園祭で上演する芝居は憲法に関するものと国から指定される」という状況にAga-risk Entertainment「ナイゲン」を連想したりも。
満足度★★★★
初回は満席で予約が取れず、雨の中会場を訪れ、幸い当日券で観る事ができた。
「戯曲でない」憲法を題材に何がやれるのか?不安ながらに見始めたが、さほど違和感が無かったのは、思えば「戯曲」での企画で各集団それぞれ、圧縮の手際や翻案・表現手法もバラバラ、原形をとどめなかったり換骨奪胎された舞台を過去に観ていたからだろう。(来年はテキストからも離れるらしい)
今回全組合せは観られないが、まず第1グループのスタートに立ち会えてラッキー(観客が皆同じ条件で観劇)。出演団体は毎回舞踊・身体表現系と芝居系、凡そ半々の陣容だが、1グループはくっきり身体思考が舞踊系、加藤と八谷が演劇系。それぞれに感想があるがいずれネタバレにて。