満足度★★★★
会場入口側に頭を右下がりに置かれたグランドピアノ。ピアノ側面入口側に背凭れの無い木製ベンチが3台5㎝程横にずらしながら各々ピタリと寄せ集められている。ピアノ奏者は下手の席について演奏。ピアノの左下には同じ型のベンチが1台。他はフラットで一辺三尺と二尺、巾四寸ほどの板を寄木細工のように敷き詰めた床。ピアノを除き、他は総て木目の生地をそのまま活かしてある。下手壁の奥から出捌け、モネの睡蓮連作を模した一葉が掛けられた壁面、その手前はブース状になって音響・照明などのスタッフが入っている。客席は、グランドピアノと演者空間に相対する形で椅子が並べられているが中央に通路を取り、こちらも時折演技スペースとして用いられる。一幕三場。(追記2019.4.1 華4つ☆)