怪童 公演情報 怪童」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    劇団献身は2回目かな?うまく笑わせられてしまう感じですね。自作にも期待していしまいます!

  • 満足度★★★

    作演の奥村徹也が同郷ということで劇団献身を鑑賞。
    本人の前説から独特のキャラで捉まれ、舞台は終始笑わされた。これが喜劇?コメディの世界か。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/02/09 (土) 18:00

    主宰・奥村さんの作る物語ほんと好き。人の意表を突くたくさんの笑い、でもただ笑わせるだけじゃなく、ちゃんと感動させるとこもある。ただ単純に笑う事が好き、面白い事が好きな人ならめっちゃはまると思う。ただ少しでも評論家気質な構成とか深く考えちゃう方々はちょっと違うと思う人がいるのかな?とみなさんの感想を見てて思いました。私は献身、好きだし今後も楽しみだし見続けます!

  • 満足度★★★

    ■約120分■
    極めて特異な幼年期を過ごした女の一代記。劇構成を緻密に作り込んでから書き始めたのだとしたら申し訳ないが、脚本が行き当たりばったりで成り行き任せな印象。継起する出来事が強い必然性では結ばれておらず、出来事を並べただけのストーリーは客を前のめりにさせるだけの吸引力がない。着地のさせ方が上手いために、エンディングではいい劇を観たような気分に危うくなりかけたが、全体の構成はやっぱり魅力に欠け、途中からダレてしまった。
    コメディを謳っている割にギャグもいまひとつ。無理やりひねり出したようなギャグや飛び道具的な笑いが目立ち、さらなる精進を期待したいところ。
    ただ、さそうあきらの漫画に出てくるような、腕白女子というか、自然児のようなヒロインは魅力的。演じ手の女優のサッパリとして快活な演技が、役にさらなる生彩を与えていた。

    ネタバレBOX

    親に捨てられヒッピーのおじさんに山奥で育てられる。ひょんなことから自分とおじさん以外の人間と出会って学校に入り、社会を知る。お笑い芸人を目指して上京し、売れる。結婚して子供を産み、芸能界から遠ざかってフツーの主婦として過ごす。家族を捨てて家出し、登山家の弟子となって世界中の山に登る。故郷の山に帰る。
    …というのが大まかなストーリー。
    芸人を目指して上京するあたりから、ヒロインの行動に大した必然性がなくなり、そのあたりから退屈してしまった。要するに、物語がエピソードのつぎはぎに終わってしまっており、有機的に作られていないのだ。
    芸人志望の親友に感化された、というのが芸人を目指した理由であり、そこには必然性があるとも言えるが、本作はヒロイン・ユリカの一代記、ユリカが芸人を志した“内的動機”も併せて示してほしかったところ。
  • 満足度★★★★

    劇団献身の第12回公演 「怪童」 を観た。 献身さんは2度目の観劇となるが、自分のツボにくる作品だということは確信した。 非常に面白かった。
    今作品はコメディタッチで当然笑いをとるシーンも多いのだが、やはりそれだけでない。 夢を追いかける2人の女の子が都会に出て、(詳細は割愛)やがて女性になり中年になっていく長い半生の中で彼女たちが変わっていく局面が丁寧に描かれているので観客もグイグイ引き込まれていく。 ラストは多分そうなるんだろうなという期待通りだが、それでもスッキリする。 115分、長く感じなかった。 観客の拍手の大きさがそれを裏付けている。
    オサムを演じた納葉さんは過去2度ほどIAKUさんの作品で観ていて、「実力ある方」と思っていたが、今回あまりに違う作風でも見事にやってのけてくれたので益々株が上がった。 今後が楽しみな女優さんだ。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2019/02/06 (水) 19:30

     生まれてすぐ山奥に捨てられヒッピーに育てられた少女ユリカと、その山奥の小学校で育った少女オサムの2人の生涯の物語。本劇団はいつもそうなのか、前回観たとき同様、破天荒で無茶苦茶な物語が展開するが、悪い感じではなく終わるところに救いがあるものの、回収しきれないエピソードもあったりして勿体ない印象が残る。
     この劇団は、役者の友人が観に来るケースが多いらしく、物語ではなくて、あいつがこんなことしてる、という笑いが多いのは、やや見苦しい。それと不要に長い前説も賛成できない。
     本作後、再度留学する永井久喜はあんまり目立たない役だが、若い2人を立てる役割をしっかり演じてた。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/02/06 (水) 19:30

    価格2,700円

    終演後、奥村主宰に最初にかけた言葉は「いい絵、描いたなぁ」だった。
    出だしこそ従来の破天荒な献身調だが、本編は破天荒などとは程遠く、普通より少しだけ振れ幅が広いが決して稀有ではない生き方をした女性二人の生きて、生きて、生きて、老いて、な人生を抜粋しユーモアとペーソスも交えて見せて鮮やか。
    「わび・さび」、「枯山水」なども思わせる新境地か?
    ラスト二場の構成も巧い。

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