満足度★★★★
鑑賞日2019/02/16 (土) 19:00
カラーの違う3劇団が持ち寄った作品を、オムニバス上演するのではなく、シーン毎に交互に上演するという面白い形式にチャレンジした。3つの作品そのものはそれぞれに面白い題材を扱っているのだが、チャレンジが成功したかどうかはやや疑問である。というより、敢えて混在させる意味は何か、というのがポイントで、混在させて出てくる味と、損なわれてしまう部分のバランスが問題だろう。チャレンジそのものには敬意を表したい。
満足度★★★★
鑑賞日2019/02/14 (木) 14:00
価格3,500円
チーズtheater・TOKYOハンバーグ・フロアトポロジーがそれぞれ書き下ろした30分ほどの短編を短編集形式でなく、場ごとに併走する形式で構成し1本の作品として編み上げたスタイル。
明確な共通のテーマはなさそう……どころかオーソドックスな人情噺、σ(^-^)の大好きな某有名文学作品を想起させるファンタジー系、手法が(やや)異色なもの、と作風・味わいも三者三様でありながら、人物の境遇など共通点が散見され(この感覚はまさしくタイトルの「接点」)、深読み・誤読が得意な身にとって「こっちのあの人はあっちで話に出た人ではないか?」などと勝手に想像を膨らませることも可能。(笑)
また、一通り観た後で再見するとまた新たな共通項も見つかりそう。
なお、そんな風にそれぞれ異なってはいるが、根底には「優しさ」がある、な感じ。
ところでタイトルに「vol.1」が付いているということは、第二弾、第三弾も期待してイイのかな?そしてどんな団体とコラボするのかな?
満足度★★★★
3団体が一つづつストーリーを作り最後にリンクしていくという作り。
登場人物はどこかで劣等感を感じながら生きている人々で、心の底で苦しさや悲しさ、寂しさが出ていてこのまま重い感じで舞台は終わってしまうのかと思ったが最後には少しの希望が見えてよかった。
物語のキーとなった海の見える駅、たぶんあそこだろうと想像しながら一度行ってみたいなぁと思わせてくれた舞台でした。
前2列は背もたれの無い席なので95分辛い方は3列目以降がおすすめです。