期間 |
2019/04/05 (金) ~ 2019/04/07 (日)
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劇場 |
銕仙会能楽堂
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出演 |
小林勝也、石橋敬子、髙橋洋介、寺内淳志、辻村優子、島本和人、長本批呂士、滝沢花野、船橋真弓 |
脚本 |
三島由紀夫 |
演出 |
笠井賢一 |
料金(1枚あたり) |
4,500円 ~ 4,500円
【発売日】2019/01/17
全席自由席・日時指定・税込 ※能楽堂の受付開始は開演の1時間前、開場は開演の30分前。
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公式/劇場サイト |
http://
※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
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タイムテーブル |
4月5日(金)19:00 4月6日(土)14:00 4月7日(日)14:00 |
説明 |
三島演劇の原点に帰る 能舞台に捧ぐ言葉の花束
『近代能楽集』の世界 三島由紀夫の戯曲『近代能楽集』は、能の謡曲を現代劇に翻案し、 国内のみならず海外でも優れた舞台芸術として高く評価されている。 自由に時間と空間を超える能楽の特性を生かし、独自の前衛的世界 を創出する世界観は、三島の古典作品に対する尊敬と情熱に裏打ち された、伝統と現代の幸福な融合といえる。
「卒塔婆小町」 夜の公園。モク(煙草の吸殻)拾いの老婆が、ベンチにいる恋人を邪魔しながら拾ったモクを数えている。それを見たほろ酔いの詩人が老婆に声をかける。詩人が、ベンチで抱擁している若いカップルを生の高みにいると言うのに対し、老婆は、「あいつらは死んでるんだ」、「生きているのは、あんた、こちらさまだよ」とたしなめる。 老婆はかつて、小町と呼ばれた絶世の美女で「私を美しいと云った男はみんな死んじまった…」と80年前の鹿鳴館の世界を語り出し…。「近代能楽集」の中でも傑作と名高い、日本の新劇で最高峰の一つと呼ばれる作品です。これまで様々なアーティストによって上演されてきた、舞台芸術界のアイコン的な演目を、三島由紀夫ゆかりの能楽堂において、満を持して上演いたします。
「綾の鼓」 ビルの3階にある法律事務所で働く老小間使・岩吉は、真向かいのビル3階の洋裁店を訪れる華子に一目惚れをし、想いを寄せている。岩吉は華子への恋文を毎日届け、もう100通になっていた。 ある日、その手紙を読んだ華子の取り巻きの客たちは、岩吉に音の出ない鼓を渡し、もし窓越しに鼓の音が届けば華子が想いを叶えるという悪戯を思いつき…。老人の募る想い、愛された女の矜持、恋と絶望をテーマに、三島文学ならでは神秘的な感覚に包まれた現代劇。そのあくまで現代的な舞台設定を、いかに能楽堂において表現するか、新たな挑戦に期待が高まります。 |
その他注意事項 |
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スタッフ |
【美術】乘峯雅寛 【音楽】後藤浩明 【衣裳】細田ひな子 【照明】清水昌弘 【音響】星野大輔(サウンドウィーズ) 【舞台監督】小田史一 【制作】玉塚充 【宣伝美術】樋川ゆき 【票券】よしよしこ(アナログスイッチ)
【企画・制作】 株式会社タマプロ 【協力】 アトリエ花習、ストローハウス、トムプロジェクト、文学座 (五十音順) 【主催】 株式会社タマプロ |
能舞台に捧ぐ言葉の花束
『近代能楽集』の世界
三島由紀夫の戯曲『近代能楽集』は、能の謡曲を現代劇に翻案し、
国内のみならず海外でも優れた舞台芸術として高く評価されている。
自由に時間と空間を超える能楽の特性を生かし、独自の前衛的世界
を創出する世界観は...
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