新・ワーグナー家の女 公演情報 新・ワーグナー家の女」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    緊張感のある見事な舞台。さすがワーグナー家の話だけに、トスカニーニ やフルトヴェングラーの件もあって、クラシック音楽裏話としても楽しめました。個人的な見解ですが、ダンスパフォーマンスは多少冗長なのでは。力を入れたい気持ちはわかるのですが。

  • 満足度★★★★

    ナチスへの協力を悪かったとしない母とナチスを良しとしない娘の対話がメインで、笑いなど一切求めないたった8人のだけの真剣勝負の舞台。
    圧巻は何と言っても踊りのシーン。収容所で死んでいったユダヤ人たちを上半身裸姿で見せる踊りや、朝鮮装束の男の悲しさを表した一人の踊りは、セリフ以上にの戦争の悲劇を語っていたように思いますが、個人的にはやや長かった印象。
    高校生などにも見て欲しいという想いからか格安の高校生以下割引なども準備してありましたが、時代背景など複雑でかなり難解だったのでは。小学生と見受けられるお子さんもちらほらと見受けられましたが、果たして楽しめたかのかはちょっと疑問(ただし、地名や人名、舞台の背景などを説明する解説書が当日パンフとして配布されていたのはとても親切でした)
    他の劇団ではあまり見たことのない、ちょっと異色の見ごたえのある2時間弱の舞台でした。

  • 満足度★★★★

    戦後もナチス協力を反省しない母(大ワーグナーの息子の妻・ヴィニフレッド・ワーグナー)と、亡命してナチス批判を展開した娘フリーデリント・ワーグナー(愛称マウジ=ハツカネズミ)の対話劇。予備審問の場の米軍人たちが、場面場面で役を変えながら、コロスの役割をする。ほぼ二人の回想の語りで終始するが、なんといっても素材となった歴史と人間関係が劇的だし、ワーグナーという偉大な芸術家の一族への興味もあって面白く見られた。
    後半、ガス室で死んだユダヤ人たちをコロスたちの群舞で見せる。少し長すぎる気もするが、悶え、あがき、脱出を求めながら死んでいく姿が、セリフの裏の悲劇を語っていた。
    また、作者福田善之は、日本の朝鮮人迫害にもきちんと触れ、それは朝鮮装束の男の悲しい踊りで示した。ただの海の向こうの話にしていない。ほかにも過去の話にしてはいけないという意識が随所に見られた。休憩なし1時間50分

    ネタバレBOX

    娘マウジの最後のセリフ「やはり言っておかなければならない。私はリヒャルト・ワーグナーの音楽を愛している。しかし、もう一方で、ワーグナーのように巨大でも医大でもない、多くは心貧しく不幸な人びと運命を思う。私もその一人なのだから」がよかった。心貧しい不幸な人間の一人である私のことを、優しく認めてもらえた気がした。
  • 満足度★★★★

    母と娘の葛藤の物語?にヒトラーの政権掌握やワーグナーの音楽やトスカニーニの話が絡められていて、そのあたりの歴史や音楽事情に知識があれば面白く感じられる。かなり長いダンスが挿入されたが、いまひとつ演出意図が伝わりにくかったように思う。

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