離々として連々 公演情報 離々として連々」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    昔、アルチュール・ランボーの詩集が面白いと言っていた人に感化され、自分でも読み始めたことがあります。
    言葉の端々に、面白さの欠片のようなものは読み取れるのですが、全体を把握しようとすると、たちまちすり抜けていってしまう様な感覚になりました。
    この舞台を観たとき、その感覚を思い出しました。
    今の自分には、ほんの一部しか理解できないけど、きっとこの舞台を面白いと言うことができる感性を持った人が居るのだろうな。
    舞踏やコンテンポラリーダンスに近いかも。
    把握しきれてはいませんが、演技は観ていて気持ち良かったです。

  • 妖しく不思議な雰囲気の作品でした。正直、私には難しく、夢の中にいるようでしたが、それもそれで良いのかな?とも思いました。静岡から東京初進出したという劇団でしたが、役者さん達の実力を感じました。

  • 満足度★★★

    人間への突き詰めた思いは爛爛と伝わってきた、はみ出すほどに、意味が見失われるほどに。 ひとりに向き合おうと見守るだけの小さい視線がひとりぼっちにならぬよう、語らず語らせる空っぽの人形が動き出す、それを観たい。

  • 満足度★★★★

     惜しい! 普段は浜松で活動している劇団だという。1997年旗揚げ。

    ネタバレBOX


     ところで、何故自分が惜しい、という評価を何故したのかというと、シチュエイションの設定の仕方を変えれば、今作はそれだけで格段に良くなること請け合いだからだ。今作で描かれた内包をそのまま、例えば戦争(アメリカによるイラクやアフガニスタンへの或いは日々行われているイスラエル入植者及び軍によるパレスチナ人に対するジェノサイド)下に在る子供達の状況として描くならば、意味は遥かに深化し、普遍性と今作が社会に問うことの鋭さを提起できたであろうからである。だが、未だ作家にそこまで尖鋭化する内的必然性が無いようだ。
    演技を拝見している限り、姉(サチ)を演じた女優さんの鍛錬は並大抵ではあるまい。(東京で活躍する女優でもこれだけ鍛錬している女優はそう居ないと思う)成長後のサチを演じた女優さんもしっかり鍛錬していることを感じさせるシーンがあった。恐らく劇団のメソッドとして身体訓練には相当重きをおいているのだろう。それだけに、脚本家には、もう少し生の社会に踏み出し格闘して欲しいのである。そうしつつ、哲学や社会学、経済学、民俗学、そして世界情勢をアナーキーな視座で分析して欲しい。常に実践と理論を並行して進め・学び・獲得して行って欲しいのである。意欲はあるようなので期待値を籠めた評価をした。

このページのQRコードです。

拡大