公演情報
「アラサー魔法少女の社畜生活」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
鑑賞日2019/01/13 (日) 18:00
座席I列7番
「羊の皮を被った狼」……と言うよりは「糖衣錠の毒薬」の方が的確か?
表向きはコミカルで娯楽性十分ながらイマの日本の企業(ブラックと称される一部のみではなく広く一般に)で行われている労働者酷使ネタがふんだんに盛り込まれて笑いながらイテテテテ、みたいな?
社会風刺コメディかくあるべし。
劇中での客いじりの対象となりたい客(?)専用の席を用意したり、鼻につかない程よさでメタ気味の笑いをいれたりするのも巧い。
ところで舞台が豊島区中心なのは初演が池袋の木星劇場、再演が大塚の萬劇場であるだけでなく「もう1つの理由」があるのではないか?(笑)
あと、漠然とエヴァっぽさを感じた(モンスター=使徒とか)のはσ(^-^) だけだろうか?
満足度★★★★
美少女戦士モノがバリバリ働くアラサー女性のヒューマンストーリーと合体!
収入が伴わないハードワーク。
そのくせマスコミからは注目されがちで社会的責任は大きい。
神出鬼没なモンスターを速やかに抹殺するというビジネスのリアリティーと、ビジュアルの妙が何とも言えぬ可笑しさを醸し出しているのと同時に、揺れ動く大人の女心がしっかり描かれた作品でした。
中心となる3人のアラサー魔法少女は、この歳で今もなお「少女」と名乗っていいものか思いあぐねる、なかなか聡明な女性達。
同世代の女性から何かと共感を集めそう。
個人的には良くも悪くも「働く男性の代表」的立ち位置にある管理職役の言動に心動かされました。
この方は過去に一度拝見していますが、やっぱり不思議な存在感のある役者さんだなぁと再確認。
満足度★★★★
鑑賞日2019/01/12 (土) 19:00
魔法少女のその後と今言われているブラック・社畜が見事に融合まとめ上げたなぁと感心。会社勤めいる身としては,グサグサ来たり痛快だったりしたが、最後は単純に楽しんだ。
主演の辻さんの苦労を自虐的コミカルに演じると上手い。今回のはまり役。
昨日観た芝居の感想で、少女は女になれても魔法少女は魔女になれないのかと思ったのだが、一つの回答がこれかも。
満足度★★★★
10代で覚醒した魔法少女は専門会社の社員となって、日々モンスターと戦い、地域の平和を守って来た。そして気が付けばすでにアラサーである。そんな彼女らの職場を舞台にして現実のブラック企業とか働き甲斐とかを多角的に描いている。
と書くと取っつきにくく感じるがそこは作者の力量で柔らかなコメディーに仕上げている。アフタートークによればさらに先まで作って稽古していたのだが結局ボツにしたのだそうだ。勝手に想像するに、現実的には万能の処方箋がないのでオープンエンドにならざるをえなかったということなのだろう。その分、小さくまとまった感は否めないがこのフォーマットの限界ではある。
出演者は数年前なら新宿村LIVEに出ていたであろう元美少女の親しみやすい方々である。もう少し体を絞ればまだまだいけてると思われる方もチラホラ…余計なお世話でしょうね。魔法少女の仕事ぶりもなかなか本当らしくて楽しませてくれる。3人の男性も中間管理職、召喚獣、モンスターとして良い味を出していた。
チラシそのままのカラークリアファイルを全員に配っていたのも好感度大。
それからパイプ椅子の間隔が10~20cmもあいていたので大劇場以上の快適さだった。夏場はとくにこうして欲しい。