「熱海殺人事件」「青春かけおち篇」 公演情報 「熱海殺人事件」「青春かけおち篇」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    『熱海殺人事件』2時間呼吸が止まったかと思うくらいの素晴らしさでした。

    ネタバレBOX

    『熱海殺人事件』は他劇団で『モンテカルロイリュージョン』『売春捜査官』を先に拝見しましたが、本家本元の当作品はなかなか機会に恵まれず今回が初見でした。先の2作品からはこのような作品であることは全く想像しておらず、特に水野朋子婦人警官がかような重要な役割であったと初めて認識しました。大筋は先の2作品と大差はありませんが、本作品は“大山金太郎と山口アイ子”、“木村伝兵衛と水野朋子”この二つの愛が描かれた作品だったのですね。好きだからこそ別れがあり、好きだからこそ手に掛ける、つかさん流の“愛”の形の描き方、素晴らしいです。そして既存の演劇界に無かったリズム感と言葉の一つ一つ、つかさんが岸田國士戯曲賞を最年少にて受賞したのもうなずけます。
    木村伝兵衛を演じた平田裕治さん、マシンガンのように繰り出される台詞を実は一つ一つ大切に発する能力の高さ、容姿も端麗で北区ACT STAGEさんはこんなにすごい役者さんがいらっしゃるんですね。また心根の優しい人格が殺人を犯してしまう大山金太郎を演じた関谷裕太さん、素晴らしい。水野朋子役の山田奈保さん、熱海の海岸のシーンや木村伝兵衛への想いの描き方は実に感動的、ラストの静岡に向かうシーンはこみあげてくるものがありました。容姿も可愛らしく木村伝兵衛とのバランスがとても良かったです。是非また拝見したい女優さんでした。
    天国のつかさん、素晴らしい作品とDNAを受け継ぎ貴方の想いを伝えてくれる劇団を残してくれて本当にありがとうございます。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    【青春かけおち編】
    「昭和」という時代を彷彿させる熱い芝居。もちろん、劇中で流れる曲も昭和歌謡曲であり自分には懐かしく思えるものばかり。
    さて、結婚を反対されたり、何か障害があるわけでもないのに“かけおち”という古典的な愛の行為に出た恋人たちのその後を面白可笑しく描いた物語。つか作品では未見の作品で楽しませてもらった。
    (上演時間1時間30分)

    ネタバレBOX

    ほとんど素舞台。そこを縦横無尽に駆け回る熱い芝居が展開される。

    梗概…冒頭は映画「卒業」シーン、 花嫁を奪って逃げるような場面から始まる。主人公・原口康夫は実家の板金工場で名目だけの社員で給料を貰い、写真家気取り。その康夫は恋人の北城セツ子の家で気ままな生活を続けていた。そして康夫は、実家の相続権は弟・義郎に譲り、セツ子と結婚して北城家の婿養子へ。北城家は代々女系家族でセツ子は一人娘。セツ子の母や父は康夫の婿入りを望んでいた。そんな時、セツ子に見合い話が持ちこまれ、相手は年商30億を商うという貿易商の早乙女。彼は15年間もセツ子を思い続けていたという。早乙女の態度に感動し、セツ子も早乙女とデートを重ね心を動かされていく。状況打破のため康夫とセツ子は”かけおち”するが…。

    見所は”かけおち”した先、駆け落ち旅館・花鳥風月でのドタバタ。追い詰められた状況下で見えてくる相手の本音と本性、そのギャップを乗り越えて真に解り合えるという喜劇的寓話。
    淑やかと思われたセツ子の豹変ぶり、ヘビースモーカー、平然と放屁する姿に唖然とする。一方、優柔不断であった康夫も自己主張し出す。その2人を周りの人々(家族)が思惑を孕みながらも優しく包み込むような心温まる展開。今となっては古き良き時代?=昭和の家族的団欒がしっかり描かれる。

    ちなみに、つかこうへい と言えば何らかの強烈なメッセージが込められていると思うが、本作品は敢えて言えば”家族制度”であろうか。女系家族、長男が婿養子へという拘り、そして孫に女の子が生まれた途端、義母が冷淡になる、など落ち着かない展開を思わせる。

    最後に役者陣は役柄にはまり、物凄い熱量の演技を観(魅)せてくれた。熱演だけにセツ子役(浅野鼓由希サン)は少し声枯れのようで聞き取りにくいシーンがあって少し残念。
    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/12/15 (土) 17:00

    「青春かけおち編」を観劇。
    最初からテンション高くて、熱苦しい程に舞台に引き込まれて行きました。二人の煮え切らない男に愛想をつかす、セツ子役の浅野鼓由希さんの弾けっぷりが良かった!久々に笑って泣かされた舞台でした。

  • 満足度★★★

    『熱海殺人事件』観てきました。音響効果、照明効果も印象的。
    早口で、つばまで飛ぶ勢いの喋りの熱量に、圧倒。
    悪い意味でなく、エネルギーを奪われる作品でした。

  • 満足度★★★★

    「熱海殺人事件」観劇。
    オーソドックスなバージョンの熱海、4人が紡ぐ物語が丁寧にかつ体当たりで演出されていた印象。
    役者の熱演もあり、非常におもしろかったです!

  • 満足度★★★★★

    【熱海-】鑑賞。
    まずは、チラシに載っていない潮みかさんがどう絡んで来るのか、期待して熱海を先に観に行きました。
    やっぱりこの人の存在感は凄い。
    また、もう一つの目玉である演出家-これまでに何度観たか覚えていない位に俳優・大江裕斗さんを観ましたが今回は演出ということで・・。
    こちらも色々と楽しめました。

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