青に帰る日 公演情報 青に帰る日」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★★

    た・楽しい!(^0^)
    愛に満ちたおともだちパンチをくらったよう・・。
    観客を楽しく帰らせる。という点は素晴らしいです。

    以下はネタばれBOXに。。

    ネタバレBOX

    北海道の田舎町の農家を舞台に かつての高校の同級生の通夜に参列した30代とその同級生の家族と母校の後輩が繰り広げる 温かい物語です。

    まず、セットがアートっぽくて素敵です。

    長谷川直樹の通夜に集まった37期生は高校生の頃、完全自殺マニュアルなるものが話題になって、その影響を受けて集団自殺しようとした仲間だった。

    集団自殺の決行の日に、葬儀屋の島崎が察知して皆を止めて今に至っている。

    彼らはそんなかつての心の闇を背負っていて、同級生の直樹がなぜ、今になって自殺してしまったのかを考える時、気持ちが重くなるのだった。

    一方、直樹の兄の大輔は葬式の時には気丈にも明るく対応していたが、たった一人の肉親を失った事の重みは計り知れなく、葬儀が滞りなく終わった後、軽い鬱に陥り、農業をする気持ちが萎えてしまう。

    そんなおり、妻の智子は直樹の同級生達に農業の応援を頼み、またまた、この長谷川家に皆が集まる事となった。

    皆と関わっているうちに大輔は症状が回復し、やる気がでてくる。農業を手伝いに来ていた母校の後輩が学校でいじめに遭ってる事や、学園祭に「チャモロダンス」を踊りたい。という意思を知り、37期生達もその学園祭に参加しダンスを踊る事になる。



    会場入りすると、ごっつい男達が前列に陣取っていて、「なんか、やばいなー。」と思ったら、たぶん、この露出度85%のチャモロダンスが目当てのようだ!
    まあ、本能的に前列でプリプリを観たいのは分かるけれど・・・観えないっつーの!デカイ男が壁のように立ちはだかってちゃ!
    自分でデカイと感じたら後ろに行けよ。観えないじゃん!(・・)



    身近な人に自殺され、残されちゃった者たちが織り成す葛藤と再生の物語です。

    このチャモロダンスは人は死んでも魂は生き続ける。という意味のダンスらしく、残された者達は直樹の最後の心の中に居た。と思い、直樹の上に私達が生かされてる。と感じる事で、これからの人生を有意義に生きようと決心します。


    まるで栄光ある門出を全身全霊で祝しているように楽しくチャモロダンスを踊りながら幕は閉じます。


    いあいあ、本当ににんまりしました。優しげで温かみがあって日向でうずくまる猫を思い起こさせる芝居でした。


    さて、気になってたタイトルの「青に帰る日」ですが、ここでの『青』はどうやら、心の闇の『青』、未熟の『青』、心の傷の『青』のようだ。


    自分にとっての幸せとは何か。それを問う事こそが前向きな悩み方だ。そしてそれを常に問い続けるのさえ忘れなければ人生は有意義なものになる。


    そんな事を考えながら、むん!と胸をはって霊験あらたかな気持ちでずんずん歩いたのでした。


  • 満足度★★

    世代的にはジャストなので、
    おニャン子クラブ ネタには、笑わされる。が、
    戯曲と演出のスタイルの古さがどうしても気になり、
    トータルでグッと来ず。

  • 満足度★★★★★

    演劇の教科書!
    実はこの作品、初日に観劇させていただいたのですが、その時はまだ登録されていなかったようで感想を書き込めないもどかしさを感じていました。この作品はちょっと年配の役者さんが、演劇の全ての楽しみを演じてくれます。特に表情の演技を小劇場ならではの距離感で十二分に堪能させてもらえます。目の微妙な動き一つ、目尻に入る皺一つににすらその表情を追ってると、話の細かいところまで伝わってくるようで、肝心の台詞がおまけのようにすら感じさせられのは、やはり年配の役者さんを観劇させていただく時でしかなかなか観ることのできない楽しみです。自分はもう年のせいか、ちょっと古い感覚しか持ち合わせていませんので、最近の観ている者のもっとも望んでいる「笑い」に重点をおいた演劇が、「コメディーの世界」を創りあげたいのか「お笑い」を披露したいのか判断に苦しむ場合が時々あります。もはや時代の流れから脱落しそうな自分の感覚にとって、このシブくて心地よい楽しさは見応えがありました。演劇の「シブイ」楽しみを十二分に味わいたい方は、観劇の予定の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

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