エンタメ・オペラ「霊媒・電話」 公演情報 エンタメ・オペラ「霊媒・電話」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 「え! 下北沢の小劇場・楽園でオペラをやるの?」で観劇へ。

    アメリカのメノッティ作の悲劇・喜劇の2本立て。
    日本語上演。演奏はエレピ。

    期待以上の面白さ。

    『霊媒』バーバ役・池谷京子さん熱演。
    『電話』ルーシー役・長谷川ゆうりさんの弾けるような明るさがいい!

    小劇場 楽園のキャパは70〜80ぐらい。
    演劇、舞踏、ダンス、そしてオペラと、小劇場であらゆる舞台芸術が見られるようになるのはとてもいい。
    次はバレエを観たいな。笑。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/11/02 (金) 19:00

    座席1列

    大きな驚きが2つ。
    1つめ、こうしたオペラ作品が存在していたことの不明。
    2つめ、あの「楽園」でオペラを聞くという異次元な体験。

    まず、正直に面白かった。
    「霊媒」
    インチキ霊媒を生業とするバーバとその娘モニカ、そして口がきけない、拾われてきた少年トビー。モニカとトビーはバーバの手伝いをさせられているのだけれど、バーバは何かと拾ってきたトビーに辛く当たる。怒鳴り散らすだけでなく、暴力も振るう。
    ある霊媒の日に事件が起こる。インチキ霊媒中に、バーバが首に冷たい手を感じたという。彼女は半狂乱になって、客を追い返すが、その後のこの体験がトラウマになって、、、
    作品の質感はカミュの「誤解」を想起させる。
    こちらは、あきらかな誤解が大きな悲劇を招くのだけれど。(ネタバレへ)

    「電話」
    軽快なコメディ、スマホが出てくるオペラを意外に思うこと自体、私のオペラ感は20世紀なのだな。時間は僅か30分。結婚の申込みをしようとするベンは、出張前に婚約指輪を持参してルーシーの元を訪れる。しかし、電車の時間が刻一刻と迫るが、奥手のベンはルーシーの電話にことごとく邪魔をされて、、、
    ベンとルーシーといった、いかにもアメリカの若者風の名前が、余計に物語にウィット感を出してよい。

    ネタバレBOX

    「霊媒」
    舞台上で、バーバの首を触ったのがモニカだということは明白なのだが、悲劇の結末尾を招いたこの行為の動機はどこにあったのだろうか。
    母親のインチキ霊媒を辞めさせようとしたのか、トビーへの虐待を戒めようとしたのか、それとも単なる少女の悪戯だったのか。トビーとモニカの関係の描き方が丁寧なだけに悲劇が一層重い。

    「電話」
    邪魔者の電話が、結果、2人のあいの絆を一層強めるというハッピーエンドもハートウォームで心地よい。

    次回作も絶対観よう。

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