美しい村 公演情報 美しい村」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.1
1-8件 / 8件中
  • 満足度

    劇場空間と作品がマッチしていないなぁ。という印象。
    淡々とした推理もので、人間のおもしろさは特になく、オチも弱かったです。

  • 満足度★★★★

    この、軽く振り回す系の感じが最近の柳井脚本って感じ?
    やや詰め込みすぎて、ゴチャゴチャする感じもあるかもしれませんが、脳に汗かいてついてく?
    そんな味わいですね。こなれた作品がお好みの方はテレビをどうぞ...

  • 満足度★★★★

    数年前の借景芝居(ふうの芝居)の印象が強く、その後みた劇場(雑遊・OFFOFF)公演が普通である事に却って戸惑ったものだが、今回は先入観を捨て「普通」に観劇。
    今回は柳井祥緒の作でもあったが、らしい作品でありながら「柳井色」が薄れているのには好感が持てた(微妙な言い方になるが..)。

    ネタバレBOX

    ミステリー一辺倒で引っ張らず、人物のドラマの方に寄っている。確かに他殺事件が起き、犯人は確定されておらず、その事が焦点にはなっている。だが観客には現在の被疑者が誤認逮捕である事が薄々判り、徐々に明白になる。その経過でこの事件が起きたという戦後間もない時代の杜撰な捜査の方に焦点が移って行く。
    巧妙に真犯人捜しから視線をずらし、最後にそこに関心を戻すあたりは仕掛け人・柳井氏という所ではあるが主題はそこにはなく村であり警察組織であり、従来型を維持するために「真実は何か」を犠牲にしてしまう日本という社会の(現在に続く)風土とも言える「ありよう」にある。
    それを語るには十分なドラマであるかどうかは議論もあろうし、(私の思う)主題に集約しきれていたか等若干思う所もあったがが、役者の全体力量、舞台処理の美的要素も舞台の成果。
    今年観たd倉庫の他劇団公演でも同じ刑事役を超シリアスに演じた霧島ロックが、今回はキャラを違えてやはり貢献。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/10/25 (木) 15:00

    価格3,200円

    昭和30年、奥多摩の村落で起きた毒物混入による無差別殺人事件をめぐる物語。諸設定といい内容といい、いかにも柳井作品っぽく(前々回の「戦争、買います」と較べるのでなおさら)ファンとして頬が弛みっ放し。

    で、最終場、ある人物のちょっとした台詞から(その後の台詞で語られる前に)真相を察知したが、同時にそれを隠す(?)ために観客の先入観を使い巧妙にダマしていることに気付いて「騙された快感」再び。(前日のフロアトポロジー「クラゲの夢」とタイプは異なるが)

    あと、装置の梁(?)の端の「中略」的な焼け焦げたような処理がカッコイイ。

    ネタバレBOX

    村に来て1年の筈の養護教員が突然「村の祭りも昔と変わった」的なことを口にした時に「真犯人はコイツだったか!」と察し、また、動機が子供の頃の窃盗事件だと語った時に先にその話が出た時点で窃盗犯を漠然と男の子だと思い込んでいたことに気付き「たばかったな!」みたいな。(笑)

    また、クライマックスで毒物が実は赤いと判明しで大逆転する時には「12人の怒れる男」の終盤の「メガネの件」の時のような感覚を味わった。
  • 満足度★★★

    本がいまひとつ。何かとつじつまが合わないところがあるし、もっと突っ込んで描いて欲しい場面もある。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/10/26 (金) 19:30

     緊張感はある舞台だった。実話ベースとのことだが、元の事件はちょっと調べても分からなかった。十七戦地の柳井の脚本だが、タテヨコの方向性とは少し違うのではないかという気もした。冤罪が生まれる「村」社会を扱いたいのか、人間の「業」を扱いたいのか、やや明確でない印象が惜しい。それでも緊張感を維持できるのは、役者陣の力量と言えるだろうか。

  • 満足度★★

    残念な出来でした。物語の方向性がバラバラで、描きたいことが判らないし、それを超えた不条理劇にもなっていない。何かごちゃごちゃというか。

    小さな村で、花見に集まった村民が青酸カリが混入されたおはぎを食べて14人が被害にうち5人が死んで、、、
    外部の人間が、毒物を混入させることは不可能。
    容疑者の東原康子(旧地主家)は、おはぎを作ることを提案したことから一旦、容疑を被るが否認。
    村人たちの幾つもの証言から、毒物混入の機会がないことが明らかになる。
    しかし一転、罪を認めるが、村人たちは不思議に思いながらも、犯人が判ったことで安堵する。しかし、再度、康子は否認をし始め、、、

    この物語のポイントは、康子がなぜ自白をしたのに、再度否認に転じたのか、そう思っていた。おそらく、そこには、村社会の暗部や怨念、因習や旧階級制度、そうした部分が描かれるのだろうと。しかし、否認に転じた理由は、物語途中で弁護士によって「拷問に近い取り調べがあったのだろう」ということで軽くスルー。

    話は康子を犯人にするための、検事たちの暗躍と、それに躍らされる村人たちの物語へと転換していく。(ネタバレへ)

    フライヤーよりも、ずっと可憐な岩倉真彩(ヒロインの必須条件)さんと、舞台装置の巧みさ(養蜂箱の使い方や畳台、後方の障子みたいな吊り物ーこれが村社会の隠れた耳目を表現するーなど)などは評価できるのだけれど。

    ネタバレBOX

    正義感は強く、警察の悪を朗々と説くが、全く役に立たない弁護士。
    (無罪を主張するための物証や証言は、みな村人が自主的に申し出たもので、彼が集めたものではない)、
    冒頭の惨劇に際し、被害にあった村人たちを労わりながら、真摯に事件解決に臨む刑事。しかしながら、彼は後半、元特高だと肩をいからしながら、恐喝や恫喝で村人たちに証言の歪曲を迫るようになる。(何か違うぞ!!!)

    有罪には、機会と動機あること、そして物証と言う。明らかに、無罪を勝ち取るには機会がないこと、物証(青酸カリには赤い着色があった)だと思うのだけれど、なぜ動機がないことを証明するのに、康子と死んだ不倫相手との会った時間が問題になるのかが判らない。会ったとしても、別れ話が決裂したかもしれないし。
    まあ、不倫相手を殺そうとしても、無差別毒殺はするかなあ。食べるとは限らないし、
    確実に殺人なのだから、警察が介入してくればいろいろ面倒だろうし。

    という風に、どうもしっくりこない。

    結局、被疑者死亡につき不起訴ということに収まり、ラストに真犯人(だろうね)が主人公の前で自白をする。このあたりの伏線はちゃんとありはするけれど、犯人の怨念の深さ、つまり復讐をさせる衝動が、全く描かれていない。真犯人の技術的な背景(薬剤知識や取扱技術)はなるほどとは思わせるけれども、何とも共感はもちろん、恐ろしさもない。はあ?という感じは拭えない。

    東原の叔母さんも、村人との関係で、もう少し強力な毒が欲しいかな。
    こう言いました、過去にこんなこと(子供を病院に行かせずに死なせた)がありました、では毒は伝わりませんよ。

    どうせなら、東原家、村人、警察の三つ巴の憎悪劇みたいな感じにしたらどうでしょう。弁護士さんも1枚咬んで。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/10/24 (水) 19:30

    座席1階1列

    面白かった!けど思ってたのとはちょっと違ってたかも
    最後は少しゾクリとした

    ネタバレBOX

    ムラ社会のドロドロが描かれるのかと思って若干気が重かったのだけど
    刑事、検事が真っ黒過ぎてそこまで重くは感じなかった
    村の中にも協力者が居たのが救いでした

    ちょうど足利事件についてのノンフィクション作品を読んでいたのもあって、
    結論ありきの捜査って怖いなぁと改めて思った
    戦後すぐだったら今よりひどかったんでしょうね

このページのQRコードです。

拡大