満足度★★★
初堀越戯曲
堀川炎さん、堀越涼さんのふたり芝居。
ルデコの空間を無理なく使った芝居の形態がぴったりでした。
広くないし、凝った舞台装置や照明が組みづらい会場だから、なるべく素舞台で、次々と転換していく今回のふたり芝居形式は正にルデコ向き。
品よし。
マッシュアップ的な構成。部分的に毛色が違ったものの、流れですんなり観られました。作家としてのお二人にも興味があったのでお腹いっぱい。御馳走様でした。
満足度★★★★
際立つ関係性
交互に語られる2つのストーリーと、散りばめられたいくつもの一人芝居が、いくつかのモチーフやキーワードでゆるやかにつながっていく。
触れること・香りが呼び覚ます記憶、色・音・語られなかった言葉など、五感を通して感じられる様々な形の出会いと別れ。二人芝居だからこそ、人と人との関係性が際立つのだろうか。
刺激的な、そのくせどこかしっとりした印象を残す芝居だった。
満足度★★★
2本軸
ルデコのキャパを上手く利用したものだったと思う。
オムニバスといえばオムニバスだし、全てを包括しているような印象もあり。
それぞれに見せられる【接触】に、いつのまにか心が揺れていく。