蒼いラフレシアの鼓動〜The beat of blue Rafflesia〜 公演情報 蒼いラフレシアの鼓動〜The beat of blue Rafflesia〜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    狂気に溢れた様子が素敵でした。

    ネタバレBOX

    女子高生を監禁し殺してしまった不良高校生たちの、反省の弁のない、忘れ去った過去の一瞬の出来事程度にしか考えていない刹那的な生き様を描いた話。

    つい最近のこと、むしろ現在進行形のことなのに過去の話のような掘り下げ方が面白かったです。

    恐怖心による束縛、陰に陽に現れる暴力的な言動、そして全員が狂気に飲み込まれていく様子はよく描かれていたと思いますが、当然あって然るべき性的表現が欠けていました。

    みんながそれぞれ責任の一部しか感じていないこと、やくざが後処理してくれる安易さが、他人事で済ませられる要因でした。このままで終われば、一生やくざに縛られるものの、世の中を舐めた素晴らしい生き方ができることでしょう。その後が楽しみです。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/08/23 (木) 19:30

    全16回公演の休演日翌日、1日2回公演のソワレ。
    ちょうど、よいタイミングの回かな。かなり高いテンションを要求される2時間超の舞台ですから、疲労も蓄積するでしょうから。

    フライヤーを見て、あのオープニングのおバカなノリと統制の取れたダンスを見れば、この舞台は
    本当にラフレシア探しに行く、コメディータッチな一夏の物語、と勘繰るのはいたしかたない。
    休憩時間があるのは、きっと南アジアの舞台設定に変えるために設けてあるのだなあ(そんな気配が全くないのに)、なんて脳天気に思っていた私、本当にラフレシア探しに行くんだよなあ、と信じるように観ていた私、最初は視界が遮られていた舞台上のちらかった廃屋を見るにおいても、そう信じようとしていました。
    それでも、入場時に配られる配役表裏のオープニングの歌詞を読むことをしていれば、そうした錯覚もなかったのかな。(この歌詞、歌になるとやたら明るいので、その歌詞の意味まで考えないのだよ)

    19:30開演で終演は22:20、休憩除き正味2時間40分だったのだけれど、他の方々がおっしゃる通り、全く長く感じなかった。重い話でありながら、観客に直線的な緊張を強いるのではなく、緩急の波を大きくして、観客を適度に弛緩させながら、山場をいくつも作っていたからだろう。

    終演後に「本番後記」を配って、ちょっと混乱している頭をすっきりさせてくれる心遣いには感謝します。

    ネタバレBOX

    「ラフレシア」は、存在することは間違いないし、それを見つけることで自らの存在証明となるような存在。しかし、それを見つけることは、限りなく不可能に近い存在。そして、画像を通した視覚的には大きな感動をもたらすが、実のところひどい悪臭を放つ、直接に見た者にとっては、ただただ不快な存在。
    「蒼い」は、やはり少年という若さの表象なのかな。

    少年たちは、画像を通して自らの存在証明をしようと図り、しかしレンズの裏側では自らを失い続け、どんどん醜悪な存在へと変異していく。同情する気は全くないけれどね。

    おっかけの古市さんの立場がよく判らないのですが、彼と会話するように内面を吐露する、少年1人1人の表情が初々しくもあり清々しい。少年たちの心情描写と、現実の言動との乖離が極端で、かなり自己を確立できない少年たちの孤独を際立たせていたように思う。それでも、同情する気はないけれど。

    奥田努氏の三島の演技が秀逸。監禁・暴行といった時間軸の長い物語を、散漫にせずに一人でちょこちょこと締めていくユーモアとバイオレンスは、演技というより個人技が効いているといった方がよい。
  • 満足度★★★★★

    見ただけで疲れが半端ないし、万人に勧められる演劇ではないけど、人に正論を言って満足して薄い人生を送る人を見るのに疲れたなら、確かに行った方が良いかもしれない。

    苦しむ救われない雑魚の人生以外、日本の芸術に価値が無いとパルムドールが教えてくれたのは正しかったのかも😓

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/08/18 (土) 18:00

    3時間近い長尺(休憩10分込み)で内容的にはへヴィーなのに体感的には「やや長め(2時間余?)」程度という稀有な体験。
    愉しいとかアクションてんこ盛りとかで体感時間が短いのはありがちだが、重めの内容で、というのがホントに不思議。
    観ていて「共犯者意識」が生じたのか?

    ネタバレBOX

    観ていて「探す男」「真相を知っている側」双方に(場面に応じて)心情を察したと言うか共感したと言うか、さらに場合によってはわが身のことのように感じたのが意外。それだけ(意識せずに)のめりこんでいたということか?
    危ないと思いながらもそちらに引き寄せられてしまうような、あるいは取り返しのつかないことをしてしまった時の足下の地面が軟化してゆくような、はたまた探し続けていたものをやっと見つけたのに手遅れだったような、そんな感覚が妙に迫ってきたんだな。

    また、戯画化されて「そんなことはなかろう・そんなヤツはいなかろう」な状況・人物ではありながら、実在の事件を元にした芝居(そういうのを観て間もなくでもあったし)のような気がしていたが、終演後に配付された「本番後記」を見てそれがアタリだったことを知ってビックリ。
  • 満足度★★★★

    力作で長さは感じなかった。でも2時間45分では敬遠されるし帰宅時刻が気になる時間だ。

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