青い鳥 完全版 公演情報 青い鳥 完全版」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    メーテルリンクの『青い鳥』は元々戯曲だと聞いて古書店の文庫版を買ったらその通り。20世紀初頭の作品だが、当時の技術で実現できるのか訝るような贅沢な舞台装置、衣裳、ミラクルな仕掛けを要する細かなト書きに最初は驚いたが、最後には作者の拘りと情熱に納得させられる。
    昨年夏の利賀演出家コンクールの課題作品の一つで、この演目を選んだ3組(3人)が優秀賞を分け合ったそう。その中でも最上位をモメラスが取り、その前の公演「こしらえる」(松村翔子作演出)にみた才気が実証されたものと想像したが、期待ばかりを膨らませて観劇日を迎えた。
    確かに・・既成作品に取り組む事で「演出家」の輪郭がみえてくる。「こしらえる」の時とはうってかわって、「努力」の痕跡がみえた。(詳細後日)

    ネタバレBOX

    「詳細後日」と書いたまま日が過ぎた。記憶力もさして良くない脳みその舞台の記憶も既に危うい。「努力」の意味は・・自身のテキストでないものを掴まえ、形を与えるにも、松村女史自身はメソッドを持つわけでなく、対象を前に感性と思考力とを動員し、出てきたものをアレンジした、その結果のように見えた。つまり新鮮であり、中庸でもあり、物語を手玉に取ったようでもあり遠慮(畏怖)しているようでもあり、そうした個々の要素が数々の模索の証しだとすればそれは「努力」と言うべきもの? そんな程度の話であるが、現前した「思考の人」松村演出がこの後どう思考して行くのかを秘かに見守りたい。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/06/30 (土) 14:00

    上演時間60分という制限に収めた利賀版とテキストはほぼ同じながらオープニング/エンディングなどを附加したとのこと。
    メーテルリンクの原作に関して表立った記憶は結末部分だけしかなかったが、観ながらいくつかの「国」を巡ることを思い出す。どうやら青山劇場柿落し公演である劇団四季の「ドリーミング」(のテレビ放映)で知ったようだ。(子供の頃の読み聞かせとかで知っていたのかもしれないけれども)
    そして本作は年齢を問わず楽しめるのでは?→それは原作が児童文学/童話だからでは?→そう言えばその原作も寓話として大人でも楽しめる=深読みできるのでは?などと思う。
    演劇表現としては四角い枠(だけ)の「窓」に始まりスカーフの巻き方での犬・猫、それに照明効果などで観客の想像力を掻き立てるのが巧み。
    次回公演はBUoY 北千住アートセンターだそうで、あそこの使い方に期待♪

  • 満足度★★★★

    ■80分強■
    原作の持つ幸福論的性格やそれに伴う説教臭さを最小限にとどめおき、感覚に訴えかける“生死の劇”へとうまく仕立て直してありました。

  • 鑑賞日2018/06/22 (金) 20:00

    価格2,500円

    20:00の回(晴)

    横浜駅は今日も工事中。

    19:30受付(整理券あり)、19:40開場、桟敷+ベンチシート、何もない舞台、天井にマイクがみえる。

    19:56前説(80分)、20:02開演、白い窓枠を二人で抱えて舞台へ~21:16終演。

    ツイッターに何点か画像あり。

    タイトルから想像するメーテルリンク作の読み聞かせ的童話劇ではなく暗黒世界寓話のような印象。

    こちらは初めて。
    こりっちでお名前から検索すると観ているのは
    松村翔子さん「朗読劇「8 -エイト-」(2014/7@アツコバルー)」「ドッグマンノーライフ(2016/6@ST)」。
    和田華子さん「男子校にはいじめが少ない(2016/11@のげ/王子」「奇跡の年 ANNUS MIRABILIS(2015/1@KAAT)」。
    井神沙恵さん「狂犬百景(2014/11@Vacant)」。
    黒川武彦さん「8 -エイト-」。
    上蓑佳代さん「ドッグマンノーライフ」。
    中野志保実さん、バストリオ、waqu:iraz他の諸作品。

    子どものようでそうではないチルチルとミチル。
    黒い衣装、ところどころに色が浮かんでいる。
    熱にうなされた悪い夢か、ブラックホールに呑みこまれる手前の夢幻か、垣間見た生と死が背中合わせの閉じた世界か。
    チラシの図柄も妖しい目になっている。

    照明が印象的。
    冒頭の白枠のひかり、奥にボオッと浮かんだ輪郭のない影、床のラインから遥か未来のような錯覚。

    ※★評価はやめました

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