レイニーレディー 公演情報 レイニーレディー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-18件 / 18件中
  • 満足度★★★★

    役者の皆さんの迫真の演技、すばらしい作品でした。

    ネタバレBOX

    事故により車いすの生活となり、若くして人生の楽しみを奪われてしまった被害者、
    一瞬の不注意から相手を不幸に陥れてしまった加害者、
    どちらの気持ちリアルに演じられて、ぐいぐい引き込まれていきました。
    加害者に不満、恨みをぶつけることで、現実の辛さから逃避したいという気持ち、
    加害者も同じように、病院に通わなくてはいけないほど心理的に責任を感じていたことを理解、
    玲子も心の中では変わらなくてはいけないとの思いがあり、
    その変化をもたらすためのきっかけを見つけてお互いのハッピーなクライマックス、
    とても良かったです。
  • 満足度★★★

    ストーリーはなかなか面白く、雰囲気もあり、俳優さん達も熱演だった。

    ネタバレBOX

    この作品を観た時、まず浮かんだのが少女マンガのイメージであった。
    いや、少女マンガを知らない爺いが、こんなことを言っては失礼なのかもしれないが、ストーリーを成立させるために、ずいぶんと無茶をしているように感じた。

    病院のシーンでの看護師の言動。また臨月で倒れたとしても、痛い痛いと言っている限りは意識があるわけで、その状態でまったく動けなくなる事はあり得ない。

    他にも、無理のある台詞や場面があり、イメージだけで書いておられるのではと思ったが、そうでなければ、この物語が成立しないことも事実である。
    しかし、いくらフィクションといっても、いやフィクションだからこそ、そこに嘘があってはならない。

    非常にリアリティーのある演技をしている俳優さん達が何人もおられたが、それだけで何とかなる問題ではないことが残念だ。

    (葉team観劇)
  • 満足度★★★★★

    「赦し」がテーマと言っていいと思うが、二人の女性のねじ曲がった関係をシビアに描きつつ、明るい(名実ともに)場面を入れて進み、最後に緩解が訪れるところまで一気に持っていったのは見事だった
    最近見た舞台の多くで気になっていた、なんとしてでもハッピーエンドに持っていくことはこの場合むしろ好ましく、ホッとするものがあった
    隣の女性は途中からハンカチを握りしめたままであった

  • 満足度★★★★

     Team葉を観劇。

    ネタバレBOX

    舞台上手に喫茶店、奥にカウンター、手前に4人用ボックス席など。中央は下手奥のスロープからそのまま上がり左折できるスロープ及び平坦な部分が平行して通り、やや高くなっている。その奥は2階部分になっていて、病院の屋上として用いられる。下手及び中央は、公園か何かのフリースペースとして用いられる。2階部分の高くなった壁に接してベンチ様の椅子。下手側壁前には植え込みが設えられている。
     オープニングで幸せの絶頂にあった玲子が、何等かの事故、事件に巻き込まれて不幸のどん底に突き落とされることは、作劇のセオリー通りということもあり、ミエミエだ。その後の展開も基本的な構造は、セオリー通りである。比較的若い劇団だから、まあ、仕方あるまい。
     玲子は。婚姻届を出しに行く途上で車に撥ねられ下半身麻痺、婚約は破棄され人生を失くしたという思いに囚われ、事故後2年が経過した後も加害者のみゆきに徹頭徹尾つらく当たるのだが、このガキっぽい甘えが、観客に嫌悪感を催させる所に狙いがあるのは、無論のことだ。この嫌悪感を煽る為に、みゆきの性格は極めて誠実、受動的に描かれている。而も、彼女は、責められることから逃げずに対応した結果、精神を病み、事故直後から心療内科を受診し続けているのである。
     ところで、ひょんなことからみゆきが付き合うことになった地元不動産会社の御曹司・隼人こそ、玲子の婚姻届にその名が書かれた相手だった。この事実が露見する直前、みゆきは元の職場である広告代理店に戻りビッグプロジェクトを推進することになっていたが、その矢先玲子から、降りるように命令された。彼女は悩むが、玲子の申し出を受け入れ、結婚を申し込んできた彼との間にできていた子(妊娠8週目)を下ろすことも、彼を諦めることも決断する。何故なら、玲子は不幸せなままなのに、自分だけ幸せになることは許されない、と考えたからである。
     茫然自失で馴染の喫茶店を訪れたみゆきの並々ならぬ雰囲気を感じ取ったマスター吉村は、彼女の悩みの深さを慮り、彼女の事情には一切触れず、自分がかつて経験し、一生涯自らを苦しめる心の秘密を語って彼女を救おうとする。この時のマスター役、加藤 大騎さんの演技が素晴らしい。
     この辺りから、展開が俄然良くなる。悩みに悩んだみゆきを玲子が突き飛ばした際、救急車を呼ぶ騒ぎになったのだが、流石にこの成り行きに玲子もショックを受け、入院しているみゆきを訊ねぶっきらぼうではあるが、詫びを入れる。漸く済んだことは済んだこと、己の地獄は己が精神を閉じ、依怙地になって居た為だと気付き、みゆきを許す。無論、みゆきが幸せになることも、出産することも、彼と結婚することも総て許すのである。
     その後、再び彼女を訪れたシーンでは、みゆきは2週間後には出産の予定で、途中階までしかエレベーターの無い病院屋上で玲子と会い、話をしていたのだが、雨が降り始める中、イキナリ産気づいてしまった。かつてみゆきに勧められたリハビリを始め、摑まり立ちなどはできるようになっていた玲子が、車椅子を離れ、必至になって医師らを呼びに駆けつける。結果、みゆきは無事女児を出産、名を歩美と名付けた。玲子の功労を娘の名にした訳である。
     

  • 満足度★★★★

    シリアスなお話でしたが、ところどころに笑いもあって救われた感じ。ラストに向かって、ちょっと無理やりなストーリーだったけど、ハッピーエンド。演者も良かったです。

  • 満足度★★★★★

    チーム箱を観ました。チラシで見たチーム毎のキャストさんの印象がまるで違うのが気になって気になって、リピーターチケットを使ってチーム葉も観ることにしました。セリフは一部除いて同じはずなのに、それぞれのキャラクターによって同じお芝居もこんなに違うのかと面白かったです。箱の玲子さんのモンスター被害者ぶり、動かない足への憤りがすごかったです。
    寒がりの私なので、自分でも上着は持って行くのですが、ひざ掛けがわりにと布をお貸しいただいてありがたかったです。客入れの手際も良かったのも好印象。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/06/09 (土) 14:00

    価格4,000円

    葉チームを観劇。
    2年前の雨の日の交通事故によって人生が変わってしまった2人(加害者・被害者)の女性を中心とした物語。
    最終的な落とし所を筆頭としたストーリーテリングや会話の端々など随所に「藤吉みわイズム(笑)」が感じられてよくできているが、序盤の1つの場において台詞のやりとりに現実の会話なら生ずるであろう間がないため「会話」ではなく単なる「台詞の音読」になり(その場が)白々しくなってしまったのが珠に瑕。
    なぜそんなに先を急ぐのか?(※) それさえなければほぼ満点なのに惜しい。

    脚本に関しては、ある人物の身勝手さが諸悪の根元(笑)のように思えるが、脳内で設定を補うことで納得。
    また、終盤の「夕暮れの屋上」場面の照明表現がステキ。
    あと、加藤大騎さんのダンスって貴重では?

    ※ 会話というのは相手の発言を聞いて、自分なりに咀嚼して、考えをまとめて返事をするので大半の場合は「間」が生ずる筈。
    尺を気にするのか、早口になるのはまだ良いとしても、この「間」をなくしてしまうと薄っぺらく白々しい虚構丸出しの単なる台詞の音読になるのでやめていただきたい。
    芝居において序盤の前振り、人物や状況の説明、伏線などの場面は早めに済ませて本筋に入りたい、という心理はワカらないでもないが、そういう「マクラ」をおろそかにすると、後がどんなに良かろうと大なり小なり「虚構」っぽさが尾をひいてしまうんだな。頼むよ。

    ネタバレBOX

    入籍直前に事故に遭った相手を棄ててその後知り合った別の女性にプロポーズするとは何とゲスな……という気もするが、御曹司ということは跡継ぎを作ることが絶対条件で、玲子は事故により妊娠することもできなくなった、と補完すれば情状酌量の余地がある?
    いやしかし、プロポーズしようとした相手がかつての婚約者を半身不随にした人物だったと知ってもそのまま結婚しようとするだろうか?
    ということで若干の疑問は残る。
  • 満足度★★★★★

    チーム箱を観劇しました。とてもリアルで、両方の気持ちがとてもわかるような気がしてみていました。役者の皆さんの演技も迫真でものすごく引き込まれました。とてもまとまった良い作品だったと思います

    ネタバレBOX

    被害者、加害者のやり取りで最後どうなるのかとハラハラしながら見ていましたが、ハッピーエンドになってよかったです。少し強引な感じもしたラストへの展開ですが、個人的にはそういう展開でも幸せそうに物語が終わるのが好きなのでよかったです。日曜に見ましたが、いい気持で明日(月曜)を迎えられそうです。次回作も期待です!!
  • 満足度★★★★

    Team箱観劇。被害者の気持ちもわからんではないけど…,被害者だから何でも許されるという風潮や行動には納得できず憤りさえ覚えます。また,加害者も全ての責任を背負う必要もないです。被害者がモンスター化した段階で対抗すべきです。そんな眼で見ていましたので,最後,善人となった被害者も信じられず,どこでまた無理な要求をしだすのかとドキドキして,サスペンスを観ているようでした。ストーリーには無理矢理感がありましたね。それでも考えさせられる部分は多くあり,役者さん達は皆好演で(特に玲子役の神馬ゆかりさんは凄かった),非常に有意義な観劇時間でした。

  • 満足度★★★

    Team 箱ヴァージョン観劇。前半は被害者がモンスター化する話で気が滅入ってしまいましたが、後半はいかにも演劇的なありえねー展開へ。何となく釈然としないけど、大団円だからイイかなー。

  • 満足度★★★★

    前半の胸が苦しくなるような感情が・・・
    後半には徐々に救われた気がしました。
    (最初は加害者、被害者の女性にイライラしましたが)

  • 満足度★★★★★

    チーム箱を観劇。
    最後は感動的な結末、とても面白かったです。ダンスもあり!
    止まない雨はない、いつかはきっと光が差し込む
    夏美さんのとぼけ感、探偵さんの立ち回り、が話しのアクセントになってて良かった!とてもいい舞台でした。

  • 満足度★★★

    設定が重たそうなだけに、説明文にあった「シリアスコメディーヒューマンドラマ」という言葉に期待してましたが、コメディーの部分は裏切られたというか、あれではちょっとなあ。

    ネタバレBOX

    前田は(みゆきとの思い出があって)大事に思っているはずの店で、探偵にみゆきの身辺調査を依頼するし、病院の屋上は、いくら何でもという管理状態だし。「盛り沢山」が仇になったような印象です。
  • 満足度★★★★

    Team箱を観劇しました。加害者・被害者、それぞれの立場がリアルに描かれている気がしました。被害者の酷い言動も、自分が同じ立場になったら理解できる気もしました。意外性もあり(少し無理矢理感はありましたが)考えさせられ楽しめる作品でした。役者さん達は皆好演していて、特に玲子を演じた、神馬ゆかりさんの嫌な女性っぷりに怒りすら覚えました(褒めてます!)面白かったです。

  • 満足度★★★★

    「雨」がキーワードであるが、公演初日も雨であり情緒的な印象を持った。現実にありそうな展開であり、身近な問題として興味深く観させてもらった。
    (上演時間1時間40分) 【Team葉】

    ネタバレBOX

    セットは、中央に段差と2階部を設けそれぞれ公園や病院の屋上等をイメージさせる。上手側は喫茶店内、カウンターやテーブル席がある。下手側には生垣とBOX椅子。空間の配色は、中央部は灰色(道路や建物)、一方喫茶店は木製の温もりが感じられるもの。この配色は物語の展開、演出に大いに関わっている。

    梗概は雨が強く降る、ある日のこと。櫻井玲子は婚姻届を出しに市役所に向かう途中、信号無視をした車に轢かれた。そして足が動かなくなった。車を運転していたのは、広告代理店勤務の春田みゆきで、連日連夜の残業でぼんやりとした意識の中運転していた。赤信号だと気付いた瞬間には手遅れだった。2人のレディーに降り注ぐ絶望の嵐。彼女たちを取り囲む家族・恋人・友達の悲喜交々のシリアスヒューマンドラマ。

    身近に起きそうな出来事を正面から捉えた物語。幸福の絶頂から不幸のどん底へに落とされた玲子(篠田美沙子サン)のやる瀬無い気持、その捌け口を加害者のみゆき(田中菜々サン)へぶつける。一方みゆきは事故後、2年経過しているが精神的ショック、玲子の激感情に耐え兼ね心療内科へ通院している。被害者は非のない自分が受けた仕打ちへの苛立ち、加害者はそれに真摯に対応すればするほど苦しくなる。その情景・状況が痛いほど伝わる。

    みゆきを心配する恋人や喫茶店の人々。さらには心療内科の医師、看護師の助言が救いであるが...。喫茶店・吉村店長(加藤大騎サン)が自分の過去を語ることによって みゆきを励ます件は抒情的で心が打たれる。この温かさは舞台美術で引き立てられているようだ。被害者の「恨むことで生きられる」という俗体としての姿、一方加害者でありながら「生きることに疲れた」という側々とした姿を対照的・印象的に描く。その両者の心情を舞台技術(照明の諧調や雨音の音響)が情緒的に表す、実に上手い演出である。演技は限られたスペースで車いすの操作をするのは難しいであろうが、実に巧く操っていた。

    少し気になったのは、自分の好みでもあるが探偵のキャラがお調子者すぎて浮いた感じに思えた。例えば恋人の前田隼人がみゆきにプロポーズするシチュエーションを店長やウエイトレスの夏美に協力依頼する微笑ましいシーンのような軽いノリの方が好かった。
    もう一つ、初日のせいもあろうがダンスシーンが不揃いであった。このダンスシーンは役者紹介もあろうが、冒頭の玲子の結婚祝福、ラストのみゆきの幸せを暗示する、その喜び表現だけに調和してほしかった。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    【Team葉】観劇。シリアスコメディーヒューマンドラマということで興味を持ちました。シリアスでヒューマンなドラマでしたが、コメディーの部分は今ひとつ。見た目や面白い動作ではなく、会話の中で笑いを誘ってほしかった。篠田実沙子の熱演が光りましたが、やはり「話」に無理がある。上手く収まったように見えるが、もっとリアリティがほしいと思いました。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/06/06 (水)

    6日ソワレ・「Team葉」初日(100分)を拝見。

    ネタバレBOX

    2年前の雨中の交通事故をきっかけに、加害者・被害者の立場に立たされた、2人の若い女性の物語。

    前半の見せ場は、その交通事故で、車椅子での生活を余儀なくされた櫻井玲子(演・篠田実沙子さん)が、加害者の春田みゆき(田中菜々さん)を責め立てるシーン。
    年季の入った観劇オジサン故に、時折、往年のTBSドラマ『スチュワーデス物語』での、新藤真理子(片平なぎささん演じる、スキー事故で両手が義手になったピアニスト)vs村沢教官( 風間杜夫さん演じる、スキー事故の相手)がオーバーラップしてしまった…のはさておき、加害者とはいえ、あそこまで言いなりになるのかよっ? いくら被害者だからといっても、理不尽にも程があるだろっ!と観客が憤慨すればするほど、ラストに用意されているであろう「和解」がより劇的になるんだろうなぁ、と思いながら観させてもらった。

    実際、その通りの結末となる訳だが、脚本を提供した、ズッキュン娘の藤吉みわさんの作品、過去、何本か観てきたので、話の展開は、概ね読めていたつもりでいたら、自分が予測したよりも、着地点は更に先に!
    恐らく観客の誰にも納得がいったであろう、2人の女性の魂が共に救われる、素敵なラストシーンだったと思う。

    役者さんでは、憎み切れない憎まれ役!櫻井玲子役・篠田実沙子さんの熱演が印象に残った。

    最後に、配役について触れておく。

    春田みゆき(交通事故の加害者。事故への罪悪感から心を病んでいる)
    …田中菜々さん
    櫻井玲子(交通事故で車椅子生活を余儀なくされ、さらには、婚約を破棄される)
    …篠田美沙子さん(憎み切れない憎まれ役!を熱演)
    前田(みゆきの彼氏。だが…実は、以前、玲子の婚約者だった)
    …岡田コセさん
    吉村(みゆきと前田の行きつけの喫茶店のマスター)
    …加藤大騎さん
    夏美(上記喫茶店のバイト)…速水うたさん
    上松(みゆきの浮気を疑った前田が雇った探偵)…岡崎良彦さん
    平井(探偵助手)…碧月あいさん
    ドクター辻(みゆきのメンタル主治医)…矢守忠彦さん
    綾(看護師)…神田美和さん
    まりか(みゆきの友人)…大岸明日香さん
    さやか(みゆきの友人)…アカネさん
    櫻井ゆり(玲子の母)…岩堀美紀さん
    松尾みどり(以前、みゆきが勤めていた会社の上司)…吉本智美さん
  • 満足度★★★★

    【Team葉】観劇

    ネタバレBOX

    交通事故による過失傷害を犯した女性と、その事故で歩けなくなり、婚約者から捨てられた女性の話。

    過失致死等の加害者の日々の心持ちが気になっているので興味深く観ました。罪を償い、補償をすればそれでおしまいとは言いませんが、あれだけねちっこく電話によるストーカー行為をされたら尻まくって結構だと思わざるを得ず、被害者が可哀そうと言う気持ちが失せてしまいます。つくづくケースバイケースだと思いました。

    被害者を捨てた男が加害者と結婚するとは、まさかの、驚きの人間関係でした。かつては親の言いなりで婚約者を捨てた男でしたが、今度は捨てないとの決意表明は、男が一回り成長した証であり、藤吉みわさんらしい作品だと思いました。

    会社側の残業時間管理問題や病院の屋上の解放のあり方など、詰めが甘い点もあったと思いました。

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