娯楽天国の“お気に召すまま~As You Like It~” 公演情報 娯楽天国の“お気に召すまま~As You Like It~”」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • もし有料なら1500円以上は確実にするであろうパンフを来場者全員に配っていたのも、うれしいところです。

  • 良かったですよお。面白かった。
    始めのほうは、あれッハズレかな?とも思ったけれど、実に良かった。
    2時間半超の長い劇でしたが、これならば納得です。切りようがない。

    ぜひシェークスピアの他の作品や、チェーホフなどの古典的な作品も見てみたいと思いました。

  • 良い舞台だったと思います。

  • 満足度★★★★

    現代劇にアレンジして、それでいて原作に忠実で、良かったです。楽しめました。

  • 満足度★★★★

    本公演、劇団娯楽天国創立30周年記念第一弾である。劇団のキャッチフレーズ”人生は舞台”はシェイクスピア「お気に召すまま」に出てくる台詞”all the word's a stage”を小倉昌之氏(劇団代表)が超訳したものだという。そこで30周年記念にこの作品を上演することにしたという。
    昨今、目先の利益や快楽に惑わされて大切なことを見失っているような気がする。物事を心の目で見て真偽を見極めること…シェイクスピア作品は場所・時間を越えてそのことを訴えていると思うのだが。
    (上演時間2時間40分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台セットは張りぼてのような簡素なものであるが、後景の幕が開くとアーデンの森。ラスト、吊るされている豆電球が点滅し幻想的な雰囲気になる。
    当日パンフにしては立派な装丁のもの。そこに原作における人物相関図が載っている。

    梗概…公爵は兄を追放してその地位を奪ったが、兄の娘ロザリンドは手元に置き、自分の娘シーリアと共に育てていた。他方、オーランドーは、父の遺産を相続した長兄によって過酷な生活を課されている。公爵主催の相撲大会で勝ったオーランドーはロザリンドに出会い、2人は互いに一目惚れする。
    公爵から追放を言われたロザリンドは、男装してシーリアと道化を連れ、追放された父が暮らしているというアーデンの森へ向かう。オーランドーもまた、自らの運命を切り開くために兄の元を離れアーデンの森で前公爵に助けられる。オーランドーは男装したロザリンドの正体に気づかずに、彼(彼女)に恋の告白の稽古相手になってもらうが…。

    喜劇「お気に召すまま」は、あれもあり、これもありという矛盾した世界。女は(男装して)男になり、いけないことを楽しむ。矛盾による混迷・混乱がドタバタとして面白く描かれる。人間は矛盾するところが面白い。機械と違って理屈や論理通りにならない、例えば恋に落ちるというのは反理性的であり本能的な行為だが、その”おめでたさ”が喜劇の祝祭性なのだろう。

    人間はそもそも愚かしい存在、そう考えればシェイクスピアの多くの喜劇には道化(フール=愚者)が登場して、登場人物たちの愚かしさを指摘・揶揄している。本公演もタッチストーンという道化が登場する。
    さて、何が正しくて本質なのかその判断は難しい。本当に大切なものを知る、「お気に召すまま」では宮廷を追放された元公爵が森の生活を謳歌し”この世はすべて舞台”と云うが、自分の人生を人生劇場として捉えどのような役を演じているのか自覚できれば…。儚さに尊さがあるとすれば、人生という航海(後悔しないため)の意味を模索し続けるのだろうか、そこにシェイクスピア劇の真骨頂があるのかもしれない。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    原作を知らないので開演前にWikipediaでにわか勉強したおかげで、ほほうなるほど・・・

    ネタバレBOX

    現代日本に舞台をおいてのお話にしたわけね!と期待は高まったのでしたが、ラーメン屋が相続とか財産とか言ってもなあ・・・(あ、そういうラーメン屋さんもあるかもですが)しかもオーランドはヤンキーだし、元公爵は落ちぶれた遊園地経営者だし・・・。でもそれはそれでいい。それならそれで、もっと破壊的な「お気に召すまま」にしてほしかった。フィービーさんが登場したあたりから、お話はおもしろくなりましたが、私としてはもっとおもしろくなったはずなのにと言うのがぬぐえません。大阪弁(?)の道化もなんだかな。そして原作(真っ当な舞台)に近いと思われる小難しいセリフの扱いは、せっかくのリズムを壊している気がしてしまったのでした。そのあたりは大事にしたかったのかもしれませんが。
    寂れた遊園地が動き出すラストは楽しかったです。
  • 満足度★★★★★

     簒奪と骨肉の争いは、シェイクスピアならずとも良く登場するテーマだが、自分は今回、この実に良く現代的にアレンジされつつ、シェイクスピア作品の本質を捉えた作品の中で、特に注目したのが道化だ。(追記後送)

    ネタバレBOX

    齢を重ねた為か、近頃では、特にトリックスターの放つ科白の深みに共感を覚えるということも原因の一つかも知れない。何れにせよ、ナマジッカな方法では、この世の何も引っ掻くことすらできないのが実情。そこへゆくと道化の役割、箍を外すことによって世界を逆転させて見せたり、皮肉、追従、擽り、辛辣な批評、背理、飛躍、嘲笑、形式論理等々あらゆる言語テクニックと知恵を用いて紡いでゆく極めて知的な遊戯は、効果に於いても、インパクトに於いても絶大な上、仕込まれたウィットの洒脱、韻律の洒脱、笑いの喚起などが加わり、敵を作らない。これこそ、道化の力である。

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