「Dの再審」 公演情報 「Dの再審」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    とても楽しめました。キャストも素晴らしいのですが、その上の柳井脚本。まさかダブルコールが来るとは思っていなかった!みたいなリアクションがまた良かったです。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/09/06 (木) 19:30

    座席1階1列

    かはづ書屋『Dの再審』小劇場 楽園

    面白かった。良二次創作。
    ただ、セリフ噛み噛みだったのが少し気になった(^^;)
    ここぞという場面ではそんなこと無かったけど

    柱付近での演技もあるので座るなら中央側より壁側の方が観やすいかも。
    原作は必読です(青空文庫で読めます)。その方が格段に楽しめるはず。

    ネタバレBOX

    原作のSM説も衝撃だったけど、今作のテクノブレイク説も輪をかけて衝撃だった(^^;)
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/09/04 (火) 19:30

    価格3,000円

    明智小五郎の探偵業50周年記念イベントで初手柄であるD坂の殺人の模擬裁判を行うことになったが、ある人物の思惑からリハーサルは台本通りに進まず……な物語。
    模擬裁判ではありながら新たな証拠なども出て過去の結末と異なる結論(=事件の真相)に向かうという法廷ミステリー(「私は真実が知りたいんです!」系?(笑))の醍醐味を満喫。
    役者陣の各人物表現・なりきり具合も巧みで、初演も観ていたが大いに愉しむ。
    さらに、少し前に観た映画「検察側の罪人」と重なる部分・裏返しな部分を見出したり、十七戦地のある作品と構造的に双子……まではいかずとも親子のように似通っていると気付いたり、アレとソレはセオリーに則っているなと思ったり、本筋以外の部分も勝手に楽しんでしまったり。

    ネタバレBOX

    過去の事件を検証するうちに「真相」に辿り着くこと、その検証メンバーの中に事件の当事者が(そのことを隠して)加わっていること、は十七戦地「獣のための倫理学」(2013年)と共通。

    専門用語が出てきて、その意味などを観客に伝えるために劇中に専門外の人物を配し、その人物に説明することで「説明台詞」を避けること、会議など議論が中心で劇中人物があまり動かない芝居で「再現してみましょう」などとして人物を動かすことなど、セオリーに沿っているなぁ、と。

    ※ 「検察側の罪人」との関連はあちらのネタバレになってしまうおそれがあるのでここにも書けず。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/09/04 (火) 19:30

     一昨年の旗揚げ公演の再演で、初演も観ている。相変わらず面白い。明智小五郎が初めて出てくる「D坂の殺人事件」を題材に、法廷劇の形で改めて検証するというもので、江戸川乱歩の小説が、推理小説というより娯楽小説として書かれていることを確認するような芝居になってる。登場はしないが明智小五郎が実在の人物として描かれているなど、乱歩の世界観を活かしつつも、新たな視点を出すなどフィクションとしてエンターテインメントとして、良質な芝居を提供してくれている。
     会場の構造から、見切れるシーンが出てくるのが惜しい。

  • 満足度★★★★★

    4日ソワレ(95分)を拝見。

    ネタバレBOX

    江戸川乱歩の『D坂の殺人事件』をベースにしたオリジナルの作品は、終演後、台風接近に伴う、折からの強風に向かって「うぉ〜!"演劇"を観たぞぉ〜‼︎」と叫びたくなるような、会心の舞台でした。

    まずは、脚本。
    『D坂の殺人事件』に関する新事実の暴露、登場人物と『D坂の殺人事件』との意外な関わりの表明…今、巷で話題?の体操に例えると、スタートからフィニッシュまで繰り出す技がいちいちピタリと決まる男子の床運動を見ているような、見事な話の組み立て・伏線の張り方とその回収です。感心のあまり、ただただ唸るばかりでした。

    役者陣。
    森尾繁弘さん、島田雅之さん、金崎敬江さん、遊佐邦博さんが演じられた法曹三者。
    普通、小劇場演劇の舞台だと「そんな若僧が判事なわきゃねえだろう!」的なキャスティングが多い中、今宵の4人はどなたも、現役バリバリの法曹三者と言われても納得のリアリティーを感じました。
    それから、基本、新劇の舞台のような緊迫感ある会話劇のためか、個人的な印象なんですけど、田中千佳子さんは俳優座の坪井木の実さん、木下智恵さんは同じく俳優座の香野百合子さんの若い頃とイメージが重なってみえました。
    市川歩さんは、登場時から積み重ねてきた「鳩野弘子」のイメージが最後の「判決」の場面で静かな感動を呼び起こします。
    山本佳希さんは、舞台上のコンサートマスターとして、終始安定感のある演技で場の空気を締めているように映ります。
    黒沢佳奈さんは、確か法学部卒ではなかったはずですが、役柄の背景(実は…)も含めて立派な法学徒ぶり! さらに言えば、今回の「小山繭美」、黒沢さんご自身の生真面目さと役柄が大変マッチしていたようにも感じました。 

    では、最後に配役を記しておきます。
    折口幸吉(弁護士。「D坂殺人事件」の真犯人は明智小五郎だと主張)…島田雅之さん
    箕浦竜平(明智小五郎財団の顧問弁護士)…森尾繁弘さん
    須永時子(検事)…金崎敬江(かねざき・ひろえ)さん
    笠森武(特例判事補)…遊佐邦博さん
    ※上記4名は、もともとは皆、明智の弟子。

    明智蘭子(明智の養女で明智小五郎財団の理事長)…田中千佳子さん
    蕗屋初代(蘭子の秘書。以前は明智の盟友・平田?の秘書)…木下智恵さん
    小林芳雄(初代・小林少年。実は「D坂殺人事件」の小林刑事の息子)…山本佳希さん
    鳩野弘子(明智小五郎奉賛会・会員。明智の熱狂的信奉者)…市川歩さん
    小山繭美(東都大学法学部の学生。実は「D坂殺人事件」の「犯人」の孫娘)…黒沢佳奈さん

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