御釜怪奇譚 公演情報 御釜怪奇譚」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    ゾンビものではあるんだけど、それに頼りきりじゃなく
    演劇的表現や手法などを駆使した非常に丁寧な作り
    そこにボスを始めとした個性的な役者が空気を作り出していく
    特に杉山愛実さんはストーリーを動かす力を持った熱演。今さらロミジュリ台詞で感動させられるとは思わなんだ
    諦めの町に住む人々の物語ってのが自分はツボなんだなと確認
    どうとでも解釈できる社会問題を散りばめつつも結局は人と人の物語

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/05/03 (木) 19:00

    限界村落の復興という軸にゾンビを絡ませ、社会派テイストと昭和の映画全盛期の怪奇ものの味わいを併せ持たせるのはいかにもレティクル座。。
    そう言えば、哀女「JK OF THE UNDEAD」(3月)、スズキプロジェクトバージョンファイブ「Z-Studio ~ゾンビ映画は愛を育む~」(4月)、それに本作と3ヶ月連続で若手によるゾンビものを観たが、いずれもホラー一辺倒ではなくそれぞれに訴えるものがあり、ゾンビ現象をその隠喩として使っているのがイイ。
    また、アレとソレを絶妙なバランスでブレンドしたラストも○。

    ネタバレBOX

    途中に出てくる「間違った方法で甦っても中身は空っぽ」という台詞がゾンビそのもののことでもあり同時にソンビによって復興した村のことも表現しており、さらに現実社会でのいろいろなことに対する皮肉にもなっていて秀逸。

    不死身の筈の「ゾンビ」が朽ちてしまうのはマッドサイエンティストである父親(ボス村松:好演!)に対する娘の復讐によるもの、という怪奇映画・モンスター映画にいかにもありそうなプロットを入れたのも巧い。

    さらに、(ゾンビを活用するのではなく)正しい方法での復興を目指す希望を見せつつ、ヒロインゾンビが朽ちる切なさを絶妙なバランスでブレンドしたラストシーンも余韻を残して上出来。

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