公演情報
「追想のエレジー」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/24 (木) 19:30
価格0円
初観劇。漁師らしき男が出てきたところからグッと盛り上がりました。序盤何か落ち着かない舞台に急に冷たい空気が流れ、その落差が激しくうっすら見えてきた家族の秘密を探る楽しみが客席に広がりました。
チケプレありがとうございました。
満足度★★★★★
・期待していた方向と違い、でも違う方向で期待以上だったので本当に良かった!
・守富さんの文章に「投げっぱなし」とあったが、観劇後に今回の公演がまさにその「提示」している状態とドンピシャで、すごいと感じた。
・もう少し切実な「漂流感」のイメージや内面を感じられるとなおよい。
・狂気の身近さを感じた。狂気にも方向性のバリエーションというか個性?も感じられ、登場人物間の関係性で変化するのも面白い。
・繰り返し出てくる重要なシーンが全体の方向性として動いていく感覚があって良かった。ダンスシーンも、後で実は多くの内容を扱っていた事に驚いたが、大事な要素はその場でしっかり伝わってきた。
満足度★★★★
開演前に読んだ当日パンフでの作・演出家さんの言葉、これが私にはすこぶる効果的でした。
前後にも文章があるのを前提に一部抜粋すると
・ドラマ部分をダンスに託しました。
・伏線を回収しませんでした。
・色々な説明をしませんでした。
・登場人物の変化にあまり関係のないキャラクターがいます。
一言でいうと「分かりづらい作品ですよ」的な事が書かれているのです。
そうなると、こちらも「よし、わかった!分かりづらいわけね、オッケー」とそれなりに観る体制が整ってくるものです。
ただひとつ気になるのは、観客の中にはそう演劇慣れしている風でもない、ご年配の方々も多数おられて、そんな難解な作品に対して不満が出てこないかという事でした。
そして公演がスタート。
んっ?全然分かりにくくなどありません。
むしろコメディー色が前面に出たアットホーム感が漂っています。
東京から帰ってきた娘はどこか気難しい所があるものの、島の家族や仲間達が創りだす空間は和やかで笑いも起こります。
ただ観進んでいくうちに段々違和感が生じてきました。
どうやら謎は随所に挟まれるダンスシーンにあった様です。
観終わった後には工夫が張り巡らされた演出にちょっと感動してしまいました。
あのダンスにはそういう意味があったのか~等ポロポロ気付きが浮き上がってきて面白いのです。
その気付きの数々が全て演出家さんの意図するものと一致しているのかは確かめませんでしたが、うんそれでOK。
イマジネーションを強く刺激する画期的な作品だったと思います。
前の当日パンフの言葉が自分にとって効果的だったのは、法律的な解釈や登場人物のバックグラウンドといった細かい事に対して逐一追求しようとは思わず、ただひたすら本流の物語に没頭できた点にあります。
気になっていた年配のお客さん達も満足気な笑い声をたてながら「あそこはこういう事だったのねー」と終演後の談義に花を咲かせていたのが印象的でした。