川、くらめくくらい遠のく 公演情報 「川、くらめくくらい遠のく」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 3.0
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  • 満足度★★

    チラシには、川を見ている人よりも、3つの川の見え方がある…そんなことを信じてやっていきたいと書かれている。
    本公演は何を伝えたかったのか、観せたかったのか最後まで解らなかった。60分という短編にも関わらず冗長に感じてしまい残念に思う。
    (上演時間1時間)

    ネタバレBOX

    素舞台、白線の囲いの中で役者3人が、ほぼ同じような演技を坦々と繰り返し、台詞も皆同じように朴訥とした口調でテンポもメリハリも感じられない。3人(1人何役も担い、何人の登場人物がいたのか分からない)が住んでいる街、暮らしと生活空間の紹介を長い時間軸をかけて説明しているが、その割りに街のイメージが浮き上がってこない。

    先に書いた、川を見ている人=観客よりも、3つの川の見え方=表現を優先したような感じである。作・演出の宮崎莉々香女史は、「ぐらつきのなかで、浮かび上がってくること『見える』というささやかさについて表現しました」とあるが、それが観客にも伝わること(内容)が必要ではないだろうか?3人の間での会話らしい会話がなく、あくまで一方通行のような説明では舞台としての立体化がなく飽きてしまうと思う。

    もちろん芝居は観る人の感性によって受け止め方が違う。全ての観客を満足させることが出来れば、それに越したことはないが、そのために作者が自分自身を見失ってはならない。その意味で、”こう表現したい”という思いは持っているようなので、もう少し観(魅)せる公演を期待しております。
  • 満足度★★★

     ある街に住む普通の人々の起きてから寝るまでの日常を、唯淡々と抑揚を押さえた棒読みのような発声と単純な動作の繰り返しで延々と描く作品。

    ネタバレBOX

    その余りの非演劇的表現によって一体何を否定したいと願っての表現なのか? という単純な疑問が湧いたので、帰宅後、入場時に貰ったメモに記されていた制作過程を見ることができるというURLにアクセスしてみたが指定通りに入力したURLは存在していないという以外の情報は得られなかった。
     以上の条件でつらつら考えてみると、否定的に表現したかったもの・ことがあるとすれば、それは、この余りにも凡庸な日本の庶民の持っている存在自体の腐敗だという考えが浮かんだ。日本人は内側から腐っていて、既に自力で回復することはできず、それを望んでもいないということだとも取れる。だとしたら、この先に待っているもの・ことは唯一つ、滅亡である。
     
  • 満足度★★★★

    三人の役者さんが次々に演じる街で暮らす人々により、大通りや川など、街の風景が見えた気がする。

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